いざ転職を決め、夢の海外移住!
仕事もバリバリ頑張りながら、プライベートも満喫したいですよね。
日本とは全く違う生活がベトナムではじまると思うと期待と不安が入り交じるところですが、実際にベトナムで働く日本人はどんな日々を過ごしているのでしょうか?
30代働く女子の実際の平日のリアルなスケジュールを公開していきます!
ある平日の過ごし方
AM7:00 起床
朝の支度にはあまり時間が掛からないタイプなので、自宅を出発するまで1時間程度です。
◆シャワーを浴びる
◆歯磨きや身支度
◆簡単お弁当の準備
◆朝食
これらを済ませます。
朝と昼は自宅で簡単に作ったものを食べて済ますことが多いですが、出勤時間が遅い日には朝からフォーなどの温かい麺料理を食べてから出勤することもよくあります。
実はベトナムではこのように朝の出勤前や出勤後9時頃にスタッフみんなでフォー屋さんで朝食を食べたり、バインミー(ベトナム風サンドイッチ)を購入してオフィスで食べたりする光景がよく見られます。
朝ごはんをお店で食べるという感覚は日本ではなかなか珍しいですよね。ベトナム料理の代表でもあるフォーや、ブン(フォーのような米粉麺のスープ)は、ベトナムでは朝食もしくは昼食に食べられることが一般的です。
ハノイで寒い日の朝に食べるフォーは体に染み渡り格別ですよ◎
AM8:15 通勤
筆者は自宅からオフィスから車で10分程のところに住んでいるため、朝の通勤時間は10分です。
基本的には配車アプリGrabを使用して、晴れている日はバイクタクシー、雨の日はタクシーで通勤しています。
電車に揺られることなくドアtoドアで会社まで到着できる快適さを味わうと、東京で仕事をしていた頃に戻れる自信がありません…
基本的にベトナム在住の日本人はバイクや車タクシー、もしくは送迎車での通勤がほとんどの方ではないでしょうか。
バスを使用したり、自分でバイクを運転する方いますが少数派です。バスは筆者もまれに利用しますが、基本は1回あたり7000VND(約40円)で乗れるため安くて乗り方さえ覚えてしまえばとても便利ですよ!
AM8:30 勤務開始
筆者の勤務時間は日によって変わりますが、8:30開始の日には17:30に退勤となります。
途中に1時間ランチ休憩を挟むので、実質労働時間は1日8時間です。
ベトナムでは多くの会社が8時スタート、7:30スタートの企業もしばしばあります。日本と比較すると始業時間が早く、夕方は16時~17時に終わる企業も多くあります。
また、ベトナムでは残業は基本的にしない、した場合にはどこかで相殺したり残業代金が支給されるのが一般的です。全員17:30ぴったりに仕事を終えて、5分後にはオフィスには誰もいません。
筆者も他のスタッフと同様に、基本的に残業をすることはありませんので、終わったらすぐに帰宅しています。
◆メールチェック
◆お客様対応
◆資料作成
などの業務を行って、午前はあっという間に終わります。
PM 12:00 ランチ休憩
お昼休憩は他のスタッフと共にお弁当を持参することが多いですが、持って来ていない場合には、GRAB foodでデリバリーをしています。
タクシーの配車サービスGrabが行っている食事のデリバリーサービスなのですが、これが非常に便利です◎
ベトナムではデリバリー文化が非常に進んでいるため、お弁当一つでもスーパーマーケットの食材や日用品などでも、何でもボタン一つでオーダーができ、自宅や職場の指定した場所まで届けてくれるので日々活用しています。
また、ベトナム人スタッフがよくフルーツなどを差し入れしてくれるので、いつもオフィスは食べ物であふれているのもベトナムならではの光景かもしれません。
お向かいに入っているベトナム企業さんは、休憩が1時間半ほどありお昼寝の時間があるそうで、ランチが終わると部屋全体の電気を消して、床にシートを敷いて横になって寝ています。
PM13:00 午後の勤務
午後からはまたお客様との打ち合わせや事務作業を行います。
海外勤務ならではの英語を使っての仕事や、外国人との仕事はカルチャーショックもありますが、刺激があり沢山新たな気付きをもらえる非常に楽しい職場です。
また、ベトナムで働き始めて日本人と異なる働き方の概念を知り、視野の広がりを感じることができました。
PM 17:30 勤務終了
そして、17:30になるとと共に帰宅していくメンバーたち。私ももれなく5分後にはオフィスを出て、アフター5のはじまりです!
