ベトナムで転職を成功させる!抑えておきたい6つのポイントを徹底解説

ベトナムで転職を成功させる!抑えておきたい6つのポイントを徹底解説

海外転職は、多くの人が憧れるキャリアチェンジのひとつです。ベトナムには、日本企業や外資系企業など、多くの企業が進出しています。しかし、ベトナムへの転職は、日本国内での転職とは異なり、多くの準備を伴います。

そのため、ベトナム転職を成功させるためには、事前の準備を行うことが重要です。

本記事では、ベトナム転職を成功させるための方法やポイントをいくつかご紹介します。

 

ベトナムで転職を成功させるために抑えておきたいポイント

  • 転職事情その1 〜ベトナムへの転職方法は大きく分けて4種類〜
  • 転職事情その2 〜ベトナムには転職先としてはどんな会社があるのか〜
  • 転職事情その3 〜転職を行うタイミングについて〜
  • 転職事情その4 〜ベトナムで働くために必要な能力〜
  • 転職事情その5 〜ベトナム転職のメリット〜
  • 転職事情その6 〜ベトナムでの生活ってどんな感じ〜

 

転職事情その1 〜ベトナムへの転職方法は大きく分けて4種類〜

ベトナムで転職する方法は、大きく分けて4種類あります。

それぞれの方法や準備について、詳しく説明して行きましょう。

①転職エージェントに相談する

ベトナムなどの海外での勤務を実現する際に、最も一般的なのが「転職エージェントに相談する」方法です。

転職エージェントは、海外の企業と転職希望者をマッチングするサービスを提供しています。

利用することで、転職活動の効率化や転職市場の最新情報の提供、面接対策、入社前後のサポートなど、さまざまなメリットを得ることができます。

転職エージェントを利用すると、エージェントがあなたの希望に合った求人を探し、面接のセッティングなどを行ってくれますので、安心して企業選考に臨むことが出来ます。

転職エージェントは、転職活動に必要な情報やノウハウを豊富に持っているため、転職希望者に最適な求人を効率的に紹介することができます。

また、転職市場のトレンドや動向を把握できるので、転職活動を成功させるための戦略を立てることができます。

企業とのコネクションも多く、面接対策や内定時の交渉もサポートしてくれるので、転職活動をスムーズに進めることができます。

この他にも、転職エージェントを活用することのメリットの一つが条件交渉ができる点です。

海外勤務の場合、一般的な給与の他に、住宅の支給や出勤の際の送り迎えのサービスといったその国独自の福利厚生を提供している会社があります。

その国の転職事情を把握している方であれば問題ありませが、初めての海外転職であればその国特有の文化や慣習を把握しているエージェントを間に挟むことで、有利に交渉を進めることができます。

 

②駐在員として派遣される

勤め先の会社が海外に支店や子会社を持っている場合、駐在員として派遣される可能性があります。

駐在員としてベトナムで働く場合、基本的に、住居補助や引っ越し補助、帰国補助などの手当が支給されます。

その他にも、ビザや保険など海外勤務の際に行わなければならない様々な準備も、人事や総務の方がフォローするケースが多く、知識がなくても安心して働きに行けるといったメリットがあります。

日系企業の場合には、ベトナム現地にも日本人が複数名いる場合が多く、また企業体質としても、働き方は日本仕様に近くなります。また、駐在員であれば、日本で勤務するよりも高い給与となる魅力もあります。

また一般的には一社員としてではなく、管理職やマネージャーとして赴任を行うケースが多いです。そのためにはある程度日本での経験を積む必要があるため、海外勤務をスタートするまでに時間を要する場合があります。

勤務地や赴任期間についても企業の判断に委ねられる部分が大きいため、ご自身の意志で決定できる範囲は少ないとも言えます。

 

③現地の企業に直接応募する

ベトナムの求人サイトや、現地の企業のウェブサイトから求人を探し、応募します。この方法では、自分の希望に沿った仕事を見つけることができますが、企業情報や現地の生活・文化の情報をご自身で収集し理解する必要があります。

日本国内での転職とは違い、国外への転職となると、疑問に思うことや事前に何を準備したらいいか、分からないことも多いのではないでしょうか。
ベトナムについて、また海外転職について情報を多く持っている方であれば、企業への直接応募もひとつの手段かもしれません。

 

④起業する

転職ではありませんがベトナムで起業することも、ひとつの選択肢です。

起業には、リスクがありますが、成功すれば大きな収入を得ることができます。海外で起業する前に、ビジネスプランを立て、資金を調達する必要があります。

ベトナムで人気のレストラン「Pizza 4P’s」も日本人経営者がベトナムで起業し成功したお店の一つです。

また現地での法規制や商習慣などを理解しておくことも事業の成功には不可欠です。起業をする前に、一度関連する業種の現地の会社で勤務をして経験を積むのもおすすめです。

自分の希望や状況に合った方法を選んで、楽しいベトナムライフを実現してください。

 

