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2024.03.07

歴史から読み解くベトナムの現在!戦争を乗り越えた軌跡を解説

歴史から読み解くベトナムの現在!戦争を乗り越えた軌跡を解説
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムといえば、かつてフランス植民地時代に建築されたコロニアル建築の街並みや、メコンデルタの雄大なジャングルなど、都会的な雰囲気とゆったりした自然が融合した独特の雰囲気が特徴の国で、近年では日系企業を含む外資系企業の海外進出先として注目されています。 今回は、知っておきたいベトナムの歴史や変遷、日本との意外な関係について解説し、ベトナムでのビジネス・生活を始める上での予備知識となるようにわかりやすく解説していきます!   ベトナム戦争の悲惨な光景は報道などで印象的な方も少なくないのではないでしょうか? ベトナム戦争は1954年から1975年まで続いた戦争です。「ベトナム軍」対「アメリカ軍」というイメージがありますが、ベトナム戦争の背景には各国の思惑や世界情勢などが複雑に絡み合い、ベトナムが争いに翻弄されてきた歴史があります。 それでは、ベトナムはどの国と戦っていたのでしょうか?経緯から簡単におさらいしていきましょう。   1847年、植民地支配を広げるフランスがベトナム・ダナンを侵攻し、1885年から1945年の60年間にもおよび宗主国としてベトナムを植民地支配しました。 第二次世界大戦後の1946年、支配を復活させようとしたフランス(第四共和政)とベトナム独立同盟(ベトミン)が衝突し、これを皮切りにベトナム全土、周辺諸国(ラオス・カンボジア・インドシナ)独立戦争が拡大・長期化しました。 そしてディエンビエンフーの戦いでフランスがベトナム独立同盟(ベトミン)に敗れたことから、1954年ジュネーブ協定が結ばれ和平成立しました。   ベトナムはフランスからの独立を果たしましたが、フランスとの和平条約に反対したアメリカは、反共産主義を掲げる「南ベトナム軍」に介入し、サイゴン(今のホーチミン)に傀儡政権ベトナム共和国(南ベトナム)を設立しました。 こうして、ベトナムは南北に分断され、ベトナムの統一を巡ってベトナム戦争が始まることになりました。ベトナム戦争は1965年アメリカ軍が本格的に参戦したことで激化し、アメリカ軍が軍事支援や枯葉剤散布をするなど、ベトナム戦争は泥沼化し激化していきました。 そんな中ベトナム戦争で活躍したのが、かの有名な「ホーチミン氏」です。 当時、ホーチミン氏が北ベトナムを率い勝利へ導いたことから、現在までベトナムでは国民から最も敬愛されている指導者となっています。 ホーチミン氏は、フランスからの独立戦争からベトナム戦争での南北統一までその最前線で活躍し「ベトナム建国の父」とたたえられています。 1976年に統一国家であるベトナム社会主義共和国が誕生した事を機に「サイゴン」だった地名も「ホーチミン」と改められました。 ベトナムではホーチミン氏の肖像画が紙幣全てに印刷されていたり、街中の至る所に肖像画や銅像などを見つけたりすることができます。現代でもベトナム人から敬愛され、心の拠り所になっていることが伺えますね。 ハノイには「ホーチミンの家」や「ホーチミン廟」、ホーチミン市には「ホーチミン博物館」などホーチミン氏の足跡を知ることができるスポットが国内に数多くあります。   1975年4月30日にサイゴンが陥落し、長く続いたベトナム戦争は終結しました。 この日を「南部解放記念日」としてベトナム全土で軍事パレードや文化イベントが開催され、戦争の犠牲者を追悼して平和への願いを新たにしています。 南ベトナム軍の重要拠点であった南ベトナム大統領官邸(現在の統一会堂)は、いまでは観光地として内部を見学することができ、当時の砲撃跡や地下の軍事施設などから歴史を感じることができます。 現在までに当事者であるベトナムやアメリカ、フランスはもちろん、他の国々でもベトナム戦争に関する映画や書籍が数多く制作されていますので、ご興味をお持ちになられた方は是非チェックしてみてください。 制作時期や各国の視点によって、作品に描かれるものが変わったり、こちらの受け止め方も変わったり、様々な角度から考察することができますね。   ベトナムには日本軍も侵攻した歴史があり、ベトナムでの日本軍のイメージも気になる方も多いのではないでしょうか?ベトナム独立と日本軍の関係を解説していきましょう。   時代は戻り、第二次世界大戦中1940年に日本軍のインドシナ進駐を開始したことから、ベトナムはフランスと日本の二重支配を受け反仏・反日闘争を展開していました。 第二次世界大戦後に日本からの支配が終わり、フランスは改めて宗主国になろうと画策します。しかし、第二次世界大戦でベトナムに駐留していた日本兵がフランスからの独立を目指すベトナム独立同盟に協力しました。 ベトナムに残っていた日本陸軍の軍人は、ベトミンの軍事幹部養成の士官学校で戦術を教え、その戦術がのちのディエンビエンフーの戦いでも生かされたということです。 第二次世界大戦で日本軍は「アジア解放」を掲げてベトナムや周辺の東南アジア諸国へ侵攻していました。戦争は混乱をもたらし、多くの悲しみや犠牲者を生みました。 このように戦争は肯定できませんが、戦争終結後も日本に帰国せず現地に残りベトナムの国の未来を考え、独立に協力していった日本人がいたという歴史も読み取れます。   ベトナム人の祖先は、紀元前2000年頃に中国からベトナムに移住して来たと言われています。 ベトナムには現在54の民族がいるとされていますが、その中でもキン族(ベト族)は全体の9割近くを占めています。北部の平野や丘陵地帯に住み、青銅器時代の文明を築きました。 またベトナム中部には2世紀から17世紀頃まで続いた「チャンパ王国」が存在し、東西交易の要所を抑えインド・クメール・ジャワとの海洋貿易を通じて、隆盛を極めました。 「ミーソン遺跡」ではヒンドゥー教の影響を受けたチャンパ王国の寺院や祭壇など世界遺産を見ることができます。   このような産業や交易の利益を求めて主に中国や近隣国からの侵攻が繰り返され、紀元前2世紀から10世紀頃中頃までの間ベトナムには、漢、唐、宋、元、明、清などの中国王朝が侵攻し、ベトナムは中国の属国となり王朝を立てて抵抗と独立を繰り返しました。 1428年、地方豪族の(レ=ロイ)が挙兵し中国の明をやぶり黎朝を建国して独立を果たし、中国の歴代王朝との間で朝貢関係を維持するようになります。 黎朝はチャンパ王国も滅亡させ勢力を拡大していきましたが、国王が短命などの理由で混乱し王権は衰退していきました。 その後1802年、阮福暎(かりゅうてい)が阮朝(グエンちょう)を成立させ、ベトナム全土を統一した王朝「南越国」となりました。しかし、フランス軍の侵攻によりフランスの植民地時代へと移ることになります。   16世紀に国際貿易港として栄えたベトナム中部にあるホイアンは、当時江戸時代だった日本とも朱印船貿易で交易を盛んに行いました。 1601年から本格的に行われた貿易により、ホイアンには多くの日本人が移り住み日本人街が形成されました。 そのため、今でもホイアンには伊勢うどんをルーツとする麵料理「カオラウ」や日本の建築技術を用いて造った邸宅などが残っています。また、ホイアンのランドマークである「来遠橋(日本橋)」も必見です。   現在では、高層ビルが立ち並び経済成長が注目される国となりましたが、ベトナムはどのように近代化を成し遂げていったのでしょうか? 前述してきたように、ベトナムの歴史は他国からの侵略と独立を繰り返してきました。 「ベトナム建国の父」であるホーチミン氏は、ベトナムが独立を果たすためには国民の団結が必要だと考えました。そこで、ソ連の革命家レーニンの思想を基に「マルクス・レーニン主義」を掲げて社会主義国家を目指しました。 ホーチミン氏の思想は平和・仁愛・人文を基に、各民族間の友好を促進させる事に重きをおき、人民の幸せや平和を願うものです。この考え方がベトナム国民や共産党員のお手本となり現代にも続いています。   国際社会への参加を進めることを目標に1986年からドイモイ政策を導入し社会主義の緩和を行いました。ドイモイ政策に転換したきっかけは、またもや戦争です。 1979年カンボジアのポル=ポト政権と友好関係にあった中国は、ベトナム北部に侵攻し中越戦争を起こしました。これをきっかけにベトナムはカンボジアとも衝突することになりました。 そのため当時、ベトナム戦争とカンボジア・ポル=ポト政権の制圧といった戦争で疲弊したベトナム国内は、生産・経済活動が停滞してしまいました。 しかし同時期にソ連の「ペレストロイカ」が起こり、これにならって経済政策の転換が進められていったのです。 「ペレストロイカ」とは ロシア語で「建て直し」「再編」を意味する。1986年旧ソ連ゴルバチョフ政権によって進められた。社会主義経済の停滞を打破するための外交政策の転換や市場経済導入を柱とした経済改革。 農業の自由化 農業分野における規制を緩和し、自由な競争を促進することです。これにより、農業生産の効率化が図られ、農業価格の低下が期待できます。 企業の民営化 政府が所有する企業を民間に売却したり新たに法人を設立したりすることです。企業の経営効率化が図られ、経済成長につながることが期待できます。 外国投資の受け入れ 外国からの投資を呼び込むことです。これにより、外国企業の技術やノウハウが導入され、経済成長につながることが期待できます。 インフラの整備 道路、鉄道、電力、水道などのインフラを整備することです。企業活動や生活の利便性が向上し、経済成長につながることが期待できます。 教育・医療の改善 教育水準や医療水準を向上させることです。これにより、労働力の質が向上し、経済成長につながることが期待できます。 これらの政策の結果、ベトナムは大きく経済成長を遂げることができました。 また、1995年にはASEANに加盟し1998年にはAPECに参加するなど、周辺諸国との貿易や投資などの交流、経済協力が一層加速していきました。 2007年にはWTO世界貿易機関に正式加盟し、国外市場への進出を進めていき加盟年度には輸出入総額が大幅に増加するなど貿易の自由化が進みました。 このような国際社会への進出を背景に、2022年にはGDP国内総生産成長率は8.02%に達し、2011年~2022年までの過去10年間で最高となりました。   ベトナムの歴史は繰り返された戦争の苦しみ抜きには語ることはできません。これらを乗り越え、政策を転換し経済成長を図って現代に至っています。 また、平和な現代のベトナム国家を築いたホーチミン氏の活躍や思想はベトナムを理解する上で欠かせないものとなっています。 この記事がベトナムの歴史を知る上で、参考になりましたら幸いです。

