【ベトナム生活の必需品】在住者が実感!日本で準備すべき9つのアイテム

【ベトナム生活の必需品】在住者が実感!日本で準備すべき9つのアイテム

  • ベトナム生活の必需品を知り、渡航の準備をしたい。
  • ベトナムでは、何が買えて何が買えないのか、知りたい。
  • 日本から持っていくべき物は、何かあるのかな?

こういった悩みに答えていきます。

日本で準備したほうが良い物9つをご紹介

今回の記事では、ベトナムで長期滞在される人向けに「日本で準備したほうが良い、ベトナム生活の必需品9つ」をご紹介します。

ベトナムという異国でも、出来るだけ日本と変わらない、快適な生活を送りたいものです。
ただ、必要な物を考えていると、どれも必要な気がして、気がつけば荷物の量が増えてしまいます。
とは言え、ベトナム渡航してから「やっぱり日本で準備しておけば良かった・・・」という後悔は避けたいところ。

そこで、ベトナム就職8年目の筆者が、「ベトナム生活の必需品」というテーマで解説していきます。
今回ご紹介するものは、以下の基準に沿って厳選しました。

  • 「日本で準備したほうが良い」
    • ベトナムでは(渡航後は)、入手が困難な物。
    • 日本からベトナムへ配送可能だが、時間の掛かる物。
    • ベトナムでも購入・入手可能だが、日本同等のクオリティでは手に入りにくい物。
  • 「必需品」
    • 筆者がベトナム現地で「持っていて良かった」と感じた物。
    • 筆者がベトナムに持参せず、困った経験のある物。

*尚、誰もがベトナムへの渡航に必要なパスポート、ビザは除外しています。

ベトナム生活の必需品その①「日本のクレジットカード複数枚」

1つ目は、複数枚の日本のクレジットカードです。
選んだ理由は、以下の通りです。

  • 海外居住した後では、日本のクレジットカードを作成できない。
  • 1枚だと、現地で紛失した際、再発行されたカードを日本帰国時に入手するまで、使えなくなる。

ベトナムの銀行口座開設後、クレジットカードを作成することも可能です。
しかし、急な出費の際の利用や、万が一の時のキャッシングなど、持っておけば安心感が得られます。

※また、現地採用で渡航される人は、試用期間に保険が適用されないことが殆どです。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを持参しておくと、渡航日から90以内(*要カード会社確認)は保険適用されるため重宝するでしょう。 

ベトナム生活の必需品その②「日本語配列キーボードを搭載したパソコン」

2つ目は、日本語配列キーボード搭載のパソコンです。

普段、使用されているパソコンのキーボードが「日本語(JIS)配列」の人向けです。
当てはまる人は、日本からパソコンを持参されると良いでしょう。

理由は、ベトナムで入手できるパソコンは「英語(US)配列」であるからです。
筆者自身、「日本語(JIS)配列」から「英語(US)配列」への変更により、慣れるまで、以下の点に時間が掛かりました。

  • 面積の小さい「エンターキー」
  • 入力モードを半角英数⇔平仮名間で変更する時、ワンタッチで変えられない。
  • キーの位置が異なる
  • 例:+(プラス)、()(括弧)、「」(カギ括弧)

些細な事の様に思われるかもしれません。
事実、パソコン内での設定や外部のアプリケーションを設定することで、英語(US)配列キーボードでも、後から「日本語(JIS)配列」に変更することも可能です。

