ベトナムでは数少ない3連休の中日である4月10日 フンブンの日(リンク:ベトナムの祝日カレンダー)に、彼女と一緒にバイクツーリングを兼ねてドンナイ省のチュアチャン山へ行ってきました。
チュアチャン山とは
チュアチャン山は、ドンナイ省スアンロクにある標高837mの山で、登山が趣味のような人には名の知れた山です。但し、登山が趣味ではないと、あまり知られていない山でもあります。
私自身、登山が趣味ではないものの、過去にボーイスカウトをやっていたことがあり、それをふと飲み会で話したことがきっかけで、「ボーイスカウト=山やキャンプ」というイメージがあるようで、何度かお誘いを受けたことがあります。履き物は革靴とクロックスしかないので、そのためにトレッキングシューズを買うのも嫌だなと思い、断ったことがあります。
ちなみにタイニン省のバーデン山は、クロックスで山頂まで登ったことがありますが、これはここだけの話です。
チュアチャン山への行き方
ホーチミン市からチュアチャン山までの道は意外にも簡単でQL1A(国道1号線)をハノイ方面へと進み、左手に大きな山が見えたら、それがチュアチャン山です。
文章にすると2行足らずですが、バイクだとスピードにもよりますが、3時間くらいかかります。
家を出てドンナイ省を気持ち良く走ってた時に、彼女から「湖より山が良い」と言われ、途中で目的地を変更したので、実際は5時間弱かかりました。
チュアチャン山にもあるケーブルカー
彼女から「チュアチャン山に行きたい」と言われた時、互いに軽装だったことから、山を見て終わるというオチを想定していたものの、山の麓についた時に彼女から「(ケーブルカーが)あるはずなんだけど」とケーブルカーの写真を見せられました。
しかし、QL1A(国道1号線)から見える山には、ケーブルカーらしいものはありません。
Google Mapsで地図を確認しても、そこに見える大きな山はチュアチャン
山で間違いありません。また観光地化されているようなところなら看板があるのが普通なのに、それすらもありません。
その時、たまたま通りかかった地元の方と思しきおじさんが話しかけてくれて、QL1A(国道1号線)から見ると逆側にケーブルカーがあることを教えてもらいました。
教えてもらった道をひたすら進んでようやくたどり着きました。
山頂には庭園とお寺
ケーブルカーの山頂駅には庭園とお寺がありました。
案内板には滑り台やスカイダイビングなど自然の景観を生かしたアトラクションの写真が掲示されていたので、それらを目指すことになったのですが、最初のお寺にたどり着くまでが修羅の道。アップダウンが激しく、階段が急でアトラクションのある場所へ行く半分にも満たないところで彼女がギブアップ。
結局は、ケーブルカーの山頂駅に戻り、山頂駅周辺の庭園散策を行って下山しました。
ケーブルカーからカシューナッツの木を多く見たのですが、山頂にも多くのカシューナッツの木があり、実がなっていました。
ちなみにカシューナッツは、実の部分も食べることができて、カシューアップルと呼ばれています。