2024.03.04

【2024年最新版】在住者が厳選!ホーチミンのおすすめマッサージ・スパ5選

【2024年最新版】在住者が厳選!ホーチミンのおすすめマッサージ・スパ5選
ベトナム生活情報

ベトナムへ来たら、身体を労う時間としてマッサージやスパへ行く方も多いのではないでしょうか。 毎日行けるリーズナブルなマッサージ屋さんから、少しラグジュアリーなスパまで、様々なお店があります。 リーズナブルな価格帯なので、ベトナム在住日本人でも定期的に通っている方は多いですよね。 こちらの記事ではベトナム在住者や旅行でホーチミンに来る方に、スパに足繫く通う筆者が自らの足で行き尽くした結果、本当にお勧めのスパ5選をご紹介していきたいと思います。 ぜひチェックしてみてくださいね!   フットマッサージやボディマッサージを60分300,000VND(約1600円)程度で受けることができる格安マッサージ店がいくつかあります。 サービスや内装などの設備は必要最低限ですが、とにかく格安で毎日でも受けられる価格帯ですので、軽くマッサージを受けたい時などにおすすめです。 また、予約を取らずに入れることも多いので、ふらっと入っても空いていればすぐに案内してくれますよ◎ こちらの格安マッサージ店は、基本的にはマッサージ料金と別にセラピストにチップを支払う必要があります。 帰り際に要求してくるパターンや、入り口で受け取るのを待っていることが多いので、問題なくサービスを受けられたら50,000VND、満足したら100,000VND程度渡してあげると良いでしょう。   1区の観光地エリアや2区のタオディエンに多い価格帯の街スパと呼ばれるマッサージ店です。 90分700,000VND前後ですので、日本で格安マッサージを受ける価格帯で少しラグジュアリーなスパが受けられるイメージです。 内装や音楽がゆったりと過ごせる空間で比較的ラグジュアリーになっており、入店するとドリンクやマッサージオイルを選択できるなどのサービスがついていることが多いです。 シャワーやサウナなどが併設されていて、マッサージ後に利用できるお店も多く、旅行の最終日に使用するのもお勧めですよ◎ スパによっては食事のサービスがついていたり、歯ブラシなどのアメニティを置いていたりしますので、サービス内容が気になる方は予約前に確認すると良いでしょう。 ゆったりとした空間で快適なサービスを受けたい方は、街スパの価格帯を選ぶと良いかもしれません。   五つ星ホテルなどに併設されているスパ。 ホーチミンであればインターコンチネンタルホテルやパークハイアットホテルなどの五つ星ホテルに併設されたスパ施設は、ラグジュアリーかつサービスも最高級です。 日本だと五つ星ホテルのスパは数万円からですが、ベトナムでは高級ホテルのスパは半額程度で受けられて手が届きやすい価格です! 10,000円程度から体験できるので、せっかくベトナムでのひと時を優雅に過ごしたい!という方にはホテルスパがおすすめです◎   1区の日本人街レタントン通りにある格安スパWellness Spaは、フットマッサージが60分290,000VND、ボディマッサージが60分330,000VNDで受けられます。 通常格安マッサージ店の場合、マッサージ料金に加えてチップが50,000~100,000VND程度必要ですが、こちらのお店はチップ込みのため上記料金のお支払いのみでOKです! 予約なしで訪問してもほとんど待つことなく、施術を受けられるので筆者も毎週のように仕事終わりに立ち寄っています。 また、場所がレタントンエリアで在住者には足を運びやすく、歓楽街ですが女性一人でも入りやすいマッサージ屋さんですよ◎   ホーチミンで最も有名なスパといえばこちらのMIUMIU SPA、聞いたことがある方も多いかもしれません。 現在ホーチミン市内に3店舗を構え、いつでも予約でいっぱいなのが人気の証拠。 マッサージ技術の高さと安定感、サービスの品質、料金のお手頃さという三拍子そろったMIUMIU SPAは筆者自身もよく利用しますが、来客時にも安心しておすすめできるスパです。 ストレッチのようにしっかりほぐしてほしい方はタイ古式、リラックスしたい方はホットストーンマッサージがおすすめです! 人気が高い故、予約の取りにくさが少々ネックで、前日や当日予約だと希望の時間に空いていないことも多々ありますので、行きたい方は早めの予約をおすすめします◎   ベトナムにいても岩盤浴を楽しめることをご存じでしょうか…? ベトナムではサウナは人気ですが岩盤浴は意外と出会えません。 しかし、こちらのTemple Leaf Spa Landではマッサージに加えて観光式の岩盤浴やジャグジーなどのチムジルバンを楽しむことができます◎ そして嬉しいことに時間制限がないので休日にゆっくりおこもりデトックスdayを過ごしたい方は、こちらで身体をリセットすることをおすすめします! 館内には韓国料理やスイーツを楽しめるベトナムデザインのカフェが併設されているので、お昼ごはんも館内で済ませることができますよ。 日本のスーパー銭湯のようなイメージに近いので、お風呂から食事、そしてマッサージまでお値段もリーズナブルに楽しめるので是非行ってみてくださいね。   ホテルスパの中でも特に筆者のおすすめはパークハイアットホテル内に併設されたXuan Spa(スアンスパ)です。 たかがスパと侮ることなかれ。Xuan Spaは世界感がとても素敵で、ベトナムの自然由来の治癒力を持つ植物オイルやマッサージ技術を使用したスパを提供しています。 お値段は五つ星ホテルが提供するスパだけあり、街スパに比べると高級ですが日本で同クオリティの施術を受けようと思うと2倍はくだらない。 せっかくベトナムにいるのだから、ベトナムの自然由来の薬草やオイルをふんだんに使用したラグジュアリーなスパでひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。 筆者は仕事で成果を上げられた特別な日の、自分へのご褒美として楽しんでいます♡ お値段は60分のボディマッサージで240万VND(15,000円程度)です。   日本人オーナーさんが経営する2区のタオディエンエリアにあるMoc Huong Spa。 日本人の経営者ということもあり、日本人にとってかゆいところに手が届くホスピタリティが嬉しいお店です。 2区タオディエンエリアにランチなどで出かけたり、旅行でも一度は訪れることが多いのではないでしょうか。 わざわざ1区エリアまで戻るのも手間がかかるし、タオディエンエリアで全てを済ませられたらとても便利ですよね。 そんな時に自信を持っておすすめできるのがMoc Huong Spaです。ヴィラ風の建物が入口からわくわくさせてくれます。 建物の中もきれいで広々としており、ドライヤーや歯ブラシなどもついていてとてもありがたい◎ シャワーとスチームサウナもついているので、オイルマッサージを受けた後にシャワーを浴びたい方や旅行最終日にシャワーを浴びて帰りたいといった方にも嬉しいですね◎ 是非2区でスパを受けたい!という方にはおすすめしたいお店です!   さて、こちらの記事ではホーチミンでおすすめのスパ5選を紹介しましたが、いかがでしたか? 価格帯、エリアごとにおすすめがあり、さらにはチムジルバンなども楽しめるスパもあります。 ホーチミンに住んでいると休日にすることがないなどという声を聞くこともありますが、そんな時はゆっくりスパで日頃の仕事の疲れを癒してみてはいかがでしょうか? 上記は筆者の友人や出張者が来たときにも自信を持っておすすめしているお店ばかりですので、皆さまにも気に入っていただければ嬉しい限りです◎ みなさまのホーチミンライフの参考になりますように…!  