しかし、タイプミスやタイピングスピードの遅れなど、配列の違いは想像以上にストレスを感じます。

業務用と私用のパソコンが異なる場合もあるでしょう。
ただ、勤務時間外のちょっとした調べ物など、パソコンを活用する機会に多く出逢うと実感しています。

現在ご利用のパソコンが「日本語(JIS)配列」の人は、日本からパソコンを持参されると良いでしょう。

ベトナム生活の必需品その③「日本製の薬全般」

3つ目は、日本製の薬全般です。
以下の理由から、日本製の薬は持参される事をオススメします。

  • ベトナム製の薬は、同様の効能でも、成分量が多い場合がある。
  • 薬局では日本語はもちろん、英語もあまり通じない。

「現地の病は、現地の薬で治療したほうが良い」という考え方もあるでしょう。
しかし、成分量の多い薬が、自分に合うかどうかは、飲んだ後ではないと分かりません。

また、いざ薬が必要な時に、言語の通じない薬局でコミュニケーションを行うことは、心理的にも大きな負担です。
「心理的な安心感」を得るためにも、日本で慣れ親しんだ薬を持参されると良いでしょう。

因みに、筆者が「ベトナム現地に持参して良かった」と感じた物をご紹介します。

  • 目薬
  • 整腸薬
  • 湿布薬
  • 虫刺され用の薬

ベトナム生活の必需品その④「フローリングワイパー」

4つ目は、掃除用具のフローリングワイパーです。

ハノイ、ホーチミンなどの外国人向け住宅(サービスアパート)では、週に数回の掃除サービス付き物件が見つけやすい状況です。
よって、自身で掃除をする必要が無い人もいらっしゃるでしょう。
とは言え、ふとした時に自分でも掃除をしたいと思った時、フローリングワイパーを使いたいと思う人も多いのではないでしょうか。

問題は、ベトナムではこのフローリングワイパーが、中々見つからない事です。
近年、店舗の数を増やすイオンモールや、ベトナム現地のECサイトをベトナム語で検索しても、滅多に見つかりません。

「掃除機でも十分」という意見もあります。
ただ、ベトナムでは日本よりも、室内に細かなチリが溜まりやすい環境です。
掃除機では吸いきれない汚れを除去するために、フローリングワイパーが活躍します。

そんな状況の中、フローリングワイパーが手に入りにくい理由として、ベトナムでは、サイズの大きな「水拭きモップ」が一般的である為、と考えられています。
よって、フローリングワイパーの需要が少ないようなのです。

もちろん、このモップでも掃除は十分可能ですが、モップの先端を定期的に買い直す必要がある、スペースを取るなどのデメリットも。

「自身で掃除が出来る準備をしておきたい」という人は、日本からフローリングワイパーを持参されると良いでしょう。

ベトナム生活の必需品その⑤「ショートメッセージの送受信可能な、日本の電話番号付SIMカード」

5つ目は、ショートメッセージ(SMS)の送受信可能な、日本のSIMカードです。

以下の理由から、データ通信に加えて、電話番号でショートメッセージ(SMS)の送受信も可能なSIMカードの契約を推奨します。

  • ネット上で、日本の何らかのサービス登録をする際、電話番号が必要な場合がある。
  • 日本の一時帰国時、直ぐに携帯電話を使用できる。

デメリットとしては、日本のSIMカードを継続利用するため、毎月の維持費用が掛かることです。
ベトナム就職に当たり、日本のSIMカード利用を解除するお考えの人もいるでしょう。

筆者も同様の考えを持っていたため、ベトナム就職時、日本のSIMカードをキャンセルして渡航をしました。

すると、以下の様な不都合に直面することになりました。

  • 電話番号が求められる日本のサービス申込ができない。
  • 年に1,2回の一時帰国の度に新たにSIMカードを調達しなければならない。

ベトナム渡航前に電話番号を維持しておくべきだった、と後悔しています。

最近は、日本において、格安SIMカードが利用しやすくなりました。
また、コストが毎月数千円程度で済むものもあります。

よって渡航前に一定金額を銀行口座に入金しておけば、十分まかなえる金額です。
また、一時帰国の度に入金する、最悪の場合、家族や友人に送金してもらう等の、対応も可能でしょう。

ベトナム渡航前に、電話番号付きの格安SIMを契約する事を、考えてみて下さい。

ベトナム生活の必需品その⑥「ボールペン」

6つ目はボールペンです。

種類を問わなければ、ベトナムでもボールペンの入手は可能です。
とは言え、「書き味の良さ」や「持った時の快適さ」、「複数の色を搭載する多色ペン」など、リーズナブルで高機能なペンの選択肢は限られています。
よって、選択肢が非常に多い日本で購入されることをオススメします。

