- 2024.12.20
現在ベトナムには数多くの日本企業が進出しています。
その結果、日本人駐在員やその家族の数も増加しており、引っ越しの需要も高まっています。
特に、初めての海外生活や異文化での引っ越しに不安を抱える方にとって、信頼できる日系引っ越し業者を利用をできると安心感ですよね。
こちらの記事では、ホーチミンで利用できる日系引っ越し業者の特徴やおすすめポイント、選び方について詳しく解説します。
引っ越しの荷物は何日で届く?
主に荷物の運び方は2つあり、航空便を使用する方法と船便を使用する方法です。
ベトナム国内から日本へ引っ越す場合には基本的に航空便で10~15日、船便で30~60日程度掛かります。
航空便は早い分、料金が上がるため日本ですぐに必要なものを送り、あまり使用しない服などを船便で送るのがよいでしょう。
引っ越しの流れ
①引っ越し業者へ相談
引っ越しすることが決まり次第、すぐに引っ越し業者へ相談しましょう。
アパートとの契約は1年契約の場合が多いので、契約期間を下回るとデポジットが返金されないケースが多いためそちらも先に確認しましょう。
交渉次第では一部返金などもしてもらえますよ◎
ベトナムから日本へ引っ越し荷物を搬送する際には、様々な準備が必要です。
スムーズに進めるためにも決まったらすぐに相談し、引っ越し日を確定させることをおすすめします。
②アパートオーナー&不動産エージェントへの荷物搬出の連絡
引っ越し日が決まったら、オーナーと不動産エージェントへいつ荷物を搬出するのか連絡をいれます。
搬出申請を出さなければいけないため、忘れずに!
日系不動産会社の場合、それらのやりとりを行ってくれることもありますよ。
日曜日は搬出が禁止されているアパートなどもあるため、事前に確認しておくとスムーズです。
日系引っ越し業者のメリット
1. 日本語対応の安心感
基本的に日系の引っ越し業者は、スタッフや窓口での日本語対応が可能です。
ベトナム語や英語に不安がある場合でも、日本語で全ての手続きを行えるためストレスを軽減できます。
ただでさえ面倒な引っ越し作業ですので海外へのお引越しでもスムーズにやりとりができるのは嬉しいですよね。
特に、物品リストの作成や契約内容の確認などの細かな部分、日本語対応なのは心強いです。
2. 日本品質のサービス
日系業者は、日本で培った丁寧なサービスを提供しています。
梱包作業の際も繊細な日本の基準で対応してくれるため、壊れやすい物品や貴重品を安心して任せられます。
実は筆者はハノイからホーチミンへ引っ越した際に、ベトナム国内の業者を利用しました。
しかし段ボールが弱く箱を積み上げたら潰れたり、運び方が荒かったためか到着時にはほとんどのお皿が割れてしまうというハプニングが起こってしまいました。
荷物を運ぶ時の丁寧さや到着後の開梱作業、配置もきめ細やかに対応してくれる業者が多いため、日本の業者だと安心できますね。
3. 保険の充実
万が一、輸送中に荷物が破損や紛失した場合にも対応できる保険が充実しているのも日系業者の強みです。
引っ越し先が海外という特性上、予期せぬトラブルが発生する可能性がゼロではありません。
保険が適用されることで、万が一の場合のリスクを軽減できます。
ベトナムの主要な日系引っ越し業者
1.NIPPON EXPRESS
日本国内ではロジスティクスで有名な日本エクスプレスは、海外にも多くの拠点を展開しています。
ベトナムでもホーチミン、ハノイ、ダナンの3つのオフィスをかまえており、ダナン在住者には嬉しいですね。
日本語で問い合わせから対応まで全て行ってくれるため安心ですよ。
おすすめポイント
- 日本語対応のカスタマーサービス
- 包装材や梱包技術の質の高さ
- ダナンにも支店があり、ダナン在住者におすすめ
2.SG佐川ベトナム
1997年にベトナムに進出して以来、20年近くの豊富な実績を持つ佐川ベトナム。
日本では宅急便として宅配事業が有名な佐川ですが、ベトナムでは物流に加えて引っ越しも手掛けています。
引っ越しにかかるやりとりも日本人担当者と日本語でできるだけでなく、その対応も非常に丁寧で過去の利用者の口コミも非常に高いです◎