2024.02.29

【ベトナム/ホーチミン】現地在住者が厳選!日帰り・週末旅にお薦め近場旅行スポット7選

【ベトナム/ホーチミン】現地在住者が厳選!日帰り・週末旅にお薦め近場旅行スポット7選
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

転職や移住をきっかけにホーチミンに住み始め、休日を満喫できる観光地に行ってみたいものですよね。 ベトナムには、日本では聞き馴染みのない地名でも、隠れた魅力ある街や観光地がたくさんあります。 今回は、ホーチミンを出発地とした日帰り・週末旅におすすめのスポットをご紹介いたします!   ブンタウは、ホーチミンから南東へ100㎞ほどに位置する港町です。欧米人に人気の観光地として知られ、新鮮なシーフードやブンタウ最大のビーチエリア「バックビーチ(Bãi Sau)」で海水浴を楽しむことができます。 ブンタウのランドマーク的存在の大きな「キリスト像」がある小高い山の山頂からは、ブンタウの街並みを一望できます。   ホーチミンからは高速バスや船で約2時間です。日帰りの場合は、早朝から出発して夕方に戻る便に乗ります。 ブンタウにはナイトマーケット、ホテルに併設されたカジノもあり「日帰りではもったいない」という方もいるほど魅力的な観光地です。海あり、山ありのリゾート地ブンタウを満喫しましょう。   カンザー(Can Gio)は、ガイドブックなどではあまり取り上げられていませんが、現地のベトナム人からは「ブンタウと並ぶ休日スポット」として挙げられます。ベトナム南部の人たちの発音は「カンヨー」と聞こえます。 ベトナム最大のマングローブの森が残る「カンザー国立公園」では野生の猿やシカなどが多く生息しており、雄大な自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。また、カンザーの4月30日ビーチでは海水浴をすることもできますよ。 実は、ベトナム戦争時に使われた枯葉剤によりカンザーのマングローブは壊滅的な被害を受けた過去があり、復興したマングローブの森から歴史を感じ、学ぶことができるスポットでもあります。   ホーチミンから南へ60km、路線バスで3時間または船で1時間半程です。個人でマングローブの森に行く場合は現地にある案内業者とのやり取りが必要になります。 効率よく移動したい方はツアーの利用がおすすめです。   日本人にはそれほど知られていない「絶景スポット」が数多くあるムイネーは、欧米人の間では非常に人気の高い観光地です。 白い砂浜のビーチリゾート「ファンティエット」ではサーフィンやシーフードが人気です。また10㎞も続く「ムイネー砂丘」では砂浜をジープで駆け巡るサンドバギーや気球ツアーなどのアクティビティもあります。 石灰石の美しい岩と赤砂の谷である「妖精(スイティエン)の渓谷」でリバーウォーキングを楽しむことができます。アクティビティが豊富なため、家族連れでも楽しめそうですね。   ホーチミンから東に200㎞程、各バス会社を利用すると片道4~5時間です。同じく4~5時間程度でホーチミンから電車でファンティエット駅まで移動し、車でムイネーまで30分で移動することもできます。 ツアーでは各景勝地やアクティビティを効率よく楽しめるプランもありますので、現地でのアクティビティをメインにしたい方はツアーも良いかもしれませんね。   日本人が東南アジアらしさを感じるのは「水上マーケット」ではないでしょうか?多くの水上マーケットが早朝に開催されるため宿泊が必須となりますが、カイベーにある水上マーケットは日帰りでも楽しむことができます。 メコンデルタ地方に暮らす現地の人々の暮らしや、ホーチミンの喧騒から離れたのんびりとした雰囲気を感じられます。   ホーチミンから南西におよそ110㎞、車で片道2~3時間程度です。ローカルバスを乗り継いでアクセスすることもできますが、カイベー観光の際はツアーに乗るのがベストです。 カイベーツアーでは「水上マーケット」だけでなく、工場見学やサイクリング、家庭料理体験などのプランが組み込まれているため、ローカルの雰囲気を体験してみたい方にもおすすめです。   ミトーはメコンデルタの玄関口といわれる街で、メコン川にある島々を船で移動し、ジャンルに流れる小川をボートに乗って散策したり、各島内にある蜂蜜農園や、ココナッツキャンディー工場を見学したりすることができます。ココナッツキャンディーはもちろんお土産として購入可能です。 市内には、建物が美しい「ヴィッチャン寺」があります。他にも「Dong Tam Snake Farm」には多くのヘビとトラ等の動物がいますので、家族連れでも楽しめます。   ホーチミンから南に70㎞、バス会社を利用して片道1時間半程度です。メコン川クルーズに個人で行く場合は現地にある業者との交渉が必要になりますので、初めての方は特にツアーで観光するのがメジャーです。   クチはベトナム戦争時に南ベトナム解放戦線の重要拠点とされていました。アメリカ軍の攻撃を翻弄するために掘られた「クチトンネル」は今も保存され当時の戦争の壮絶さや物資が少ない中工夫を凝らしたベトナム人の知恵を伝えています。   ホーチミンから北方向およそ45㎞、路線バスを乗り継いで片道3時間半、車で1時間です。路線バスは乗り継ぎがあり時間もかかるためおすすめできません。また本数も限られているため、ツアーに乗るのがベストです。   タイニン省はカンボジアとの国境に接した街です。ベトナムの新興宗教であるカオダイ教の総本山があります。カラフルで世界の宗教を凝縮した世界観は、興味深いですね。 また、標高986mの「バーテン山」には仏教モチーフのテーマパークがあります。登山またはロープウェイで山頂を目指しましょう。 山頂にはレストランや仏教をテーマにしたモニュメント、庭園などのフォトスポットの他にもハイキングコースやローラーコースターなどがあり家族連れでも楽しめるスポットになっています。   ホーチミンから北西におよそ90㎞、路線バスを乗り継いで片道5時間または、車で2時間程度です。路線バスは乗り継きがあり時間がかかることからおすすめできません。 ツアーでは、カオダイ教寺院とバーテン山を観光できる日帰りプランもありますのでぜひ調べてみてくださいね。   ▼ベトナムの新興宗教カオダイ教についても解説しています。 【ベトナム/宗教事情】多い宗派や宗教観について解説!     ホーチミン1区にあるバクダン船着場から「GreenlinesDP」という会社が運営する船でブンタウ、カンザー等にアクセスすることができます。 チケットの購入は窓口またはオンラインで行います。便数は少なく、夜の運行はないため帰りの際は注意が必要です。   ホーチミン市内にあるバスターミナル「ミェンタイバスターミナル(Bến xe Miền Tây)」もしくは、「ミエンドン・バスターミナル(Bến Xe Miền Đông)」から出発します。バスターミナルにはチケットを扱う販売所がたくさんあります。 バス会社によって、寝台型や個室のような座席、カプセルホテルのような豪華席など様々ありあすので、比較してみると面白いですね。   ベトナムのローカルバスアプリ「BusMap」を利用すれば、行き先から乗るバスの番号を調べることもでき、バスの接近情報も分かります。乗車料金は距離によって異なり、ホーチミン市内は5,000~7,000VNDです。 BUS MAP/Xe buýt thành phố(ベトナム路線バスアプリ) BusMap – Xe buýt & Thanh Toán 開発元:BUSMAP COMPANY LIMITED 無料 posted withアプリーチ   路線バスの乗り方は日本とはすこし異なります。 乗りたい番号のバスが近づいたら手を振る等で乗る意思を伝える バスは完全に止まらないので小走りで乗り込む(基本は前方乗車ですが空いているドアから乗車OK) 座席に座った後、車掌さんが回ってくるので行き先を伝え料金を払う 降りるバス停が近づいたら降りる意思を伝える(停車ブザーを押す) 後方ドアから降りる 大きな荷物がある場合は、追加料金(5,000VND)かかります。初めての利用した際は乗り込む時にバスが想像以上に止まってくれず驚いてしまいましたが、バイクタクシーよりも安く快適なのでぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。   「ベトナム統一鉄道」がハノイからホーチミンまで海沿いを走っています。 座席は料金によって等級があります。日本人旅行者の方はソフトシート以上の等級を選ばれているようです。チケットは駅窓口・公式オンラインページ・旅行代理店等で購入することができます。 日帰り旅行では、時間がかかるため電車での移動はおすすめできませんが、旅程にゆとりがあり「車窓からの景色を楽しみながら旅行したい」という方はぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?   このほかにも、「ニャチャン」や「コンダオ島」「ダナン」「ダラット」などへ飛行機でホーチミンから約1~2時間で移動できます。 これらの観光地はスケジュールに合う便があれば日帰りも可能ですが、空港への移動や待ち時間を考えると、1泊2日以上の週末旅にアレンジするのがおすすめです。 ▼こちらの記事では週末旅におすすめのスポットをご紹介していますので、ぜひご覧ください。 【ベトナム国内スポット】世界遺産など注目の観光地紹介!【2024年最新版】   ホーチミンから日帰りで行ける観光地や飛行機での週末旅におすすめのスポットをご紹介しました。ツアーを利用すれば、気軽に日帰り旅行をすることもでき家族連れの方にもおすすめです。 長距離バスや電車に乗ってみたり、バイクがある方はツーリングしてみたりするというのも冒険感があって面白そうですね。 ホーチミンを拠点にして、充実した休日を過ごせること間違いありません。この記事が参考になりましたら幸いです。  

