ベトナムの美しい島々を巡る「アイランドホッピング」は、透き通った海と手つかずの自然を存分に楽しめる人気のアクティビティです。
フィリピンやタイなどのリゾート地でも有名ですが、最近ではベトナムでも注目を集めています。
ニャチャンやフーコック島をはじめ、大小さまざまな島々が点在し、それぞれに異なる魅力を持っています。
この記事では、ベトナムでアイランドホッピングを楽しむためのおすすめエリアとその魅力、注意点についてご紹介します。
アイランドホッピングとは

アイランドホッピングとは、ボートに乗ってビーチリゾート周辺の美しい島々を巡るアクティビティのこと。
アイランドホッピングの醍醐味は、観光客が多いメインのビーチリゾートを離れて、より透明度の高い海や手つかずの自然を満喫できるところにあります。
人が少ない静かな島で、シュノーケリングを楽しんだり、ビーチでバーベキューをしたり、まるでプライベートな時間を過ごしているかのような特別な体験です。
最近では、ベトナムでもアイランドホッピングが注目を集めており、例えば、南部にあるフーコック島周辺には、大小さまざまな島が点在しています。
無人島に足を踏み入れたり、クリスタルブルーに輝く海でシュノーケリングやダイビングを楽しめます!
サンゴ礁が広がる海中の世界は、まるで水族館の中を泳いでいるかのような美しさ。
こうした大自然に触れる体験は、ベトナムならではの魅力といえるでしょう。
アイランドホッピングするのにおすすめのエリア5選
ベトナムには美しいビーチや島々が点在しており、アイランドホッピングを楽しむのに絶好の場所がたくさんあります。
今回は、その中でも特におすすめのエリアを5つご紹介します。
ニャチャン

ニャチャンの魅力
ベトナム南部にあるニャチャンは、美しいビーチと豊富なアクティビティが楽しめる人気のリゾート地です。
エメラルドグリーンの海と周囲に点在する島々が、リラックスしたい人にも、冒険を求める人にも理想的な環境を提供しています。
ニャチャンには、他のリゾート地ではなかなか味わえないユニークなアクティビティがいくつかあります。
特にThap Ba Mud Bathの「泥温泉」は、訪れた人々の間で大人気!
天然の泥を使ったスパ体験は、肌をなめらかにするだけでなく、体を芯から温め、旅の疲れを癒してくれます。
リラックスした時間を過ごすのにぴったりのアクティビティです。
さらに、ニャチャンのもう1つの魅力は、海洋保護区であることです。
ここでは、シュノーケリングやダイビングを通して、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚たちを間近で観察できます。
透明度の高い海で、豊かな生態系を体験できるこの海洋保護区は、自然と触れ合いたい人にとって最高のスポットです。
また、ニャチャンは、高級リゾート地としての魅力も満載です。
「Vinpearl Luxury Nha Trang」や「Villa Le Corail, a Gran Meliá Hotel」などの数多くの5つ星ホテルが並び、どれも一流のサービスと贅沢な滞在を提供しています。
広々としたプライベートビーチや、リラックスできるスパ、そして洗練されたレストランでの食事を楽しめるホテルが多く、非日常な贅沢を味わえる場所です。
都会の喧騒を忘れて、穏やかな海を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのは、まさに至福のひとときです。
ニャチャンの注意点
ただし、ニャチャンを訪れる際にはいくつか注意点もあります。
まず、主要都市からニャチャンへアクセスするには、飛行機の乗り継ぎが必要なことが多く、少し手間がかかるかもしれません。
また、雨季には海が濁り、美しいエメラルドグリーンの海がクリアに見えにくくなることもあります。
天候や旅行シーズンを事前に確認して、最適な時期に訪れるのがおすすめです。
フーコック

