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- 2025.02.01
タイを訪れるなら本場のタイ料理は必食!
日本でもお馴染みのタイ料理が多いですが、本場でタイ料理を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
タイの各地方にはそれぞれ名物料理がありますが、バンコクではほとんどの料理を楽しむことができます。
今回は初めてバンコクに訪れる方向けに、食べておきたいタイ料理をご紹介します。
押さえておきたい!タイで食べたい名物料理10選
🍲トムヤムクン(Tom Yam Kung)
「トム・ヤム・クン」は、世界三大スープの一つに数えられるタイ発祥のスープです。
ハーブやスパイスの風味が特徴で、酸味と辛みのバランスが絶妙です。エビをはじめとする多くの具材が入り、辛いだけでなく深い味わいが楽しめます。
タイ語で「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」はエビを意味し、つまり「煮て混ぜて作るエビのスープ」という意味です。
🍚カオマンガイ(Khao Man Kai)
「カオマンガイ」は鶏の油で炒めたタイ米を鶏のスープで炊き込み、その上にゆで鶏をのせたタイ料理です。
甘辛いタレをかけて食べるのが特徴です。「カオ」は米、「マン」は油、「ガイ」は鶏を意味します。
タイではどこにでもカオマンガイの食堂があり、庶民にとってとても身近な料理です。蒸し鶏か茹で鶏が通常ですが、ローストチキンやフライドチキンで提供しているお店もあります。
🍚ガパオライス(パッ・ガパオ・ガイ/Phat Kaphrao Gai)
「パッ・ガパオ・ガイ」はタイの屋台定番メニューで、日本では「ガパオライス」として知られています。
鶏ひき肉をバジルと炒め、唐辛子、ナンプラー、オイスターソースで味付けした伝統的タイ料理「パッガパオ」にご飯を添えた料理です。
鶏肉の代わりに豚肉や牛肉を使ったり、目玉焼きをトッピングしたりと、バリエーションも豊富です。
🍜パッタイ(Pad Thai)
「パッタイ」は、タイの米粉麺を使った焼きそばで、国民食として愛されています。
タイ語で「タイ炒め」を意味し、屋台や食堂では定番のメニューです。米粉で作られた平たい麺を、タマリンドペーストやナンプラーで甘酸っぱく味付けし、もやしやニラ、豆腐、卵、豚肉や海鮮などを加えて炒めます。
仕上げにライムや砕いたピーナッツがトッピングされます。
シンプルながら奥深い味わいの一品で、老若男女に好まれる麺料理です。
🍜カオソーイ(Khao-Sō-i)
「カオソーイ」はタイ北部、特にチェンマイの代表的な料理で、ラオス北部でも食べられているカレーラーメンです。
ココナッツミルクベースのスープにカレースパイスがたっぷり入っており、卵麺と一緒に食べます。
スープは、香辛料が強めなものからココナッツミルクが多いマイルドなものまで、お店によって様々です。鶏、豚、牛などの柔らかく煮込んだ肉を選んで食べることができます。
付け合わせには、高菜の漬物、玉ねぎ、ライム、チリペーストがよく添えられるのでお好みで味変もできます。
🍛グリーンカレー(Green curry)
「グリーンカレー」はタイカレーの代表格で、スープのようにサラサラしたカレーです。
主な具材は鶏肉、たけのこ、ナスなどで、ココナッツミルクで煮込み、最後にナンプラーで味を整えます。
現地ではご飯と別々に盛り付け、少しずつカレーをかけながら食べるのが一般的なスタイルです。
タイカレー豆知識💡
タイカレーは、グリーン、レッド、イエローの順で辛さが強くなります。辛さの元は「唐辛子」で、グリーンカレーは青唐辛子やパクチー、レッドカレーは乾燥した赤唐辛子、イエローカレーはカレー粉やターメリックを使います。イエローは日本のカレーに近く、まろやかな味わいです。
🍛プー・パッ・ポンカリー(Poo Pad Pong Curry)
「プーパッポンカリー」はタイ発祥の料理で、カニやソフトシェルクラブを甘辛味噌油で炒め、牛乳入りの卵液を加えた一品です。
名前の意味は、「プー」がカニ、「パッ」が炒める、「ポンカリー」がカレー粉。ピリ辛でコク深い味わいが特徴です。
バンコク市内のレストランや屋台で食べることができますが、バンコクにある人気レストラン“ソン・ブーン・シーフード(建興海鮮酒家)”がプー・パッ・ポンカリー発祥のお店で、各国の著名人も訪れています。
ソン・ブーン・シーフードのメニューや予約はこちらからどうぞ!