2024.02.26

【2024年最新版】在住者が厳選!ハノイのおすすめマッサージ・スパ5選

【2024年最新版】在住者が厳選!ハノイのおすすめマッサージ・スパ5選
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムへ来たら、絶対に行ってほしいのがマッサージやスパです! 毎日の疲れや、旅行で疲弊した身体のリフレッシュにもとてもオススメです。 気軽に行ける安価なマッサージ屋さんから、高級路線のサービスの手厚いスパまで様々なお店があり、希望に合わせて選ぶことが出来る選択肢の多さも魅力です。 日本と比較してもリーズナブルな価格帯のお店が多いので、ベトナム在住日本人でも定期的に通っている方は多いですよね。 こちらの記事ではベトナム在住者や旅行でハノイに来る方に、スパに足繫く通う筆者が自らの足で行き尽くした結果、本当にお勧めのスパ5選をご紹介していきたいと思います。 ぜひチェックしてみてくださいね!   フットマッサージやボディマッサージを60分150,000VND(約900円)程度で受けることができる格安マッサージ店がいくつかあります。 サービスや内装などの設備は必要最低限ですが、とにかく格安で毎日でも受けられる価格帯ですので、軽くマッサージを受けたい時などにおすすめです。 また、予約を取らずに入れることも多いので、ふらっと入っても空いていればすぐに案内してくれますよ◎ こちらの格安マッサージ店は、基本的にはマッサージ料金と別にセラピストにチップを支払う必要があります。 帰り際に要求してくるパターンや、入り口で受け取るのを待っていることが多いので、問題なくサービスを受けられたら50,000VND、満足したら100,000VND程度渡してあげると良いでしょう。   旧市街などの観光地エリアに多い価格帯の街スパと呼ばれるマッサージ店です。 90分700,000VND前後ですので、日本で格安マッサージを受ける価格帯で少しラグジュアリーなスパが受けられるイメージです。 内装や音楽がゆったりと過ごせる空間で比較的ラグジュアリーになっており、入店するとドリンクやマッサージオイルを選択できるなどのサービスがついていることが多いです。 シャワーやサウナなどが併設されていて、マッサージ後に利用できるお店も多く、旅行の最終日に使用するのもお勧めですよ◎ スパによっては食事のサービスがついていたり、送迎サービスがついていたりしますので、予約前に確認すると良いでしょう。 ゆったりとした空間で快適なサービスを受けたい方は、街スパの価格帯を選ぶと良いかもしれません。   五つ星ホテルなどに併設されているスパ。 ハノイであればシェラトンホテルやJWマリオットなどの五つ星ホテルに併設されたスパ施設は、ラグジュアリーかつサービスも最高級です。 日本だと五つ星ホテルのスパは数万円からですが、ベトナムでは高級ホテルの宿泊もスパも手が届きやすい価格です! 6000円程度から体験できるので、せっかくベトナムでのひと時を優雅に過ごしたい!という方にはホテルスパがおすすめです◎   旧市街のど真ん中、ハノイ大教会から歩いてすぐのところに位置する格安マッサージ店Van Xuan(バンスアン)foot massage。 何と言っても価格が魅力なこちらのお店は70分のフットマッサージが200,000VND(1,200円)を受けることができます! ボディマッサージでも70分で250,000VND(約1,500円)と破格です。メニューはフットーマッサージかボディマッサージの2種類とシンプルで、サービスも最低限ですが清潔感はありマッサージも十分に満足できます。 筆者はお気に入りで、定期的に通っていますが、男女構わずサクッと利用しやすく重宝しています。 ゴルフ帰りに利用したり、すきま時間でお手軽に行けるのでおすすめですよ◎   Serene Spaは韓国の方に特に人気がある、おしゃれでサービスの質が非常に高くコスパ最高の街スパです◎ 特に受付スタッフの対応がとても良いのと、スパ技術が丁寧で上手なところがお気に入りポイント。 店内へ入った瞬間いい香りに包まれ、ドリンクを頂きながらマッサージ内容のリクエストシートを記入したらお部屋へ案内してくれます。 筆者のおすすめはホットストーンマッサージで、温かいストーンとオイルを使って身体をほぐしてくれるリラックスマッサージ。 施術を受けた後はシャワーも借りられるので、オイルでべたべたするのが気になる…という方でも安心ですよ!   コロナ明け2022年にできたばかりの新しいスパで、元々ハノイで人気であったLa Bella Spaのオーナーが手掛けたスパです。 なんとベトナムの伝統楽器による演奏でお迎え、スパの施術後には無料でブンチャーやフォーなどのベトナム料理が頂けるというサービスまであります。 写真はブンチャーセット☟サービスとは思えないボリュームです! 最初から最後までベトナムの文化に触れることのできる、至れり尽くせりなスパで至福のひと時を過ごしてみませんか…? 食事も併せると半日ほどゆっくり館内で過ごせるため、出張者のアテンドでゆっくりベトナムを感じながら楽しんでもらうのにもとてもおすすめのスパですよ◎   せっかくベトナムに来てのんびり過ごせるのだから、ホテルスパで贅沢に過ごしたい!という方におすすめなのはJWマリオットホテル内にはいっているSPA by JWです。 JWマリオットホテルが旧市街から少し離れた場所にあるので、時間に余裕のある方におすすめです。 日本ではまだ奈良県にしかないJWマリオットホテルですが、五つ星の最高級ホテルが提供するスパは格別です。 サウナとジャグジーは利用し放題で、半個室か完全個室で自分だけの空間を独り占めできます。 スパークリングワインがついてくるプランまであり、非日常を味わえますよ◎ 高級とは言っても、リーズナブルなメニューであれば6000円程度からあるので、日本の五つ星ホテルでスパに行くことを考えれば半額以下でとってもお得です◎ せっかくなので、ホテルスパはハノイで受けてみることをおすすめします!   そして超穴場、最新のTBCオイルを使用したスパなど前衛的なメニューを提供するウェルネス施設Gatherのスパ。 在住日本人女性の間でカフェは話題で人気ですが、意外と知らないのがココのスパメニューなのです。 空間、サービス、メニュー、技術、どれをとってもパーフェクトなのにタイホーエリアにひっそりと展開しているためまだまだ知られていません。 日本で有名なメイクアップアーティストも超お気に入りのGather Wellness Complex。スパ好きは是非一度足を運んでみることをおすすめします! そして、併設のカフェメニューが美味しくてヘルシー&おしゃれなので、是非スパと併せて満喫してくださいね◎ 日本から遊びに来たスパ好きな友人はカフェもスパもお気に入り過ぎて3泊4日中毎日通っていました笑   こちらの記事ではスパ大好き筆者が、ハノイで長年行き尽くした結果おすすめの最新スパ情報をお届けしました。 コロナ禍を経てがらっと変わったハノイのスパ・マッサージ店。コロナ前から現在まで残っているお店は人気の高かったお店が多いので安心感があります。 一方コロナ後にできている新店は、サービス内容がアップデートされていたり最新の製品を使用しているお店も多く魅力たっぷり。 是非在住者の方も、旅行者の方にとっても有益な情報となっていたら嬉しい限りです◎ 日本ではなかなか手が出せないスパもベトナムならお手軽に楽しめるので、是非満喫してくださいね♪

2024.02.22

【ベトナム/化粧品】おすすめのコスメブランドと購入方法を紹介!

