海外駐在が決まると、日本での準備期間中に会社からの指示で英会話スクールに通うという方が多くいらっしゃいます。
2~3か月集中的に英会話レッスンを受けたうえで、いざベトナムへ!
しかし、ふたを開けてみると社内コミュニケーションやお客様とのやりとりが英語で、実践では全く歯が立たない…という方が非常に多いのが現実です。
そのため、ベトナムへ来た後も英語研鑽に励む方が多くいらっしゃいます。
そんな方たちにおすすめの英語学習方法をこちらの記事では紹介していきます。
ベトナムで英語学習を検討している方は要チェックですよ◎
ベトナムの英語事情
ベトナムに引っ越してくる方によく聞かれるのがベトナムの英語事情。
どのくらい英語が通じるのか?ベトナム語は話せなくても英語で生活できるのか?などの質問をよくもらいます。
筆者はハノイに3年、ホーチミンに1年半住んでいますが、ホーチミンやハノイなどの中心部では英語が通じる場所が多く生活圏内であればベトナム語より英語を使用することの方が多いです。
世界の英語能力指数国別ランキングでは日本の49位に対して、ベトナムは41位とされていますが、特に現在30歳以下の若い世代は非常に流暢な英語を話す方がとても多く納得の結果です。
体感としては、日本よりもカフェやレストランなどは英語が通じる印象が強く、ローカルレストランなどでなければ英語でのやり取りが可能なスタッフが多いです。
また、マッサージ店やゴルフ場のスタッフ、レジデンスの受付など外国人の方が多く利用するであろう場所は基本的に英語が通じます。
一方で、スーパーマーケットやタクシードライバーなどは英語が通じないケースが多く、簡単なベトナム語のやりとりは必要です。
しかしベトナム語は世界の言語の中でも難易度がトップクラスと言われており、習得が非常に難しい言語であるため、絶対にベトナム語が仕事で必要な方でなければ英語の習得を優先させることをお勧めします。
ベトナムにおける英語学習方法
実際にベトナムに来てみると英語の必要性に迫られ、英語学習を始める方も多くいます。
おすすめの学習方法や、現地の情報をこちらでお届けしていきます!
①現地の英会話スクールへ通う
ベトナムでは近年英語教育は非常に活発に取り入れられているため、一般的な英会話学校から、将来留学や海外就職を検討している方向けにIELTSの資格対策専門のスクールなど多岐に渡るスクールがあります。
ただ基本的にはベトナム語対応となり、英語での対応をしてくれる学校も英語をこれから習いに行く初心者の方にとっては手続きが難関ですよね…
手続きは日本語で行いたいという方におすすめなのが、ハノイやホーチミンで展開される日系の英会話スクールです◎
Brilliant English Vietnam(ブリリアントイングリッシュベトナム)
ブリリアント英会話スクールはフィリピンのセブ島に留学学校、ベトナムではホーチミンに2校、ハノイに2校、インドネシアに2校英会話学校を展開している日系英会話スクール。
ベトナムに進出して10年の日系英会話スクールの先駆けです。
現地に住む日本人をメインターゲットとしており、講師はフィリピン人でマンツーマンの英会話レッスンを行っています。
日常英会話コースやビジネスコースに加えて、英検やTOEIC対策コース、キッズコースもあるためビジネスマンの方に限らず、家族みんなで通うことができますね。
また、受付には日本人スタッフがおり、学校説明や入会手続き、入会後のサポートも行ってくれるため安心して通えます◎
厳しい審査基準に基づいて講師の採用、採用後のトレーニングを行っていることもあり、きれいな発音で日本人の苦手なところを熟知して教えてくれる講師が揃っています!
日本で通う半額~1/3程度の料金で徹底的に学習できます。
通学型で集中して英語を学びたい方は英会話スクールに通ってみてはいかがでしょうか?
②オンライン英会話で学ぶ
ベトナムに来ると現地での仕事が忙しく、通っている時間はない!という方もいるのではないでしょうか。
すき間時間を見つけて英語学習をしたい、できる限り費用を抑えて学習したいという方におすすめなのがオンライン英会話。
なんといっても自宅から学べることや、24時間いつでも自分のタイミングで受講できるということがメリットですよね◎
オンライン英会話ツールはたくさんありますが、受講頻度、講師のクオリティ、学習メソッド、そして自分自身の学習目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
実際に筆者が英語学習のためにいくつか試した結果、おすすめしたいのはNative Campです!
Native Camp(ネイティブキャンプ)
ベトナムでは1か月=1,499,000VND(=約9,000円)で1レッスン25分のレッスンが受け放題です。
会話のコースや、カランメソッドという効率よく学習を進めていくためのメソッドに則って学習していくコース、文法を集中的に学べるコースなど自分の目的に合わせて選ぶことができます。
深夜や早朝でも受けることができるので、自宅から会社の移動時間に受けたい!という方やたくさんレッスンを受けたいが費用を抑えたいという方にはおすすめです。
ビギナーの方でもゆっくり話してはくれますが、オンラインのため少しコミュニケーションがとりづらいため英語中級以上の方にはおすすめします◎
③イベントやサークルに参加してみる
なんといってもベトナムに住んでいるため、日常生活で英語を使用する機会が非常に多くなります。
せっかくならベトナム人や外国人の友人を作りリアルな英会話を実践することで、英語力をつけることもおすすめです◎
ホーチミンであれば旧2区タオディエンエリア・ハノイであればタイホーエリアのレストランやバーなどのイベントに参加してみたり、サッカーやヨガなどのチームに入ったりすることで外国人の友人ができます。
そうすると必然的に英語を話す場が増えるため、いきた英語でスピーキング力やリスニング力をアップさせることができます!
趣味を楽しみながら英語力をつけることができて一石二鳥ですね。
Facebookなどでイベントを探すことができるので、興味のある方は是非検索してみてくださいね。
④家庭教師をつける
ベトナムでは外国人の家庭教師をつけ、自宅に来てもらい英語を学習することもできます◎
ベトナム人の英語講師の他、ベトナムへ来て英語教師をしているネイティブの方もいるため、個人的に契約をして家庭教師をしてもらうことも可能です。
ベトナムで英語講師をしている人は副業で家庭教師をしている方も多いため、時間が合えば自宅まで来てもらえて便利ですよね。
ベトナム人の英語教師の場合60分~90分で150,000~300,000VND、
ネイティブではない外国人で60分~90分で250,000~400,000VND、
ネイティブ講師で60分~90分で300,000~500,000VND程度がレッスン料金の目安となります。
周りに英語講師がいる場合は、家庭教師をつけるということを考えてみてもよいのではないでしょうか?
知り合いに家庭教師をつけている方がいる場合には、その方に詳しく聞いてみるのも手ですよ。
一から探す場合はFacebookで『English teacher』・『ホーチミン』などど検索すると募集をしている方も沢山出てきますので、探してみてくださいね。
まとめ
こちらの記事ではベトナムでの英語学習を考えている方に向けて情報をまとめましたがいかがでしたか?
英語はベトナムに限らず、このグローバル社会においてさらに求められるスキルの一つとなります。
せっかくベトナムにいることで使う機会が増えるのですから、学習しない手はありません◎
さらに英会話スクールの料金も日本の半額以下で通えるので、ベトナム駐在中に英語力を伸ばして日本へ戻った時にみんなを驚かせてみましょう!
こちらの記事が英語学習を検討されている方にとって有益な情報となっていれば嬉しい限りです。