🍛マッサマンカレー(Massaman curry)
「マッサマンカレー」はタイ南部発祥のカレーで、鶏肉やジャガイモ、ココナッツミルク、ピーナッツを煮込んだ料理です。
「マッサマン」とは、「イスラムの」という意味で、イスラムのコミュニティから生まれた料理と言われています。
スパイスがたっぷり使われていますが、日本人にも馴染みやすいコクと甘みが特徴です。
2021年、CNN Travelの「世界でもっともおいしい食べ物ランキング50」で1位に選ばれ、世界中で注目されました。
🥗ソムタム(Som Tum)
「ソムタム」はタイ東北部イサーン発祥のサラダで、タイ全土で親しまれています。
シャキシャキした青パパイヤに、トウガラシやナンプラー、干しエビなどを混ぜた一品で、南国の蒸し暑い気候にぴったりな辛味と酸味が特徴です。
昼食や夕食、軽食として幅広く食べられていますが、辛いものが苦手な方は注意が必要です。
🥗ヤムウンセン(Laab woonsen)
ヤムウンセンもタイの定番サラダ料理ですが、温かい状態で提供されるのが特徴です。
タイ語で「ヤム」は「和える」、「ウンセン」は「春雨」を意味します。
野菜やハーブ、ひき肉やシーフードを調味料で和えた一品で、具材の旨味と生唐辛子の辛味、タレの甘酸っぱさがクセになります。
暑く食欲がない時もさらっと食べられるので、夏バテやちょっとお酒のおつまみが欲しい時にもおすすめです!
パクチーが苦手な方は?
タイ料理では大体の料理にパクチーが使われています。
パクチーが苦手な方は、注文の際に「マイ パクチー(Noパクチー)」や「マイ サイ パクチー (パクチー入れないで下さい)」と伝えることをおすすめします。
男性の場合は語尾に“クラップ”、女性は“カー”を入れると丁寧な表現になります。
色々食べたい・ローカルレストランが不安な方は「タリンプリン」へ
色々な料理を一気に食べてみたい・ローカルレストランが不安、という方にはバンコク市内で数店舗を持つ、老舗タイ料理レストラン「Taling Pling(タリンプリン)」がおすすめです。
写真付きメニューがあり、タイ各地の伝統的な家庭料理からタイ全土でメジャーなタイ料理までいただけます。
料金も比較的手頃で店内も綺麗、味付けもタイ料理を食べ慣れていない人でも馴染みやすい料理となっており、お子様連れやお年寄りでも安心して利用できます。
特におすすめの店舗はスクンビット34店。築約70年の邸宅を改装したお洒落な一軒家で、敷地が広く天井も高くモダンな雰囲気が抜群です。
席数も300席と多く個室の用意もあるので、大人数での会食やパーティーにも利用しやすいです。
筆者おすすめのレストラン「Madame Musur」
もっとローカルの雰囲気を楽しみたい!という方におすすめなのが「Madame Musur」。
バックパッカーの聖地・カオサン通りの側ですが、喧騒から離れたランブトリ通りに面していて、オープンエアーでのんびりとした雰囲気が楽しめるお店です。
上記で紹介したタイ料理のほか、タイ東北部のイサーン料理も楽しめます。
どの料理も食べやすい味付けや辛さになっているので、旅行者やタイ料理初心者にもおすすめです。
席数も比較的多く、テラス席やソファ席など席の種類も充実しています。
ドリンクだけでも利用できるので、お近くに行かれる方はぜひ訪れてみてくださいね。
まとめ
こちらの記事ではタイ名物料理をご紹介しました。
ご紹介したお店以外にも、それぞれの料理の専門店や人気レストランがバンコク市内にはたくさんあります。
是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。