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- 2024.08.29
ベトナムは近隣の東南アジア諸国へ行きやすい立地です。
タイやマレーシア、シンガポールなどは日本人にも特に人気の都市で、ベトナムから直行便も多く飛んでいます。
特にバンコクは近い&便数も多く、ハノイからは約2時間、ホーチミンからは約1時間40分、ダナンからは飛行機で約1時間20分で行くことができます!
航空券も約1万円〜2万円と比較的お手頃価格なのも魅力です。
ベトナムからタイへの旅行をお考えの方向けに、今回はタイ・バンコクの2つの空港の紹介と、空港から市内へのおすすめの移動手段を解説していきたいと思います。
タイ旅行に必要なパスポート&ビザ
タイ入国後60日以内の観光目的の滞在の場合、日本国籍であればビザなしで入国することができます。
無査証での入国には往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件です。
ベトナム入国時と同じく、パスポートの残存期間は6ヶ月以上必要なので注意してください。
また喫煙者の方に注意していただきたいのがIQOSやプルームテックなどの加熱式タバコ、Vapeなどの電子タバコの持ち込みはすべて禁止されていることです。
違反した場合、最高で10年の懲役、または50万バーツ(約170万円)の罰金のいずれかが科せられます。
商売目的でなく、個人的に所持・使用していた場合でも罰せられますので、くれぐれもご注意ください。
タイ・バンコクには2つの空港がある!
タイ・バンコクにはスワンナプーム国際空港(BKK)とドンムアン国際空港(DMK)、2つの空港があります。
ハノイ・ホーチミン・ダナンからはどちらの空港にも直行便が飛んでいるので、航空会社や料金、旅の目的で選ぶことも可能です。
スワンナプーム国際空港(BKK)
スワンナプーム国際空港は2006年にオープンした国際空港です。
アジアのハブ空港的な存在の24時間空港で、世界各国から多くの航空会社のフライトが乗り入れています。
比較的新しく、敷地面積もドンムアン空港の約5倍ととても大きい空港です。
グルメ・ショッピング・両替やマッサージ店なども充実しており、空港でのお買い物や乗り継ぎ時間の暇つぶしなどもできます。
日本からは成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港(名古屋)、福岡空港、新千歳空港(北海道)の合計6空港から、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、タイ国際航空、タイ・エアアジアXなどの直行便が就航しています。
ドンムアン国際空港(DMK)
ドンムアン国際空港は1914年にタイ空軍飛行場として開港し、1924年に民間航空機の受け入れを開始した歴史の古い空港です。
スワンナプーム空港が開港以前はタイのハブ空港でしたが、現在は主に格安航空会社(LCC)の便や国内線が発着するターミナルになっています。
ハイブランドの免税店はありませんが化粧品・香水・酒・たばこなど有名ブランドの人気商品を取り揃えた免税店があります。スワンナプームに比べて店舗数は少ないですが、飲食店やコンビニ、ドラックストアなどもあります。
日本からは福岡空港、那覇空港から直行便を運航中です。
乗り継ぎの場合の空港間移動は?
バンコクから他都市や離島へ行く際は航空会社によってドンムアン国際空港⇄スワンナプーム国際空港間の移動が必要なこともあります。
それぞれの空港は約45kmほど離れているため、移動する際にはタクシー、電車、無料シャトルバスを利用します。
特に便利なのは無料で運行している「AOTシャトルバス」です。
AOTのカウンターにて搭乗券・eチケット控えを提示し、名前と電話番号を記入すると搭乗シールをもらうことができます。
無料シャトルバスは5時〜24時でおよそ30分に1本のペースで運行しており、所要時間は約40分となっていますが、渋滞なので1時間前後かかることも多々。
時間には余裕をもって利用しましょう。
空港→市内中心地への移動手段は?
タイ・バンコクの各空港から市内までの移動手段は、電車、タクシー、Grab、バスなどがあります。
どちらの空港からもバンコクの中心地へ車で約40分ほどかかる距離となっていますが、バンコク市内は交通渋滞が発生しやすいので時間に余裕をもって移動しましょう。
個人的に移動手段は少人数なら渋滞に巻き込まれる心配がない電車がおすすめですし、お子様がいたり荷物が多かったりする場合はGrabが便利かと思います。
では、それぞれの空港からの電車とタクシー/Grabの利用方法を解説していきます!
スワンナプーム国際空港から市内へ
エアポートリンク(電車)
スワンナプーム国際空港(始発)からバンコク中心地「パヤタイ駅」までは、約30分で到着します。
終点「パヤタイ駅」では、BTSスカイトレインのスクンビット線に乗り換えできます。
エアポートリンクの乗り場はスワンナプーム国際空港に到着後、エスカレーターで地下1階へ行き、自動券売機または受付からチケットを購入します。
料金は空港からパヤタイ駅まで45バーツ、営業時間は5時30分~24時です。
タクシーまたはGrab
スワンナプーム空港から市内まで車での所要時間は、渋滞がなければ約40分程度ですが1時間は余裕を見ておきましょう。
タクシーの場合は空港の1階にあるタクシー乗り場にて整理券を発券し、チケットに書かれている番号と同じ番号のタクシーに乗車します。
Grabの乗車場所は、1階の4番出口を出たところにピックアップポイントがあります。
料金は約300〜500バーツ+空港使用料50バーツ+有料道路を走る場合は追加料金です。
ドンムアン国際空港から市内へ
SRTダークレッドライン(電車)
2021年11月29日に開業した鉄道路線で、ドンムアン国際空港からバンスー駅(現在の名前はクルンテープ・アピワット駅)までを結んでいます。
空港からバンスー駅までは約20分ほどで、バンスー駅からMRT(地下鉄)に乗り換えができます。
SRTダークレッドラインの乗り場は国内線ターミナル(第2ターミナル)の2階になります。
国際線から国内線へ移動し、案内に沿って進むと乗り場に着きますが、国際線の到着口から歩いて10分ほどかかります。
自動券売機または受付からチケットを購入します。
空港からバンスー駅までの運賃は40バーツ、営業時間は5時30分~24時です。
タクシーまたはGrab
空港から市内まで車での所要時間は、渋滞がなければ約40分程度です。
スワンナプーム発よりも渋滞に巻き込まれる可能性は低い気がします。
タクシー乗り場は、1階到着ロビーの8番出口前です。
発券機で待ち番号を発券し、自分の番号が呼ばれたらカウンターへ行き、係員に行き先を告げます。
Grabの乗車場所は国内線ターミナルの1階12番出口にピックアップポイントがあります。
料金は約300バーツ+空港使用料50バーツ+有料道路を走る場合は追加料金です。
おすすめの空港は?
どちらかの空港を選べるとなった場合、私だったらドンムアン国際空港を選択します!
空港の規模は小さいものの、出入国審査の混み具合や中心地までのアクセス・所要時間を考えるとドンムアン国際空港の方が利便性がいいと個人的には感じます。
まとめ
今回はタイ・バンコクにある2つの空港とおすすめの市内までの移動手段をご紹介しました。
事前に現地到着後の移動方法が決まっていると、その後もスムーズに予定を過ごすことが出来ます。
ベトナムからも気軽にお手頃価格で行けるので、連休や気分転換にタイ・バンコクへの旅行を検討されてみてはいかがでしょうか?