フーコックの魅力
フーコック島は、ベトナム最大の島で、豊かな自然と高級リゾートが魅力の人気リゾート地です。
青い海と白い砂浜に囲まれたこの美しい島は、家族旅行やカップルのロマンチックな休暇にぴったり。
フーコック島の大きな魅力の1つは、豪華なリゾート施設が豊富に揃っていることです。
「Ocean Bay Resort & Spa Phu Quoc」や「Mövenpick Resort Waverly Phu Quoc」などの5つ星ホテルやヴィラタイプの宿泊施設が島全体に点在しており、どのリゾートでも贅沢で快適な滞在を楽しめます。
プライベートビーチ付きのリゾートも多く、波の音を聞きながらゆっくりと寛ぐひとときは、日常を忘れさせてくれる特別な体験です。
また、フーコック島は、自然が好きな人にとっても理想的な場所です。
島の約半分が自然保護区に指定されており、手つかずの森林や美しいビーチが広がっています。
ハイキングやバードウォッチング、さらにはSuoi Tranhと呼ばれる滝を巡るエコツアーなど、自然と触れ合うアクティビティも充実しています。
フーコックの注意点
フーコックの魅力が高まる一方で、観光客の増加により一部のエリアでは混雑が目立つようになってきました。
特にハイシーズンにはビーチや観光スポットが多くの旅行者で賑わい、静かで落ち着いた雰囲気を求める人には少し不向きな時期もあります。
カットバ島

カットバ島の魅力
カットバ島は、ベトナム北部のハロン湾に浮かぶ大きな島で、自然をこよなく愛する人にとってまさに天国のような場所です。
島の約半分は国立公園として保護されており、手つかずの自然や希少な動植物が今も生息しています。
特に、カットバ島固有の「カットバラングール」と呼ばれるサルは、世界でもこの場所でしか見られない貴重な存在です。
カットバ島で特におすすめなのが、ハロン湾とその周辺を巡るクルーズやカヤックツアーです。
世界文化遺産に登録されたハロン湾をクルーズで進みながら、大小さまざまな岩が海に浮かぶ幻想的な風景を堪能するのは、この島ならではの体験です。
また、カヤックで洞窟を探索したり、ボートでしか行けない隠れたビーチに立ち寄ったりと、まさに冒険気分を味わえるのもこのエリアならではの魅力です。
自然に囲まれたビーチで、ひとり静かに過ごす時間は、まるでプライベートビーチを独り占めしているかのような贅沢な体験ですよ。
カットバ島の注意点
自然豊かな観光地として有名ですが、ベトナム北部に位置しており、冬は寒さが厳しいです。
海に入るのに適さない時期なので、海でのアクティビティを楽しみたい方は旅行の時期を慎重に選ぶことが大切です。
コンダオ諸島

コンダオ諸島の魅力
ベトナム南部に位置するコンダオ諸島は、16の小さな島々から成る静かなリゾート地です。
フランス統治時代には政治犯を収容する刑務所があったことで知られていますが、現在ではその過去を学びながら、贅沢なリゾートライフを満喫できる特別な場所となっています。
コンダオ諸島の最大の魅力は、その美しい海。
特にダイビングやシュノーケリングを楽しみたい方には理想的なスポットです。
周辺の海域は海洋保護区に指定されており、ベトナム屈指のサンゴ礁が広がっています。
ジンベイザメに出会えるチャンスがあるのも、このエリアならではです。
また、コンダオ諸島では、ウミガメの保護活動が盛んに行われていることも注目ポイントです。
5月~10月にかけてのウミガメの産卵シーズンには、ウミガメを観察したり、赤ちゃんウミガメの放流を体験できるツアーが開催されます。
コンダオ諸島は、自然だけでなく、歴史に興味のある人にも人気のスポットです。
フランス統治時代やベトナム戦争中に使用されたコンダオ刑務所は、今でも保存状態が良く、見学できます。
島全体に広がる歴史的なスポットを巡ることで、ベトナムの壮絶な過去を知る機会を得られます。
コンダオ諸島の注意点
コンダオ諸島は美しい自然と静かな環境が魅力ですが、アクセスが不便な点に注意が必要です。
コンダオへの移動手段は、ホーチミンからの国内線飛行機が主な方法となり、飛行機の便数が限られているため、事前にしっかりとスケジュールを確認し、早めに予約を取ることが重要です。
また、天候の影響でフライトが遅延したり、キャンセルされることもあるため、スケジュールには余裕を持たせましょう。
さらに、船でアクセスする場合も、海の状態によっては欠航することがあるため、特に雨季には渡航が難しい場合があります。
ボートの運航状況を事前に確認し、天候に左右されるリスクも頭に入れておくと安心です。
チャム島