おすすめの方法

ベトナムへの転職を希望される方は、やはり転職エージェントに相談されることをおすすめします。

私共、転職エージェントは、海外転職に精通したプロであり、履歴書の書き方や面接対策など、様々なサポートが可能です。

特に弊社HRnaviでは、ベトナムにて約15年の紹介実績があり、ベトナム進出している日系企業様と多くお付き合いをさせて頂いております。
専門のキャリアコンサルタントが常駐しておりますので、希望する条件に合った求人のご紹介が可能です。

ベトナムへの転職は、日本国内での転職とは異なり、多くの準備が必要です。弊社にご連絡頂ければ、これらの準備を効率的に行うことができます。

ベトナムへの転職を検討している方は、ぜひご相談ください。

 

転職事情その2 〜ベトナムには転職先としてはどんな会社があるのか〜

ベトナムへの転職を考えるのであれば、どのような企業が転職先になるのか、自分自身のやりたいこととマッチする企業があるのかはあらかじめ把握をしておく必要があります。

ベトナムはハノイ・ホーチミンを中心に、IT・製造・建設・不動産・飲食・観光など様々な業種から選択できるのが魅力の一つです。

日系企業の中には、BtoBをメインとした事業を行っている会社も多く、ここの会社もベトナムに支社があるのか!と驚かれる転職者が多い市場でもあります。

ベトナムは過去の経験を生かせる職場や未経験歓迎の業務も一部もあるため、初めての海外勤務を実現するにはおすすめの環境です。

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転職事情その3 〜転職を行うタイミングについて〜

 

日本では1月〜3月、9月〜10月に転職市場が活発化するように、ベトナムの転職市場においても求人の掲載などが活発化する時期があります。より多くの候補の中から、希望の転職先を見つけることができるよう、市場動向についても抑えておくことがおすすめです。

 

ベトナムでは毎年1月〜2月頃にある旧暦のお正月(テト)、6〜8月頃にある大学の卒業シーズン前後で求人数の増減が起こるのが一般的です。
以下の表は、ベトナムの求人活動における傾向をまとめたものです。

3~5月 求職者数 増加
6~8月 大学卒業シーズン前の新卒採用が増加
(一方で、中途採用数は新卒採用が目立つため若干減少するように見受けます)
9~11月 求職者数 増加
12~2月 求職者数 減少(※テト前)

 

 

特に、テト前に関しては多くの企業の採用活動が停止になり、転職の時期としてはあまりおすすめできません。

日本の採用活動のスケジュールとは若干異なる部分も多いため、転職活動開始のタイミングや離職を決める日などはしっかりと考慮しておきましょう。

 

転職事情その4 〜ベトナムで働くために必要な能力〜

まず、海外、ベトナムで働くにあたり、気になるのは語学についてではないでしょうか。

ベトナムでは、ベトナム語が共用語ですが、日本人のベトナム語話者は非常に少なく、ベトナムで働く際には、一般的にベトナム語能力は求められません。

その代わりに、英語力が求められることがあり、日系企業の多くで、共用語を英語としています。

必要な英語力は、就職先や職種によって異なりますが一般的には、日常会話レベル(目安:TOEIC500点)が目安になります。
社内コミュニケーションとして、ベトナム人スタッフとの意思疎通を取ることが目的なので、厳密な点数基準はありませんし、英語に不安がある方でも、学習していくことを前提に採用に繋がることも多々あります。

一方で、外資系企業対応を含めたビジネスレベル(目安:TOEIC700点以上)が求められることもあります。
英語を生かして海外で活躍されたい方に、おすすめです。

また、英語力を求めない求人があるのも事実です。
社内に日本語通訳を配置している企業や、ベトナム人スタッフのほとんどが日本語話者であるなど、日本語のみで活躍できるお仕事もあります。
語学に自信がない方もチャレンジしやすいですね。

もちろん、語学力だけではありませんがコミュニケーション能力やビジネスマナーなども重要です。

語学力以外にも、ベトナムで働くには、以下のようなスキルが求められます。

  • コミュニケーションスキル
  • 問題解決スキル
  • チームワークスキル
  • 異文化理解力
  • 柔軟性
  • 適応力

ベトナムで働くことは、日本とは異なる文化や習慣の中で生活し、仕事をする必要があります。
そのため、これらのスキルを身に付けておくことも大切です。

 

転職事情その5 〜ベトナム転職のメリット〜

ベトナムは、今後も経済成長が続くと予想されています。
そのため、この時期に転職先としてベトナムを選択することは、とても意義のあるキャリアアップのチャンスです。

また、ベトナムには日系企業が多く進出しているので日本人にとってはチャンスです。

生活面でも、ベトナムは生活にかかるコストが安いため、毎日の生活を楽しみながら十分に貯蓄することも可能です。

ベトナムで仕事をすると、どんなメリットがあるか簡潔に整理します。

  • 語学力向上
    ベトナムで働くことで、英語やベトナム語を学ぶことになります。これは、将来的に海外でのキャリアアップや、日本に帰国した後も役立つスキルです。
  • 異文化体験
    日本とは異なる文化や価値観に触れることができます。これは、自分の視野を広げ、よりグローバルな視点を持つことができる貴重な経験です。
  • キャリアアップ
    ベトナムで働くことで、日本では得られない経験やポジションを任されることがあります。将来的な可能性を広げます。
  • 新しい出会い
    新しい人と出会うことができます。これは、異文化交流や、ビジネスネットワークを広げるチャンスです。