【ベトナム/化粧品】おすすめのコスメブランドと購入方法を紹介!
ベトナム生活情報

ベトナムに住む際に、女性にとって非常に重要な化粧品とその購入場所です。 『日本と同じものがなかなか手に入らないんじゃないか?』『日本で購入する際と同じくらいの金額で買えるの…?』『ベトナムで買えるコスメはどんなものがあるの?』といったハノイ生活を始める前に知っておきたい化粧品事情をまとめています。 ベトナムで購入できるローカルコスメ事情から、現地で人気の韓国やフランスのコスメまでドドンと紹介! 是非チェックしてみてくださいね◎   まず初めに、ベトナムのコスメ事情についてご紹介していきます。ベトナムではまだまだ日本ほど、コスメ市場は成熟していません。 今後さらなる収入の増加に伴いコスメ市場もさらに成長してくると思われますが、現状日本の8,500億円の市場規模に対してベトナムは2021年で15兆VND(約1,050億)と日本の約1/8です。 ですが、ベトナムは若い世代が多いことからも、コスメ需要が非常に高いためこれからさらなる市場の活性化に期待ができます。 また、ベトナムでは自国のコスメはまだまだ少なく、韓国コスメが最も人気です。韓国コスメに次いで、ヨーロッパコスメ(フランスが特に人気)、そして3番目に日本のコスメとなっています。 実際にベトナム人女子に話を聞いてみたところ、韓国コスメは安くて効果が高いので日々のスキンケアに使っているという声をよく聞きます。 日本製品は品質の良いものが多く使用したいけど、価格が高いのでなかなか使えないという声が多いです。 美白が美しいことの象徴でもあるベトナム人は、美白コスメが非常に人気でトラネキサム酸入りのスキンケアがとても人気だそうです。 ベトナムではメイクアップだけではなくスキンケアの需要も高く、基礎化粧品やパックなども沢山販売されています。 ドラッグストアで購入できるような数百円の化粧品から、デパートに行けばシャネルやDiorなどのハイブランドコスメも販売しているので、ある程度購入できるものはありますので安心してくださいね!   日本からベトナムへ移住してくる方にとって、何よりも気になるのが『ベトナムで日本のコスメは買えるのか…?』ということではないでしょうか。 自分が使っているものがベトナムでも購入できるなら安心ですよね◎ ハノイでは資生堂やkaneboやKOSEはデパートで購入することが可能です!資生堂のコスメはベトナム人女子にとっても憧れで、日本のコスメで最も知られている会社です。 また、無印良品もオープンしたので無印良品のスキンケアなども購入できますよ。 ただ、購入はできるものの、関税が非常に高く日本で購入する1.5倍近い料金になっていますので、要注意です。 また、ホーチミンにはALBIONが進出していますが、ハノイにはまだ進出していません。ホーチミンにはあってハノイにはないコスメもありますので、筆者はホーチミンに旅行に行った際に購入するものもあります。 (※ALBIONはホーチミンの高島屋に入っています。人気商品のスキンコンディショナーなども置いていますよ◎) 上記のブランド以外は現在進出している日本のコスメは限られており、特定のお気に入りコスメがある場合は日本から持ってくることをお勧めします。 それでも困った時に日本のコスメが買えるのはありがたいですね◎   ベトナム、ハノイの薬科大学出身者が集まり妊婦さんや子供でも使える化粧品を作ろうと、できたのがこのCOCOCHERY MOC ANです。 お茶やコーヒー、ハス、ジャスミン、ココナッツ、アボガドなどの自然由来の成分を用いて、作られた製品は添加物を最小限に抑え、安心して使えるためアトピーなどのアレルギーがある方でも使えると評判です。 薬剤師の知識に基づいた、安心安全でお肌に優しいコスメが使いたい方にはおすすめです◎ シャンプーやリップバームから、スキンケア製品まで幅広く取り揃えているので、自分に合った一品を見つけてくださいね! 筆者はお肌の不要な角質を取り除いてくれるコーヒーを使用した石鹸がとても気に入ってリピートしています。   その他にもニキビ予防ができる石鹸や、お肌を明るくしてくれるマスクなど、お悩み別に様々な商品がありますので是非ホームページよりチェックしてみてくださいね◎ ホームページからオンラインでの購入が可能です。ベトナムの素材を活かした製品なので、お土産にもおすすめですよ!   お値段も安く肌に優しいブランドとして人気の韓国コスメショップTHE FACE SHOP。 日本には新大久保に店舗がありますが、その他のショップはあまりないため、知らない方も多いかもしれません。 化粧品大国韓国で数々のコスメを抑えてトップの売上を誇るのがTHE FACE SHOPなのですが、ベトナムに長く住んでいる日本人の方でも『あ~なんか見たことあるね、でも使ったことないなあ』というお声をよく聞きます。 しかしベトナムでは、沢山店舗があり若い子はほとんど知っているコスメブランドなのです◎もちろんハノイ市内にもいくつか店舗があり、オンラインショッピングも可能です。 スキンケアはもちろん、メイクアップコスメもたくさんありますので、コスメ難民になってしまった方は是非一度THE FACE SHOPでお目当ての化粧品を探してみてはいかがでしょうか? 筆者もTHE FACE SHOPのスキンケア製品は長年リピートしています!   韓国のコスメブランドの中でも、ベトナムで人気といえばInnisfreeです! 日本でもパック等は知っている方もいますが、日本にはあまり店舗がないため認知度はあまり高くないですよね。 しかし、ベトナムでは若い女性で知らない子はいないくらいの人気なのです! ベトナムのデパートやショッピングモールに行くと、必ずと言っていいほど店舗があります。 お値段は韓国で購入する方が安いですが、ベトナムでは店舗に置いている商品数も多く、パックをちょっとしたプレゼントにしたり、日常使いのスキンケアとして使用することができるお手頃価格のイニスフリーはベトナムでおすすめのブランドです。   フランスのコスメブランドでベトナムでよく見かけるショップといえばYves Rocher。 Yves Rocherはヘアケアからスキンケアやボディケアまであらゆるケア商品を取り揃えており、香りのバラエティも豊富です。 日本ではドラッグストアに置いているお店がありますが、品数は限られておりボディソープなどが少しある程度です。 日本にない商品も沢山ベトナムでは販売しているので、是非一度ショップへ足を運んでみてください◎ イベントシーズンになるとギフトセットなども出てくるため、プレゼントにも重宝しますよ! シャンプーやボディソープは1500円~購入できるので普段使いにも購入できて、お風呂時間が楽しくなりますね。 ベトナムには店舗がたくさんあるので、商品を手にとり選ぶことができるのでお気に入りの一品を見つけられるのも嬉しいですよね。   ハノイには日系スーパーマーケット富分(とみぶん)があります。その富分スーパーさんが出しているドラッグストアがリンランエリアにあります。 こちらでは日本のドラッグストアの様に、洗剤などの日用品からコスメまで幅広く置いており、非常に便利です。 日本で購入するよりは割高になりますが、いつでも日本のコスメが購入できるという安心感は嬉しいですよね。 ※下記リンクより地図の確認ができます。 https://maps.app.goo.gl/XL8GkJRXpycm8oHF9?g_st=com.skype.skype.sharingextension   さて、こちらの記事では実際にハノイで購入できるコスメ情報についてお届けしました。 ベトナムへの移住が決まると、気になる現地情報。その中でも女性にとって気になるのがコスメ事情ですよね。 先述の通り、意外と日本の化粧品も購入できますが、日本でしか購入できないものも沢山あります。 お肌に直接触れるものなので、お気に入りのコスメを使いたい!現地調達と日本から持ってくるものをうまく分けて、快適なハノイライフを送ってくださいね◎ こちらの記事がハノイ移住をする方にとって、参考になれば嬉しい限りです!  