また、お客様やサプライヤーとの面談時に、デザインの良いペンを使いたい、という人もいるでしょう。
そういった小綺麗なペンも、ベトナムで入手可能ですが、価格帯が跳ね上がり、数千円〜数万円のブランド物になってしまいます。
つまり、500〜1000円などの手頃な価格帯のペンがないのです。

安価で高機能なペンは、日本で忘れずに入手するようにしましょう。

ベトナム生活の必需品その⑦「電子書籍端末」

7つ目は、電子書籍端末です。

ベトナムでは日本語で書かれた紙の本が、手に入れにくいためです

ハノイとホーチミンでは、日本語の本が見つかる場所もあります。
日本の紀伊國屋書店と提携したローカル書店「FAHAZA」や、本が寄付された日本食レストランなどです。

しかし、自分が求める特定の本や最新の出版物などを、タイムリーに手に入れるには、電子書籍の利用がベストと言えるでしょう。

尚、アマゾンの「Kindle Paperwhite」といった電子書籍端末は、ハノイやホーチミンなどの都市であれば、入手可能です。
スマートフォンやタブレットのアプリでも同等の機能が果たせるものもあります。
ご自身の好みに合わせて、使いやすい方を選択されると良いでしょう。

とは言え、「渡航後すぐに読みたい」「現地での購入と設定が面倒」という人は、日本で入手の上、セッティングまで済ませておくと便利です。

ベトナム生活の必需品その⑧「キレイ目の靴」

8つ目の必需品は、キレイ目の靴です。
ここで言う「キレイ目」とは、「オフィスやフォーマルな場で使用できる」という意味です。
男性で言えば革靴、女性で言うハイヒールやパンプスなどに当たります。

ベトナムに置いても、キレイ目の靴を販売する「お店」を見つけるのには苦労しません。
イオンモールや現地のデパート「Vincom Center(ビンコムセンター)」などに行けば、複数のお店を見つけられるでしょう。

ただ、「気に入ったデザイン」「自分に合うサイズ」が見つかるかは別問題。
当然ながらベトナム人の嗜好に合わせた品揃えの為、好みの靴が見つけにくい事もあります。

特にサイズが大きい人は要注意です。
ベトナムでは28cmまでしか取り扱っていないお店が多いからです。
筆者のサイズである29cm(ベトナムで一般的な欧州サイズだと45)の靴がある事は滅多に無く、ベトナムでの靴の購入は諦めています。

オフィスやフォーマルな場で使用する靴は、日本でご用意の上、ベトナムに持参する事をオススメします。

ベトナム生活の必需品その⑨「折りたたみ傘」

9つ目は、折りたたみ傘です。
ベトナム現地で入手しやすい傘と言えば、長い傘であるからです。

ベトナムでは、基本的に全土に渡って、雨がまとまって降る季節が有ります。
特に、ホーチミンなどの南部地方は、毎年5月〜11月は雨季となり、ほぼ毎日雨が降ります。

とは言え、降らない時間帯もあるため、持ち歩きやすい折りたたみ傘が欲しいところ。
ただ、ベトナムではまだまだ一般的ではありません。
当然、日傘も手に入れにくいです。

よって、日本で1本、壊れることも想定して数本、折りたたみ傘を持参されると、便利でしょう。

まとめ

今回は、「日本で準備したほうが良い、ベトナム生活の必需品9つ」をご紹介しました。
いずれも、現地在住の筆者が「日本で準備しておいて良かった」「日本から持ってくれば良かった!」と実感した物です。

経済発展や日本の小売店の進出により、年々ベトナムでの買い物は便利になっています。
しかし、まだまだ手に入れにくい物が多いのも事実。

今回の記事が、ベトナム渡航の準備や、ベトナム生活のイメージに役立つ情報となれば幸いです。

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

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