チャム島の魅力
チャム島は、ベトナム中部のホイアン沖に浮かぶ、美しい自然保護区に指定された島々です。
手つかずの自然が残るこのエリアは、海洋生物が豊かで、持続可能な観光が推進されている生物圏保護区にも登録されています。
ホイアンからボートでわずか1時間で到着するチャム島は、シュノーケリングやダイビングを気軽に楽しむのに最適な場所です。
特に、ダイビング初心者にもおすすめのポイントが多く、美しいサンゴ礁や色鮮やかな魚たちに出会えます。
ライセンスがなくても楽しめる環境なので、初めてのダイビングに挑戦するにはぴったりです。
また、チャム島では、リゾート体験だけでなく、ローカルな体験も楽しめます。
島内には小さな漁村が点在しており、地元の漁師たちの暮らしに触れられます。
特におすすめなのは、地元の家庭で提供される海鮮料理。
漁師たちがその日に獲った新鮮な魚介類をそのまま楽しめるのは、チャム島ならではの贅沢です。
採れたての魚を使った料理は、どれも新鮮で味わい深く、心に残るひとときになるでしょう。
チャム島の注意点
チャム島は、美しい自然とローカルな体験が楽しめる素晴らしい場所ですが、いくつか注意点があります。
まず、宿泊施設が限られているため、島での滞在を希望する場合は事前に宿泊先を確保しておくことが重要です。
選べる宿泊先が少なく、特にハイシーズンには早く満室になることもありますので、早めの予約をおすすめします。
また、宿泊施設の設備がシンプルな場合が多いため、快適な滞在を望む場合はダナンやホイアンからの日帰り旅行にするのも良いでしょう。
さらに、雨季(9月〜12月頃)は波が高く、ボートの運航が不安定になることがあります。
このため、渡航が難しくなる可能性もあり、天候や海の状況に注意して計画を立てる必要があります。
特に雨季に訪れる際は、天候に柔軟に対応できるよう、スケジュールに余裕を持たせると安心です。
アイランドホッピングするうえでの注意点

アイランドホッピングは、自然の美しさを楽しみながら複数の島を巡る魅力的なアクティビティです。
ただし、快適で安全に楽しむためには、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。
ここでは、その中でも特に重要な注意点をご紹介します。
食あたり対策をする

ベトナムの地元料理を楽しむのもアイランドホッピングの醍醐味ですが、食あたりには十分気を付けたいところです。
特にフーコック島やニャチャンの屋台やローカルなレストランでは、衛生基準が異なる場合もあります。
新鮮な魚介類が多く提供される一方で、食べ慣れない食材や調理法によって体調を崩すこともあるかもしれません。
食あたりを防ぐためには、評判の良いレストランを選び、できるだけ火の通った料理を選ぶことがポイントです。
生水や氷は避け、ミネラルウォーターやボトル入りの飲料を選ぶのが安全です。
また、整腸剤や食あたり用の薬を持参しておくと、万が一の体調不良にも対応できます。
特に、医療施設が十分に整っていない小さな島々では、医薬品が手に入りにくいこともありますので、事前の準備が安心につながります。
ベトナムの美味しい料理を存分に楽しむためにも、健康管理をしっかり行いましょう。
観光客狙いのぼったくりや盗難に注意

観光地では、観光客を狙ったぼったくりや盗難が起こることがあります。
ベトナムのリゾート地でも、観光客に対して通常より高い料金を請求されることがあります。
レストランやお店での支払い時には、必ず料金を確認し、必要に応じて値段交渉を行うことが大切です。
特に屋台や露店では、価格があいまいなことも多いため、遠慮せずに交渉することをおすすめします。
また、貴重品の管理にも十分な注意が必要です。
観光中には、必要最低限の現金やクレジットカードのみを持ち歩き、パスポートや大金などの貴重品は、宿泊施設のセーフティーボックスに預けるのが安心です。
ビーチやボートでの移動中も、荷物から目を離さないように注意し、盗難対策をしっかりと行いましょう。
まとめ
ベトナムのアイランドホッピングは、自然の美しさと冒険心を満たす特別な体験を提供してくれます。
ニャチャンやフーコック、カットバ島など、それぞれの島々が持つ個性的な魅力は、訪れる人々を飽きさせません。
美しい海でのシュノーケリングやエコツーリズム、そして静かなビーチでのひとときは、都会の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュする時間を与えてくれるでしょう。
アクセスや時期に注意しつつ、ぜひ次の休暇にはベトナムのアイランドホッピングに挑戦してみてください。
ベトナム情報週刊コラム
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