日本は現在、日本人の1,500~1,800万人=人口の約1割がコンタクトレンズ利用者と言われているコンタクトレンズ大国です。
日本にいるとどこでも必要な時に手軽に購入できますが、海外で生活すると意外とコンタクトレンズが普及しておらず、入手困難な国も沢山あります。
ベトナムでは価格の観点から、視力矯正者のほとんどがコンタクトレンズではなく眼鏡を選択しています。
そのためベトナムもコンタクトレンズが手に入りにくい国の一つで、現地調達しようと考えている方は事前にこちらの記事をご確認ください。
ベトナム移住に際し、現地のコンタクトレンズ事情が気になる方は必見です!
コンタクトレンズは購入できる?
ベトナムでもコンタクトレンズは購入できるが限定的
日本ほどどこでも買えるわけではありませんが、ホーチミンやハノイなどの都市部では病院や眼鏡屋さんでコンタクトレンズを購入することができます!
コンタクトレンズだけでなく、カラーコンタクトや洗浄液などもメガネ屋さんで購入することができます。
もしくはインターナショナルクリニックで医師の診察を受ければ、処方箋を出してもらい、購入することもできます。
ベトナム人のコンタクトレンズ普及率は低く、ローカルクリニックでは取り扱いに慣れていないクリニックも多いので、インターナショナルクリニックか日系の眼鏡屋さんに行くことをお勧めします。
ベトナムは眼鏡文化!
先述の通り、ベトナムはコンタクトレンズの普及率が非常に低いのですが、その理由はなんといっても価格!
1dayのコンタクトレンズを利用すると、日本もベトナムもほぼ同価格程度で、1か月あたり約6,000円程かかります。
一方で眼鏡はローカル店で購入すると約3000円程度で購入できるのです。日本の眼鏡の平均価格が約2万8,000円ですので、約10分の1で購入できてしまうのでとってもお得です!
メガネの購入を検討されている方は、ベトナムで調達してもいいかもしれませんね◎
最近では若い世代でおしゃれのためにコンタクトをつける人も増えてきているそうですが、お金に余裕のあるファッションに敏感な一定層のみだそうです。
今後コンタクト利用者が増えてくるにつれて、購入の方法・選択肢が増えることに期待できますね!
購入できるコンタクトレンズの種類
コンタクトレンズは1day、2weeks、1monthのいずれも購入することが可能です◎
日本では1 monthはあまり多くありませんが、ベトナムでは低コストなため日本より1 monthが多く普及しています。
また、日本で有名なメーカーといえばジョンソンエンドジョンソンのアキュビューシリーズ、シード、アルコン、メニコンなどですが、これらはいずれも購入が可能です。
日本でも広く普及しているアキュビューシリーズが、2023年からベトナム国内のメガネプリンスでも取り扱いを始められたので、日本人にとっても購入のハードルが下がりました◎
公式LINEを通じて日本語での相談もできるので、英語やベトナム語ではなかなか難しい購入がスムーズにできるのはありがたいですよね。
医者の処方箋は必要なし✕
日本ではコンタクトレンズを購入する際には、眼科に行って処方箋をもらったうえで購入することが一般的ですよね。
しかしベトナムではコンタクトレンズの購入にあたり、処方箋は必要ありません!
ただ、ローカルのコンタクトレンズ販売店やインターネットショッピングは古いものが送られてきたりすることもしばしば…
そのため、きちんと管理している正規取扱店で購入することをお勧めします。
実はベトナムではコンタクトレンズに限らず、多くの薬が処方箋なしで簡単に薬局で購入できます。
ダイエット薬やピルなども処方箋なしで、薬局で安価でお手軽に手に入ります。
非常に便利ですが、その一方で効果の強い薬は服用方法を誤ると危険な面もありますので、病院できちんと診断してもらうことをお勧めします。
コンタクトレンズに関しては、日本で診断済みの決まったものがあればスムーズに継続して購入できるので助かりますね◎
コンタクトレンズの購入場所
MEGANE PRINCE/ホーチミン・ハノイ・ハイフォン・ビンズオン
北海道からベトナムへ2015年に進出を果たしたメガネ屋さんで、現在ベトナム国内に14店舗を有するまでに成長しているメガネプリンス。
メガネプリンスではコンタクトレンズの扱いがあり、安心安全のクオリティで在住日本人の利用者も多いお店です。
日本人に愛用者の多いコンタクトレンズ“ACUVUE-アキュビューシリーズ”が、2023年からメガネプリンスで取り扱いを始められたのも嬉しいポイント。
日本語で対応してもらいたい方は、事前に公式LINEから連絡しておくとスムーズですよ◎
メガネプリンスのホームページから公式LINEにアクセスしてみてくださいね。
Europian Eye Center/ホーチミン
2区タオディエン(旧 2 区、現在はトゥドゥック市)にある眼科Europian Eye Centerはドイツ人眼科医が常駐する眼科で、コンタクトレンズの取り扱いがあります。
日本でもお馴染みのSEEDシリーズやアキュビュー、アヴェオ等を取り扱っており、SEEDシリーズのカラコンもあります。
英語でのコミュニケーションが主となりますが、通訳サポートや日本語の記入用紙なども用意があり、オンラインでのコンタクトレンズの購入も可能ですので、言葉に不安がある方でも安心ですよ。
American Eye Center/ホーチミン
7区の高級住宅街エリア、フーミーフンエリアに位置する外資系クリニックのアメリカンアイセンター。
クレセントモールの中に入っているので、帰りについでにお買いものもできますよ!
眼鏡店が併設されており、診察を受けた後にそのままコンタクトレンズを購入することができて便利ですね◎
SEEDやアキュビューなど品ぞろえも豊富で、7区に住んでいる方には便利ですね◎
英語対応が基本となります。
日本人の方が多く住むサンワパールレジデンスにも2023年に2号店がオープンしたので、そのエリアに住んでいる方は2号店も便利です◎
PARIS MIKI/ハノイ
あの有名なパリミキがベトナムのハノイにもあります!
日系の眼科医院である日本国際眼科病院ビル内に入っており、様々なコンタクトレンズ製品を取り揃えています。
日本人スタッフが常駐しているため、いつでも日本語で質問できるのが嬉しいポイント。
そして、オンラインショップも充実しており、下記の写真の様に製品が非常に見やすいのでオンラインショッピングもおすすめです!
2013年10月には、コウザイ区に第2号店となる「Japan Eye Clinic(ジャパン・アイ・クリニック)店」をオープンされハノイ全域で人気を集めています。
まとめ
コンタクトレンズ利用者が非常に多い日本では、海外でも同じように継続使用できるかはどうかはとても重要ですよね。
ご紹介した通り、ハノイやホーチミンでは日本ほど便利でどこでも購入できるわけではありませんが、問題なく入手することができます。
ハノイやホーチミン以外の地方都市になると手に入りにくくなるので、ある程度まとめて購入し持ってきておくと安心でしょう。
また、ベトナムでのオンラインショッピングは、販売店舗は限られていますが、処方箋もいらず、意外と購入はスムーズで困ることはありません◎
洗浄液などは少し割高にはなりますが、こちらも問題なく購入が可能ですので、日本からたくさん持ってくる必要はないかもしれません。
これからベトナムへ移住される方にとって、こちらの記事が参考になれば嬉しい限りです!