未曽有の事態であったコロナウイルスの収束と共に、2023年に入り急激に日本からベトナムへの出張者が増えている今日この頃。
慣れない土地での海外出張で、唯一ゆっくり休める場となるホテル選びは非常に重要ですよね。
土地勘もなくどのエリアを選べばいいのかも分からない、できれば日本語で対応してくれるホテルがいい、バスタブが欲しい、などそれぞれこだわりの条件があると思います。
こちらの記事ではハノイのホテル選びのポイントと、お勧めホテルを紹介していきます。
ハノイでのホテル選びのポイント
①日本語対応の有無
異国の地で不安なことと言えばやはり、言語ですよね。
出張でいらしゃる方の中にはベトナム語はもちろん、英語もあまり得意ではない…できれば日本語で対応してくれるところがいいという方も多いのではないでしょうか。
その点ベトナムは日系のホテルや、日本語が通じるホテルがたくさんあります。
日本のビジネスホテルのような作りになっており、朝は日本食の和定食が食べられるホテルもありますよ◎
基本的には受付に日本語対応可能なベトナム人の方が常駐しているケースが多いですが、日本人の担当者がいるホテルもあります。
②大浴場やバスタブの有無
やはり海外といえばお風呂事情が気になるところではないでしょうか。
海外のホテルはシャワーのみのお部屋も多く、長旅で疲れた体を癒したい方にとっては重要なポイントですよね。
ベトナムでは湯舟に浸かる文化はないため、五つ星ホテルでもバスタブなしのホテルも多くあります。
しかし日本からの出張や旅行者が多いこともあり、日系ホテルではバスタブや大浴場、その他サウナまで備え付けているホテルまであります!
この後のホテル紹介の項目で大浴場付きホテルも出てくるので、要チェックです◎
③渋滞(ホテルと職場の立地)
そして、意外と盲点なのが立地です。
ハノイはとにかく渋滞が酷く、朝や夕方のラッシュ時は通常10分で行ける場所でも30分かかってしまうこともあります。
ベトナムでは仕事の開始時間が早く、通勤ラッシュアワーは7:30~8:30、帰宅ラッシュは17時~18時頃となります。
特に企業が多い、コーザイエリア、バーディンエリア、ハイバーチュンエリアなどは渋滞がひどく、上記の時間に移動予定がある場合はできる限りオフィスから近いホテルに宿泊することをお勧めします。
これに加えて雨が降ると、タクシーが捕まらないということも起こりますので、雨の日にはいつもより時間に余裕をもって出発しましょう。
おすすめのホテル5選
①東屋ホテル(日本語対応/リンラン・キンマー・ハイバーチュンエリア/10,000円~)
ベトナムで日系ホテルの代表といえば東屋ホテルです。
東屋ホテルの魅力と言えばなんといっても屋上に露天風呂付ということ!ベトナムで露天風呂に入れるなんて、出張疲れも癒されますね◎
朝6時~10時、夕方17時~24時までと長く楽しめるので、朝風呂もいいですね◎
宿泊しなくてもビジターの方も利用できるので、在住者の方も100,000VND~利用できるので休日に東屋の露天風呂でのんびりというのもいいですね♪
それに加えて、朝は和朝食や和食を中心としたブッフェが楽しめるので、異国の地へ行くと恋しくなる日本食で体を整えれば出張も頑張れますね。
日本語のテレビも観れたり、受付は日本語が通じるなどと、日本にいる時と変わらない快適な日々が過ごせます。
リンランエリア、キンマーエリア、ハイバーチュンエリアと日本人が多く住むエリアにあるため、立地も非常に便利ですよ。
できるだけ日本式で過ごしたい方にはおすすめのホテルです!