PM 18:00 ジム&プール
まずは自宅に併設のジムとプールで軽く運動をします。
オフィスワークかつ家から会社までタクシー生活のため、非常に歩く量が減ってしまいました。
1日PCに向かって仕事をしているので、身体をほぐして運動するために、1時間程度ランニングとプールでのんびり泳いでリフレッシュです◎
ジムとプールが家に併設となっており、移動の手間がないので継続しやすいのが嬉しいポイントですね!
PM 19:30 友人とカジュアルフレンチレストランでディナー
ジムに行って、さっとシャワーを浴びたら夜は女子会カジュアルフレンチディナーです。
夜は食事に出掛けることが多いのですが、ベトナムには様々なレストランがあります◎
女子会の時はカジュアルフレンチやイタリアンが多く、筆者は欧米人が多く住むエリアに住んでいるため徒歩圏内にそのようなレストランが点在しています。
日本人のゴルフ仲間との飲み会は、焼肉屋さんや日本居酒屋など日本食に行くことが多いです。
ベトナム人の友人とはベトナム料理屋さんや、ビアホイと呼ばれるビール中心に様々なおつまみがあるベトナム流大衆居酒屋によく行きます。
またベトナムには韓国人が多く、韓国料理屋さんが立ち並ぶエリアにもよく行きます。
ベトナム料理屋さんは飲んで食べて一人1000円以下、フレンチやイタリアンに行っても3,000~5000円でおさまるので、日本での外食よりずっとリーズナブルに行けるのが嬉しいですね。
また、基本的に友人もみんなハノイの中心街に住んでいるので、徒歩圏内や車で10分程度で気軽に会えるのもハノイならではの特徴です。
PM 23:00 帰宅・お風呂
美味しいものを食べ、ワインをのみ、帰宅したらのんびり湯舟に使って入浴タイムです!
ベトナム人は湯舟に浸かる習慣がないため、ハノイのお部屋は湯舟がないお部屋も多いですが、お風呂タイムをしたい方は湯舟付きのお部屋を探すことをお勧めします◎
※お湯タンクが各部屋についているタイプの部屋の場合、50L程度のタンクだと湯舟のお湯が途中で水に変わってしまいますのでご注意ください。
アパート全体で一つの給湯器を使用しているセントラルタイプだと、お湯が出なくなる心配がなくて安心ですので、家を決める時は要チェックです。
そしてのんびりお風呂に入って、就寝準備です。
AM 1:00 就寝
そして就寝タイム…ベトナムのサービスアパートのベッドはクイーンサイズからキングサイズのものが多いので、大きいベッドでゆっくり寝られてとても快適です。
明日に備えておやすみなさい。
まとめ
平日はこちらの記事で紹介したような1日を過ごすことが多く、仕事の後にアフター5を楽しんでいます。
また、これが日々できるのは部屋の家事・掃除サービスがついているのも大きな理由の一つです。
洗濯・掃除・洗い物などの家事を代わりにしてもらえるため、自分の時間がたくさん持てるので、趣味や勉強に充てることができます。
それに加えて残業がほぼないため、アフター5はきっちりプライベートの時間を持てるのも嬉しいですよね◎
こちらの記事では筆者の平日のとある1日を紹介しましたが、ハノイの友人の生活を見ていると様々です。
自己研鑽に励み学習をしていたり、趣味を楽しんでいたり。
全体的にみると、日本にいた時よりも公私共に充実させている方が多いように感じます。それは家族を大切にするベトナムの風土がそうさせるのかもしれません。
是非ベトナムで働く方は、新しい働き方や考え方を手に入れて充実した生活を送ってください!