- ベトナム就職情報
- 2023.09.27
この記事では「海外経験を積んでステップアップしたい」という方に向けて
ベトナム駐在員の生活水準
キャリアアップの方法
海外駐在で身につくキャリア
海外駐在員への近道
についてご紹介していきたいと思います。
ベトナム駐在で生活水準や年収はアップする?
世界最大の外国人コミュニティであるInterNationsが12日に発表した調査「Expat Insider 2022」によると、調査対象となった外国人の80%が同国での「生活費全般に満足している」と回答し、「個人金融」指標でベトナムが世界第1位となった。可処分所得に関しては、92%が「快適な生活を送るのに十分またはそれ以上である」と回答している。
(引用) Poste/「Expat Insider 2022」
ベトナムで働く外国人のほとんどがベトナムでの生活に満足していると回答していることから、ベトナムでは生活水準が上がる可能性が高いことが分かります。実際にベトナムは物価が安く生活コストを抑えられることや、人件費が安いことから家事代行やベビーシッターなどのサービスを受けやすいこともあり、日本にいる時よりも「生活水準が上がった」と感じられる場面が多くあります。
ベトナム駐在員の給与水準は?
英金融大手HSBCが実施した「2017年海外駐在員調査」によると、駐在員のうち「以前より多く貯金ができるようになった」が72%、「使用できる収入が駐在前と比べて増えた」が67%と、いずれも世界平均より高い数値となった。このほか、79%が医療手当や住居手当、毎年の帰国手当を受けられ、約半数が家事代行やベビーシッターなどのサービスを受けているという。
(参照)HSBC/「2017年海外駐在員調査」
会社にもよりますが、海外駐在員には「海外勤務手当」や「家族手当」「住居手当」など様々な手当が付与される場合が多くなります。それにより日本で働いている時よりも結果的に年収が増えている方が多くなっています。
海外駐在で身につくキャリアは?
以上のように生活水準・年収アップにつながるベトナム駐在ですが、駐在後のキャリアアップにはつながるのでしょうか?身につけることができるキャリアについて具体例を挙げていきます。
マネジメントスキルが身につく
多くの駐在員が、現地の社員をとりまとめて職務を推進していく役割を担います。「文化背景が異なる社員をマネジメントしていった」という実績は今後、グローバル化が進む中で大きなアピールポイントになるでしょう。
また、新規事業開拓などの業務がある場合は市場や競合他社、自社についてのデータを収集分析、経営戦略をプランニングするというビジネスの根幹を幅広く学ぶことができるため、今後の転職活動や独立に有利に働くこともあります。
特に日本国内の需要が落ちる中、消費市場としても有望なベトナムに進出したいと考えている企業は少なくありません。ベトナムでの勤務経験を今後のキャリアプランにつなげていくことは大いに可能でしょう。
現職位より上の業務を経験できる
いままでの職務経験を生かして、海外転職をすることで今までの役職よりも上位の役職に就けることがあります。年齢が若くても海外駐在員ならマネジメントを任されることもあり、帰国後も重要な役職に就けたり給与が上がったりする可能性もあります。
会社の力に大部分を委ねられている昇進も、海外駐在を選択すれば自らの力で叶えられるかもしれませんね。
英語を使って仕事をしていく力が身につく
「英語を使って仕事をしていけるか自信がない」という方も多いですが、ベトナムは比較的求められる英語力のハードルが低く「海外経験がない方でも働きやすい国」だと言われています。
実際に現地で働いている駐在員は、現地社員とのコミュニケーションでは「はっきりとした声で」「わかりやすい表現で」「伝えようとする意識」が大切だと語っていました。
海外進出の第一歩としてアジアに赴任しその後、欧州などを目指す方も少なくないようです。もちろん転職時にはTOEICなどの点数が高い方が有利ですので、生活の中で英語学習を進めていくことができるベトナム駐在はかなりおすすめだと言えるでしょう。
人脈や知見が広がる
日本以外の国で仕事をすることで、海外市場や情勢などを含め様々な点から視野や知見が広がります。
また、日本にいるときよりも日本人同士の交流が密になることから社内外の人脈づくりがスムーズになります。『日本では知り合えないような上位の役職の人と思いがけず仲良くなり、帰国後何かしらのビジネスに繋がる』なんていうこともあるかもしれません。
このように海外駐在員のメリットとして
給与や手当など待遇面で満足できる
マネジメントスキルが身につく
実績が得られやすく昇進しやすい
ということが一般的には挙げられます。一方で帰任や赴任のタイミングが自分では決められない、赴任先が選べないなど不自由さを感じることもあるようです。こういった点に不満がある場合は「現地採用社員」を選ぶという選択肢もあります。
キャリアアップする方法は?
キャリアアップとは「より高い能力を身につけて、経歴を高めること」を意味します。具体的には
年収が上がること
大企業に転職すること
特定分野の専門性をより高めること
役職が上がること
契約社員から正社員になること
などが挙げられますが、人によって描く「キャリアアップの姿」は異なります。以下のステップで自分なりのキャリアプランを作成してみましょう。
①将来どうありたいのかを描く
まずは「なぜキャリアアップしたいのか」や「将来どんな仕事がしたいか」など具体的に自己分析していきましょう。その過程で「将来こうありたい」という理想の自分の姿を描き、情報収集などキャリアアップへの具体的な行動に移していきましょう。
②必要なスキルとのギャップを埋める
将来ありたい自分の理想像と現状のギャップを埋める手段を考えていきます。「そのギャップを埋めるためにはどうしたら良いか」と、逆算的にアクションプランを考えていくことが、本質的なキャリアアップを実現する上でとても大切なことです。
③自ら行動をおこしていく
現職でキャリアアップが叶うのであれば、それがベストです。しかし、希望が叶わず現職でキャリアアップが難しいケースもあります。その場合は、自ら行動を起こして転職でキャリアアップを叶えるのも一つの方法です。
海外駐在員への近道は?
現職では「海外駐在のポジションに空きがない」「昇進の希望が叶わない」といった悩みがある方は現在のスキルを生かして海外駐在ができる会社に転職するというのもよいでしょう。
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まとめ
今回はベトナム駐在員の生活水準や駐在員への近道についてご紹介いたしました。ベトナムでは「英語力に自信がない」「海外駐在が初めて」という方にもおすすめできる仕事が見つかる可能性が高いです。この記事が参考になりましたら幸いです。