②SAKURA HOTEL(日本語対応/リューザイ・キンマー・コーザイエリア/9000円~)
ハノイで日系ホテルと言えば言わずと知れたSAKURA HOTEL。
日本大使館前、コーザイ、キンマーと便利な場所にあり、日本語対応をしてくれる安心安全のホテルです。
SAKURA HOTELでは無料で和朝食などの定食が食べられるのも嬉しいポイント!鮭の塩焼きやカレーライスなどがあり、部屋に持ってきてもらい食べることもできるのでプライベートも守られるのが嬉しいですね◎
そして、SAKURA HOTELにも大浴場やサウナがついているため、足を伸ばして大きなお風呂でのんびりできるので嬉しいですね。
東屋ホテルよりも少し低価格ですが、サービスや食事も質が高くおすすめのホテルです。
SAKURA HOTELはハノイのみの展開で、ホーチミンにはありません。
③KURETAKE INN(日本語対応/キンマーエリア/6000円~)
そして日系ホテル3つ目はKURETAKE INNです。
日本でも有名なくれたけインのホテルがハノイで展開しており、日本語対応もばっちりです◎
朝食は無料の和食を中心としたブッフェがついており、朝からたっぷり和朝食も食べられ、フォーなどのベトナム料理もあります。
そしてこちらのホテルも大浴場とサウナがついています。
しかし夜が22:30までと比較的早めに利用時間が終了となるため、会食などがある方の利用は難しいかもしれません。
KURETAKE INNの嬉しいところは、日本の漫画がたくさん置いてあるところ!出張で夜行くところもないしな~という方でもホテルでのんびり漫画を読んでお風呂に入ってリラックスできるのが嬉しいですね。
少し古いホテルにはなりますが、価格も安いため日系ホテルで価格を抑えたい方にはKURETAKE INNがお勧めです。
筆者もハノイ出張の際にはよく利用しているホテルです!
④Daewoo Hotel Hanoi (英語/キンマーエリア/15,000円~)
せっかくの海外出張、五つ星ホテルでのんびり優雅にステイしたい。けれど既定の宿泊費があるため、お値段はそこそこで…という方におすすめなのがDaewoo Hotelです。
コロナの収束と共に軒並みハノイのホテルの料金が上がっており2万円は超えるところがほとんどですが、その中でも比較的安価で宿泊できる五つ星ホテルです。
また、キンマーエリアのロッテショッピングセンターの向かいにあり、好立地であることもお勧めポイントです。
五つ星ホテルならではのバラエティ豊かなブッフェ朝食や、広いプールやレストランも複数あり、お部屋も広いためゆったりステイしたい方は必見です。
仕事でも旅行でも利用しやすいためか、周りでは最近Daewoo Hotelを利用しているという声をよく聞きます。
⑤Hanoi Hotel(英語/バーディンエリア/15,000円~)
こちらはバーディンエリアに位置する五つ星ホテルで、ハノイの老舗ホテルです。
ナイトクラブやカジノ、スパなどが併設されており、出張しながらも現地でしか楽しめないことをしたい!という方にはもってこいのホテルです。
ベトナムでは外国人に対してはカジノが認められており(無人・機械のみ)、せっかくだから体験してみたいという方はハノイホテルに宿泊してみてはいかがでしょうか?
ベトナムには五つ星ホテルも多くありますが、その中では比較的安価に宿泊できるホテルの一つです。
近くに湖もあり、ゆったり静かに過ごせるエリアですよ◎
まとめ
こちらの記事では出張時におすすめのハノイのホテル5選をご紹介しました。
日本から遥々ハノイへ向かい、限られた日数の中で数々のスケジュールをこなさなければいけない忙しいビジネスマンの皆様。
そんな方々が少しでも羽を伸ばして、快適な宿泊ができる空間をお伝えできていれば嬉しい限りです。
ベトナムのハノイは若者が多く活気に溢れている一方で、首都として古きよき東南アジアの文化や景色が色濃く残る素敵な街です。
お仕事の中でも現地を楽しんで、ハノイの魅力を探してみてくださいね◎