2024.02.19

【ベトナム・ホーチミン】旅行者必見!ベトナムドンおすすめ両替店と両替時の注意点

【ベトナム・ホーチミン】旅行者必見!ベトナムドンおすすめ両替店と両替時の注意点
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムの通貨はVND(ベトナムドン)です。ベトナムでは基本的に、どの両替所でも日本円からベトナムドンへの両替が可能です。 今回は、在住者も利用するベトナム・ホーチミンのおすすめの両替所をご紹介いたします。両替の注意点もあわせて詳しく解説していきますので最後までご覧ください!   ベトナム通貨の単位はベトナムドン(VND)で、小銭はなく全て紙幣です。 ベトナムの紙幣は10種類で500~500,000VNDまであります。 お金の単位が大きいため1000の位を「K」と省略して表記することがよくあります。 (例) 50,000VNDのドリンクは「50」または「50K」と表示します   空港・ATMキャッシング 街中の両替所 ホテル・銀行 以上の場所で日本円からベトナムドンに両替することができます。それぞれの両替所について詳しく解説していきます   空港の両替所は深夜や早朝でもいくつか営業している店舗もあります。空港や街中にはキャッシング可能なATMが多数あります。ATMキャッシングは利用会社によって手数料等が異なるので事前の確認がおすすめです。   ベトナム・ホーチミンの両替は「街中の両替店」の換金レートが良いと言われています。市内には宝石店に併設された両替所がいくつかあります。パスポートの提示が必要ない店がほとんどですが、念のためにパスポートは持参していきましょう。   宿泊ホテルで換金対応してくれることもありますが、良いレートでない場合も多く、急ぎで現金が必要でない限りはあまりおすすめできません。 銀行は市内にたくさん見かけることができますが、待ち時間がある、パスポートの提示を求められる、お昼休憩があることや15時には閉まる等、旅行者には利用しづらくあまりおすすめできません。     在住者が「両替店で迷ったらここ」というほど有名な両替店です。ベンタイン市場の目の前にあり、アクセス良好で常に外国人が両替を求めて並んでいます。こちらの両替店はパスポートの提示なく換金することができます。 両替レートは掲示されていませんので、両替レートを尋ねるか、両替したい金額を伝えて両替後のVNDを教えてもらうようにしましょう。 営業時間:月―日曜日8:00~19:00 住所:2 Đ. Nguyễn An Ninh, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh   シェラトンホテルやドンコイ通りに近く、観光客が多く利用する両替店です。Ha Tam Jewelryほど混雑していないため、落ち着いて換金することができます。 営業時間:月―日曜日8:00~20:00 住所:86 Mạc Thị Bưởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 700000   ドンコイ通りにある両替店です。アクセスがよく在住者の間でもレートが良いと評価が高いです。周辺には観光客目当ての行商人が多くいるため、周囲の警戒は怠らないようにしましょう。 営業時間:月―日曜日8:00~20:00 住所:135 Đ. Đồng Khởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh   タンソンニャット国際空港内に両替所やキャッシングができるATMがあるため、日本から事前にベトナムドンを用意する必要はありません。 インターネット通信環境は空港内でもSIMカードを販売していますが、ベトナムで通信できるWi-Fiレンタルもしくは、SIMカードを事前に用意しておくと到着後に調達する手間が省けますね◎ SIMカード購入に関しては下記記事を参考にしてください。 ベトナムでの最適なSIMカード購入方法   空港から市内に移動する際は「Grabタクシー」などの配車アプリを利用すれば、キャッシュレスで移動することができます。市内到着後に街中の両替所で換金するのがおすすめです。 「Grab」等の配車アプリの登録はSMS認証が必要ですので、日本を出国する前にインストール・クレジットカード登録しておきましょう。   ベトナムの紙幣は500~500,000VNDと日本の紙幣に比べゼロの桁が多く、紙幣の色の見分けが付きにくい等、慣れないうちはお金のやり取りに戸惑うことがあります。 また、日本とは「コンマ」の表示が異なり、例えば日本で「1,234.56」と書くところを、ベトナムでは「1.234,56」と表示します。お金を受け取る時には落ち着いて金額を確認するようにしましょう。   空港や街中の両替所では両替レートを表記していない店舗が多く、換金前に店員にレートを尋ねる必要があります。 ホーチミンでは簡単な英語は伝わりますので、お金を出す前にまずはレートを尋ね、納得した上で換金しましょう。   2023年タンソンニャット国際空港からタクシー乗車時における運転手からの窃盗被害が報告されています。 タクシーに乗車した後、運転手は片言の英語や身振り手振りで「大きい金額の紙幣を細かい金額の紙幣に交換する」と言い、財布の中に手を入れられて紙幣を数えられた。一応、目的地まで連れていってくれたが、改めて財布の紙幣を確認したところ、金額の大きな紙幣だけが盗まれていた。 (在ホーチミン日本領事館/安全情報) このような被害は海外でよく聞く話ですが「第三者に財布・お金を見せない」「両替の後は金額を確認する」等の自衛が大切です。 空港からの移動は、タクシースタンドに待機している「メータータクシー」や「Grabタクシー」等の配車アプリを利用するようにしましょう。   街中の両替店の近くで「行商人」や「物乞い」が声を掛けていることがあります。しつこいつきまといはありませんが、注意散漫になっている隙にスリやひったくり等の被害に合うことも考えられますので、両替所付近では周囲の警戒は怠らないようにしましょう。   両替所でよく見かける「BUY」と「SELL」の表示。旅行に慣れていない人にとってはどちらのレートを見ればよいか混乱してしまいますよね。   現地両替所から見て 外貨(日本円)→現地通貨(VND)に両替する「BUY」 現地通貨(VND)→外貨(日本円)に両替する「SELL」 となっています。ベトナムドンが必要な場合は「BUYレート」を尋ねましょう。   日本円をベトナムドンに両替したいときの計算式は (日本円)×(BUYレート)=ベトナムドン換金額 (例) 10,000円×162.71=1,627,100VND (※2024/2/16時点レート) となります。 反対に、ベトナムドンを日本円に両替したいときの計算式は (VND)÷(SELLレート)=日本円換金額となります。   旅行中は焦っていたり、普段と違う環境で混乱したりと冷静になりづらいものです。「通貨換算アプリ」をインストールしておくと換金時やお買い物時に簡単に金額を確認でき便利です。 通貨換算 – 為替レート – 通貨レート Aleksey Mezhevikin無料posted withアプリーチ   水(500ml)  30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール  @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー @ローカルレストラン 約250円(40,000VND)/杯 バインミー @ローカルレストラン  約150円(25,000VND)/個 ローカルレストラン等では1食300円~食事できます。観光客向けのレストランや日本食レストランでは日本と同じぐらいの価格帯です。   ▼こちらの記事ではホーチミンの物価を紹介しています 【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費を一挙公開!   ローカルバス 30円(5,000VND) 空港シャトルバス(109番バス) 92円(15,000VND) Grabタクシー(空港から統一会堂) 680円~(110,000VND~※時間帯により変動) Grabバイク(空港から統一会堂) 230円~(37,000VND~※時間帯により変動) ローカルバスに乗る際は大きいお釣りが必要ない小額紙幣を用意しておきましょう。 「配車アプリ」は時間帯によって価格が変動しますが、「Grabタクシー」なら空港から1区までおよそ1000円以内で移動できます。   統一会堂入場料 250円(40,000VND) ベトナム戦争証跡博物館 250円(40,000VND) ロンヴァン水上人形劇 1800円(300,000VND) 市内周遊観光バス 900円(150,000VND) マッサージ 1200円(200,000VND~) ホーチミンには入場料のかからない観光スポットが多く、街歩きだけでも楽しむことができます。水上人形劇や観光バスはオンラインでも購入できますので、キャッシュレスも可能です。 「メコン川クルーズ」等の観光ツアーはクレジットカードの事前決済や現地で直接支払い等、ツアー会社によって様々です。現金での支払いが必要かツアー会社のサイト等を確認しましょう。 こちらのベトナムモチーフのポーチは郵便局の入り口そばにあるお店で370円(60,000VND)でした。 路面のお土産店ではクレジットカードを使える店舗が多いです。一方で市場のお土産店は現金のみのところが多いですが、値切り交渉で路面店よりもお得に買える場合もあります。   都市部の大きな店舗を中心にクレジットカードが利用できるところが数多くあります。最近では、クレジットカードに付帯したタッチ決済が可能な店舗もあり、パスワードの入力などがなく迅速に支払いを済ませることができます。 ベトナムではクレジットカードよりもデビットカードが主流。支払いがすぐに確認できるデビットカードでの決済が安心でスムーズです。 しかし、市場や個人商店・昔ながらのローカルレストランなどではクレジットカード支払いが普及していないところもあるため、小額紙幣を中心に現金を持ち歩くと安心でしょう。   ▼ベトナムのキャッシュレス事情について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 急速に普及するベトナムでのキャッシュレス事情 ~QRコード決済、カード決済など~   ベトナム・ホーチミンでのおすすめの両替所、両替の注意点を解説しました。ホーチミンでは1日5000円程度のVNDがあれば、十分に食事・買い物・観光を楽しむことができます。計画的に換金して、ホーチミン旅行を満喫してくださいね!  