上記のように、ベトナムで得ることができるものは多くあります。

実際に働いて何を実現したいのか、具体的な目標を設定しましょう。
語学力を向上させたい、異文化を体験したい、キャリアアップしたいなど、理由は人それぞれですが、目標が明確であれば、より具体的な計画を立てることができます。
また、企業にも納得、信頼を得ることができますので、ご自身の軸を見つけて転職活動ができるといいですね。

 

転職事情その6 〜ベトナムでの生活ってどんな感じ〜

ベトナムへの転職を考える際に、仕事の次に不安になるのが日常生活です。仕事で十分なパフォーマンスを発揮するのであれば、私生活も充実をさせていく必要があります。

実際にベトナム・ホーチミンで生活した体験談を踏まえ、ベトナムでの日常生活がどのようなものであるか簡単にご紹介します。

結論からお伝えをすると、海外勤務でも日本と変わらない快適な生活ができるのがベトナムの魅力です!

  • 食事について
    ベトナム料理はシンプルな味付けが多いため、日本人の口にもよく合います。
    また日系の飲食店が多数進出しており、ホーチミンの「レタントン」、ハノイの「キンマー通り」は日本人街とも呼ばれています。
    日本でも有名な、すき家、CoCo壱番屋、丸亀製麺などのチェーン店があるので、食事に困ることはほぼありません。1食500円〜1,000円程度と日本と変わらない価格設定も魅力的なポイントです。
  • 住宅について
    予算次第にはなりますが、在住の日本人が住む家には警備員がつき、プールやジムが完備された日本で言うところの高級住宅のような建物も多くあります。
    ホーチミンであればビンホームセントラルパーク、ハノイであればビンホームメトロポリスなどが立地が良く人気です。
    住宅については、会社が提供してくれる場合もあるためどのような住環境であるかは着任前に確認をしておきましょう。
  • お買い物について
    ローカル市場などベトナムには東南アジアの雰囲気を感じられるお店がたくさんあります。
    一方でベトナムに来たばかりの際に日常生活で使うには、少々ハードルが高いのも事実です。
    そんな時には、日系のイオン、タイ系のBig C、ベトナム企業が運営するWinmartなどのスーパーを利用するのがおすすめです。
    この3社であれば、日本のスーパーと変わらないクオリティーで食料品や日用品が手に入ります。

ベトナムでの暮らしや、生活の雰囲気については実態にベトナムに住む編集者がまとめた記事がありますので、合わせてご確認をお願いします。

関連記事:ベトナムってどんなとこ?イメージと実態!現地在住者が回答(生活・産業)

ベトナムの転職におけるよくある質問

最後に、ベトナム転職におけるよくある質問をQ&Aの形式で解説します。

Q:転職エージェントを利用する際に費用はかかりますか?

A:弊社HRnaviでは転職者様から費用などを徴収することは一切ありません。すべて無料で利用が可能です。

 

Q:実際にベトナム転職をする際には、ビザや海外での保険は誰が用意しますか?

A:ベトナムで就職をする際には労働ビザ、海外保険など様々な手続きや書類の準備が必要です。就労先の会社が用意するケース、個人で用意しなければならないものなど様々あるため、就職が決まったら人事担当者へ必ず確認をするようにしてください。
転職エージェントを使っている場合は、手続き等の流れについても相談が可能です。

Q:ベトナム転職にはどのくらいの時間が必要ですか?

A:通常応募から採用確定までは、3〜4週間程度の時間がかかります。採用確定後については、就労ビザの申請などで2ヶ月程度の時間が必要。その後の赴任の準備などを考えると、トータルで4〜5ヶ月程度を見ておきましょう。
現在就職をされている場合は、離職のタイミングを間違うと金銭的に厳しくなるケースも有るため、計画をしっかりと立てたうえで転職活動を進めていきましょう。

 

転職事情を把握して、ベトナムでの海外勤務を実現しよう!

ベトナム転職へのご興味を、よりお持ちいただけましたでしょうか。

言葉の壁、文化の壁、生活習慣の壁、そして人間関係の壁。これらの壁は、とても大きくて、乗り越えるのは難しいように思えるかもしれません。

しかし、もしあなたがベトナム転職実現への強い意欲や、憧れを持っていれば、これらの壁を乗り越えることができるはずです。

ベトナムで生活をすることは、とても楽しく、転職先としてとても魅力的な国です。
さらに知りたい事がある場合には、是非弊社までお問い合わせください。

ベトナム転職の実現を全力でサポートさせて頂きます。

 

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

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