また、急な引っ越しとなった際でも全力で対応してもらえるので、困った時にはSG佐川さんに聞いてみるといいかもしれません。
引っ越し当日も日本にいるような丁寧さで、荷物の梱包や運びだしをしてくれるため安心ですね。
搬出や搬入もきっちりと時間通りにこなしてくれるので、予定に合わせてぴったり来てもらえるのもありがたいですよね。
おすすめポイント
- 日本語対応のカスタマーサービス
- 対応の丁寧さ&スピード
- 時間厳守
3. ヤマタネ海外引越サービス(Asian Tigers Transpo International (Vietnam) Ltd. )
ベトナム最初の外資系海外引越専門業者であるAsian Tigers Transpo International (Vietnam) と提携し、日本人向けに引っ越しサービスを提供しているヤマタネ引っ越しサービス。
日本人スタッフが常駐しているため、日本語での対応をしてもらえるので安心です◎
外資系海外引越専門業者のため、海外への引っ越しにかかわる知識も豊富で安心です。
2016年からホーチミン、その後ハノイに拠点を構えており上記の2社と比較すると低価格なので見積もりを出して比較してみてはいかがでしょうか?
おすすめポイント
- 日系他社より低価格
- 外資系海外引越専門業者のため、知識豊富◎
業者選びのポイント
1. サービス内容を確認
荷物の梱包から搬入、組み立てまでどこまで対応してもらえるかを確認しましょう。また、特殊な荷物(ピアノ、絵画、大型家電など)がある場合、その取り扱いに慣れているかも重要です。
2. 見積もりを複数社から取得
料金は業者ごとに異なるため、複数社から見積もりを取り、サービス内容とコストのバランスを比較することが大切です。
見積もりの際に隠れた追加料金が発生しないか確認するのも忘れないようにしましょう。
3. 利用者の口コミをチェック
実際にサービスを利用した方の口コミや評判は、業者選びの重要な判断材料となります。
特に、サービスの質やスタッフの対応について詳しくリサーチすることで、後悔のない選択ができます。
引っ越し前に準備すべきこと
1. 荷物の仕分け
引っ越し前に、必要なものと不要なものを仕分けすることで、荷物量を減らし、コスト削減につなげることができます。
また、ベトナムでは日本と異なる電圧やコンセント形状を使用しているため、日本製家電の利用可否も事前に確認が必要です。
ベトナムはコンセントタイプが日本と同じAタイプとCタイプの複合型ですので、部屋によっては日本の電化製品がそのまま使える場合もあります。
電圧は異なるので、炊飯器などの日本の家電を使用したい場合は変圧器も必要となります。
ベトナムで購入も可能ですが、日本の方が割安ですので余裕があれば持ってくることをおすすめします。
2. 書類手続きの確認
海外引っ越しでは、税関申告や輸送に必要な書類が発生します。
これらの手続きは、業者が代行してくれることがほとんどですが、自分でも内容を把握しておくと安心です。
3. 到着後の生活準備
現地での家具購入やインターネットの契約など、到着後すぐに必要となる準備も事前にリストアップしておくとスムーズに新生活を始められます。
基本的にベトナムのアパートはインターネットは料金に含まれているか、別料金でもエージェントが設置してくれますので自身で準備する必要はありません。
日用品はWinmartに行けばおおよそ揃います。ホーチミンにはコーナンなどもあるので最低限揃えた後はネットショッピングがおすすめです◎
このような情報も日系引っ越し屋さんにお願いすると聞きやすいのが嬉しいポイントですよね!
終わりに
ホーチミンでの引っ越しは、環境や文化の違いから不安を感じることも多いかもしれません。
しかし、日系の引っ越し業者を利用することで信頼できるサポートを受けながら、快適なスタートを切ることが可能です。
ぜひ今回紹介した業者や選び方を参考にして、自分に合ったサービスを選んでみてくださいね。
安心して新しい生活をスタートできるよう、良い引っ越し業者に巡り合えますように!