2024.02.15

ベトナム在住者が語る!忖度無し ハノイ/ホーチミンの生活環境を徹底比較

ベトナム在住者が語る!忖度無し ハノイ/ホーチミンの生活環境を徹底比較
ベトナム生活情報

これからベトナムへ移住を検討している方にとって、どの都市に住むかは非常に重要なポイントですよね。 ベトナム国内でまず比較対象にあがるのは2大都市ハノイとホーチミン。 同じベトナムでも気候から街の雰囲気まで大きく異なるハノイとホーチミンを、カテゴリー別に徹底比較していきたいと思います。 ハノイに3年、ホーチミンに1年住んでいる筆者が見ているリアルに比較をお届けしますので、悩んでいる方は要チェックですよ◎   800ドル以下のサービスアパート(掃除や洗濯などのサービス込みの部屋)はハノイの方が2割近く安いです。 筆者がハノイに住んでいた頃はタイホーエリアと呼ばれる欧米人や日本人が多いエリアで、築3年の1ベッドルームに380ドルで住んでいましたが、ホーチミンで同クオリティを探したときには600ドルの物件しか見つけることができませんでした。 ホーチミンの1ベッドルーム程度の単身向けサービスアパートはホーチミンでは最低500~600ドル程度は掛かりますが、ハノイでは400ドル程度で借りることができます。 一方、1000ドル以上するコンドミニアム(ジムやプールなど完備で、タワーマンションのようなアパート)のような部屋であればホーチミンの方が安いこともしばしばあります。 ハノイと比較するとホーチミンはコンドミニアムの数が多いため、値段も少し安く、選択肢も多いのが特徴です。 ※ホーチミンの部屋は1ベッドルームだとバスタブが付いていない部屋がハノイと比べると非常に多いです。その代わりにプールがついているというケースも多いです。 ハノイは冬があり、ホーチミンは常夏であるというのも影響しているのかもしれませんね。   生活必需品やスーパーでの食材の購入などは大きく差はありませんが、ローカルレストランでの食事代はハノイの方が安い傾向にあります。 ハノイに住んでいた際にローカルレストランでフォーを一杯食べると30,000~35,000VND程度でしたが、ホーチミンでは40,000~50,000VND程度掛かっています。 ローカルレストランで70,000VND前後の麺料理もざらにあるので少々高く感じます。 一方で、日本食レストランはホーチミンの方が充実しており競争率が高いこともあってか、クオリティも高くハノイよりも安価で食べられる食事が多いです。 また、吉野家や一風堂などのチェーン店はホーチミンにのみあり、日本食の価格を押し下げている要因でもありますね◎ タクシー代金はホーチミンの方が少し安い印象がありますが大きな違いはありません。 総合的にみると、家賃がホーチミンの方が高く生活費はあまり変わらないため、全体の支出としてはホーチミンの方が上がることが予想できます!   ハノイとホーチミンで大きく違うのが気候です! 意外と知られていませんが、ハノイは中国のすぐ下に位置し四季がある街なのです。1~2月の最も寒い時には10度を下回ることも稀にあります。 短いですが春や秋もあり、11月頃は1年の中でも最も過ごしやすく気持ちの良い季節となります。 1年の中で半年近くを占めるのは夏で、夏は気温が40度近くまで上がり湿度も90%を超える日々です。 年間を通して湿度が高いため、革製品などはあまり持ち込まないことをおすすめします。 お天気は年間を通して晴れ間は少なく、どんより曇っていることが非常に多いので、日本海側の天気に似ているといわれています。 一方でホーチミンは常夏の街。乾季と雨季の2つに分かれており、年間を通して30度前後の気温を推移しています。 乾季は基本的に1日ずっと青空が続き、雨季でも1日に1~2時間ほど激しいスコールが降ったらその後はすっと止み、涼しくなるのが特徴です。 気候の変化が少ない分住みやすいですが、常に晴れていて紫外線が非常に強いのでその点は注意ですね! 上記の点から、気候は、東南アジアらしいホーチミンを好まれる方が多い印象ですが、四季を感じたい!という方にはハノイが人気ですよ◎   食事は大きく分けてローカルフードとイタリアンフレンチなどの洋食、日本食の3つのカテゴリーに分けることができます。   ≪ローカルフード≫ ハノイはベトナム料理の味付けが中国のルーツが強く出汁の味や塩味が多く、日本人の口に合いやすいです。 一方ホーチミンを含む南部は甘味の強い味付けが多く、フォーの出汁なども砂糖が多く入った甘いスープが多くなっています。 また北部の方がヘルシーな料理が多く、揚げ物などの脂を多く使う料理も南部に多い傾向があります。 ローカルフードは味もお値段もハノイに軍配が上がります。   ≪イタリアン・フレンチなどの洋食≫ ホーチミンには2区のタオディエンというエリアが欧米人が多いエリアとなっており、おしゃれなイタリアンやフレンチ、バーなどが点在しています。 ハノイにもタイホーエリアという欧米人が多いエリアがありますが、その規模はホーチミンが2倍以上で素敵なお店が多くなっています。 ホーチミンは川沿いのオープンスペースなどが多い一方、ハノイは隠れ家風のお店が多く、地理や気候の違いも関係しているのかもしれません。   ≪日本食≫ ホーチミンの日本食は、海外で食べられる日本食の中でも非常にレベルが高いと評判です。 ラーメン、お寿司、焼肉、チェーン店、なんでもあり、また海外で食べることを考えると比較的安価で食べられるのも嬉しいポイントです。 定食であれば1000円程度、居酒屋もあればカウンターのお寿司屋さんもあり、なんでもあるので日本食が食べたい方はホーチミンがおすすめです◎ 一方ハノイは、ホーチミンと比較すると日本食レストランの数は少なくなります。 それでも近年では、2023年にはカレーチェーン店ココ壱番屋が初めて進出しました。 ハノイは政治のお膝元であり、外国企業に参入障壁が高いためチェーン店やコンビニなどもホーチミンのみ進出しているケースがほとんどです。 参入障壁の高さから、レストランの数が増えないこともありなかなか競争率が上がらないのが難点です。 そうはいっても、ハノイでも一通りの日本食を食べることができますので安心してください◎ 上記の通り料理によって違いがありますが、ローカル料理はハノイ!洋食や日本食はホーチミン!という声が多いです。   お子さまがいる方にとっては重要なのが、現地の教育事情ではないでしょうか。 まず、最も日本人のお子様が海外で通うことの多いのが現地の日本人学校。日本人学校はハノイ・ホーチミン共に1校ずつあり、小学部の1年生から中学部の3年生まで通学可能です。 ハノイは小学部が約400名、中学部が約90名、ホーチミンは小学部が約400名、中学部が120名と海外の日本人学校の中でも規模の大きい学校となっており、2024年現在生徒数はまだ増える見込みだとのことです。 高校からは日本人学校がなく、インターナショナルスクールか現地校になってしまうため、高校受験のタイミングで帰国する家庭が多くなっています。 また、学校外での塾や習い事も年々増えてきています。 ハノイであれば栄光ゼミナールや早稲田進学ゼミナール、ホーチミンであれば早稲田アカデミーやone塾、そろばん教室などもあります。 また日系の英会話教室やサッカー教室、ダンス教室などの習い事もあり、多くのお子様が通っています。 インターナショナルスクールもアメリカ系、イギリス系それぞれありますが、学費は日本のインターナショナルスクールより高いため、会社からの補助があると行かせるという方も多いです。   ハノイ・ホーチミン共に基本的な治安は良いほうであり、①ぼったくり②ひったくりに気を付けていれば重大な犯罪に遭うことは少ないでしょう。 筆者がハノイからホーチミンに引っ越してくる際には、ベトナム人からも現地在住の日本人からもホーチミンはひったくりやぼったくりが多いから気を付けるようにとアドバイスをもらいました。 空港からのタクシーでのぼったくり被害、お財布を見せると中の紙幣を抜き取られる、路上で携帯電話を使用していたらバイクに乗った人にひったくられる、などがベトナムで耳にする被害です。 しかし、在住者で被害に遭ったという方はほとんど聞いたことがありません。多くは、ベトナムへ観光へ来ている方や、ベトナム滞在日数の浅い方です。 上記のような被害があるということを知り、注意を払っていれば犯罪に遭うことは多くないと言えるでしょう。 筆者は女性一人で深夜まで飲み会などで外出していることもありますが、自宅までタクシーで帰宅するためむしろ安全度は高いと感じています。 生活は日本に住んでいた際と変わらない生活をしていますが、鞄をむやみに置いてトイレへ立たないなどの予防策は講じています。   ホーチミンとハノイでは街の雰囲気は大きく異なります。 ハノイはまだあまり高層マンションは多くなく、ノスタルジックな懐かしい雰囲気を感じることができます。 一方で、ホーチミンは高層マンションなどの高い建物が多く、中心地はフランス建築なども多くあり都会的な雰囲気があります。 街並みの雰囲気だけは好みがありますので、懐かしい古きよきベトナムの雰囲気を味わいたい方はハノイ、都会的なモダンな雰囲気を好む方はホーチミンをお勧めします。 筆者はどちらも大好きで、甲乙つけることができません…。   6つのカテゴリーに分けて、ホーチミンとハノイを徹底比較してみましたが、いかがでしたか? 気候面ではホーチミンが人気ですが、家賃などの物価はハノイの方が安く、ローカルフードもハノイに軍配があがります。 一方で、日本食などを重要視される方や便利で都会的な暮らしを好む方はホーチミンが住みやすいと思われます。 大きく雰囲気が異なるハノイとホーチミン、決める前にまずどちらも旅行に行ってみるというのもありかもしれませんね◎ ベトナムでの生活のイメージがつき、期待する移住となることを願っております。  

2024.02.12

【ホーチミン/暮らし】現在注目を集めるおしゃれエリア「タオディエン地区」のおすすめスポットをご紹介~2024年最新版~

【ホーチミン/暮らし】現在注目を集めるおしゃれエリア「タオディエン地区」のおすすめスポットをご紹介~2024年最新版~
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナム・ホーチミンを代表するおしゃれな地区といえば「タオディエン/Thao Dien」エリアです。 今回は、旅行者や初心者の方へ向けて旧ホーチミン2区のおしゃれ街、タオディエンの魅力についてご紹介いたします。   欧米人を中心とした外国人向けのコンドミニアムやヴィラ(邸宅)、インターナショナルスクールや飲食店が多く集まるエリアです。 在住者の間では「ホーチミンの代官山」と称される、言わずと知れた注目のおしゃれスポットで 「ホーチミン中心部の喧騒から離れてゆったり過ごしたい」 「おしゃれな雑貨店やカフェに行きたい」 「雄大なサイゴン川を眺めたい」 という方におすすめです。 ちなみに「タオディエンはホーチミン2区にある」と紹介されることが多いですが、2020年に「2区」「9区」「トゥードゥク区」が合併したため、現在タオディエンエリアはトゥードック市となっています。   ホーチミン1区から車で20分程度の場所にあります。Grabタクシーでは片道13万VND~15万VNDで移動することができます。 1区の中心にあるバクダン港公園にあるバクダン船着場からフェリーでサイゴン川を渡ってタオディエンエリアにアクセスすることも可能です。 フェリーに乗る場合は、人気ですので早めにチケットを確保しておくことをおすすめします。   じっくり買い物や食事を楽しみたい方は、お店の営業が開始する午前中から街歩きを楽しみ夕方まで滞在する半日観光プランが王道です。 朝7~8時、夕17時~19時頃まではラッシュアワーで交通渋滞が発生しやすいため、予定がある方は時間に余裕を持って移動するように心がけましょう。   ベトナムといえばカゴバック。こちらでは、普段使いしやすいデザインが豊富で価格も20万VND~50万VND程度とお手頃なのも嬉しいポイントです。 カゴバックだけでなく、ワンピースやバッグに付けるスカーフなども取り扱っています。 パールの付いたカゴバック40万VND   ホーチミンにあるエコフレンドリーショップ。洗剤類の消耗品の量り売りは感度の高い在住者も利用しています。 繰り返し使えるストローや天然素材の生活用品など、見ているだけでもおしゃれな雑貨が揃います。   ハーブ、木、花から蒸留した天然石鹸、お香、香水を取り扱うお店です。洗練された雰囲気の店内でオーガニック製品を購入することができます。 ベトナムではオーガニック製品も根強い人気があります。おしゃれなパッケージの石鹼はお土産にもおすすめです。   ▼ベトナムのオーガニック製品が気になる方はこちらのページもご覧ください。 ベトナムはオーガニック天国!?おすすめの自然派コスメをご紹介!   ポップな雰囲気の店内は3階建てで、ベトナムモチーフの雑貨が数多く揃います。市場でのお買い物とは異なり、おしゃれな雑貨を落ち着いて購入することができます。観光客だけでなく、現地の若者も多く訪れています。 バインミー柄のトートバッグ23万VND   ベトナムのおしゃれ食器といえば「アマイ」です。ベルギー人とオーストラリア人が立ち上げたベトナム食器店で、在住者も愛用している人も多数。 ベトナムらしい素朴さとカラフルな色彩がマッチしたテーブルウェアは思わず手にとってしまいます。   ベトナムの高級チョコレート店といえば「メゾン・マルゥ」です。タオディエンエリアにはフラグシップ店があり、アイスクリームやケーキを楽しめるカフェスペースがあります。 お買い物と休憩も兼ねて、明るく広い店内で過ごしてみてはいかがでしょうか?   NOTE-The Scent Labはベトナムで香りの体験を広げるフレグランスショップで、香水作りのワークショップやキャンドル作りワークショップ等を開催しています。 ワークショップはHPから予約することができます。旅の思い出に自分だけの香りを作ってみてはいかがでしょうか?   先日オープンした麻布台ヒルズにも出店しているピザレストランです。日本人オーナーがベトナムで立ち上げたこのピザレストランは、現地の人にも大人気で夕食の時間帯は予約必須です。 ホーチミン市内に複数店舗あり、どの店舗もおしゃれで洗練された雰囲気です。タオディエンにあるこちらの店舗は「キッズスペース」があり家族連れも安心です。 種類豊富なピザはハーフ&ハーフも可能   ベトナムはフランス領時代の名残もあり、フレンチも美味しいことで有名。こちらは、ブルターニュ出身のオーナーが経営する本格クレープとガレットのレストランです。 欧米人が多く集まるタオディエンエリアで東洋のプチパリを体感できること間違いありません。   カフェとおしゃれな雑貨がそろう空間です。こちらには、ホーチミンで四半世紀開業しているオーダメイドショップ「Zakka Tailor-Flame Tree by Zakka」があり、現在は金曜日と土曜日のみ11:00a.m. から16:00p.mオープンしています。 かわいいデザインの布を使用した自分だけのお洋服、ぜひオーダーしてみてはいかがでしょうか? Instagram「Zakka Tailor-Flame Tree by Zakka」   サイゴン川沿いにあるレストラン。The Deck Saigon には日没の時間帯に訪れるのがおすすめです。 夕日に照り映えるサイゴン川はまさに絶景。ベトナムでのロマンチックなひと時を過ごすことができます。   2024年1月19日に新しくオープンした「タオディエン ナイト ストリート」は現在6か月間の試験期間中で、金曜日と土曜日の午後 7 時から午後 2 時まで営業しており、音楽やストリートフードを楽しむことができます。 ホーチミン市には「グエンフエ通り」と「ブイビエン通り」の2つのナイトストリートがありますが、こちらは主に観光客をメインターゲットにしたナイトストリートとして注目を集めています。 (参考URL)   2019年にオープンしたラグジュアリーホテル。豪華な客室とサイゴン川を眺める共有スペースは、落ち着いたホーチミンステイにおすすめです。 バクダン渡船場からスピードボートで移動するプランなどがあり、宿泊者からのクチコミ評価も高いホテルです。   タオディエンエリアでは「ヴィラ」に宿泊するという選択肢もあります。豪華な外観と客室は写真映えもしそうですね。 他にもいくつかのヴィラがありますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?   比較的お得な価格で宿泊できる4つ星ホテルで、ベトナムの伝統的な木製家具の落ち着いたインテリアがラグジュアリーな雰囲気です。 夜はライトアップされたベトナム1の高さを誇る「ランドマーク81」を見渡せ夜景を楽しむこともできます。   コロナ禍の影響を受けて営業日や営業時間が変更になった店舗もあります。行きたいお店はFacebookページやInstagramなどで最新の情報を確認してから行くようにしましょう。 また、ベトナムでは来客が少ない日は閉店時間前でも早めに営業を終わらせてしまうお店もあります。行きたいお店には早めに行くのがベストです。   欧米人が多く住むタオディエンエリアですが、ローカルな雰囲気も残っています。そのため道の舗装がはがれていたり、段差が大きかったりする箇所もあるため、ヒールの靴よりスニーカーなど歩きやすい靴での散策がおすすめです。   タオディエンエリアは歩道が少なく、バイクや車との距離が近く感じるエリアもあります。道路の横断は十分に気を付けるようにしましょう。 道が歩きにくい場合はGrabタクシーを上手に使って移動するのがおすすめです。   2024年最新のタオディエンエリア情報をご紹介しました。「タオディエン ナイト ストリート」の営業が開始したことやタオディエンエリアと中心区を繋ぐ地下鉄開業も控えており、ますますタオディエンエリアが発展していくことが予想されます。 雑貨、おしゃれエリアが好きな女性におすすめのタオディエン、一度訪れてみてはいかがでしょうか?  

2024.02.05

【ベトナム/生活】これで安心!現地の薬局で購入できる薬やサプリをご紹介!

【ベトナム/生活】これで安心!現地の薬局で購入できる薬やサプリをご紹介!
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異国の地に住んでいると、慣れない環境や食べ物で体調を崩すこともしばしば。 そんな時に現地で自分の身体と病状に適した薬が買えると安心ですよね。 怪我や病気になってからでは慌ててしまいますので、事前に薬局で購入できるものや薬の名前、病状などを伝えられるように準備しておきましょう。 そこでこちらの記事では薬局で購入できる薬と、英語やベトナム語での説明方法についてご紹介します。 ハノイやホーチミンであれば日本人が多く住むエリアは英語が流暢な店員さんがいることが多いので安心ですよ◎   ベトナムで最も有名な薬局といえば青看板が目印のPharmacity。 ベトナム国内に1000店舗以上を構えるPharmacityはホーチミンであれば1区のレタントン通りやVinhomes Landmark city内、ハノイのタイホーエリアのXuan Dieu通りなど日本人がよく住むエリアにあり、きちんと整理されて商品が陳列されており見やすいので利用しやすい店舗です。 Pharmacityは薬とサプリなどが中心で、コスメなどはほとんど販売していません。 その他にも街を歩いていると、いろいろな場所で薬局を見かけることができます。 ベトナムの多くの薬局で購入できるものは薬、サプリ、飲み物などですが、ホーチミンにあるマツモトキヨシではコスメなどがたくさん販売されており、日本のドラッグストアと似ています。 ベトナムの薬局の便利なところは、薬が一錠から購入できると言う点です! 1錠、シート1枚、一箱、などと量を選んで購入できるので、単身でそんなに沢山あっても必要ないという方にも安心ですよ◎   外国人が多いエリアであれば、ほとんどのスタッフが英語を話せるため症状を伝えればそれにあった薬を出してくれます。 薬は風邪や腹痛などを起こした時の内服薬から、怪我をした際の湿布や塗り薬までなんでも取り揃えています。 湿布などは店内にありますが、薬はレジにいるスタッフに伝えないと出してもらえませんので、声をかけてくださいね。 症状を伝えるか、欲しい薬があればその写真を見せれば、在庫があるか探して販売してくれます。 また、日本では医師の処方箋が必要な薬も、ベトナムでは薬局で購入できるものが多いため便利です。 最近日本でも薬局にて購入ができるようになった、肥満治療薬オルリスタットなどもベトナムでは安く購入が可能です。 具体的な症状の伝え方は下記の通り☟ ちなみにベトナムでは腰が痛いとはあまり言わず、腰でも背中でも『背中が痛い』と表現をします。腰痛というのは日本独特の言い回しですね◎ 日本語 英語 ベトナム語 頭が痛いです。 I have a headache. Đau đầu お腹が痛いです。 I have a stomach ache. Đau bụng のどが痛いです。 I have a sore throat. Đau họng 鼻水が出ます。 I have a runny nose. Sổ mũi 熱があります。 I have a fever. Bị sốt 腰が痛いです。 I have a backache./ I have a back pain. Đau lưng 下痢です。 I have diarrhea. Bị tiêu chảy 生理痛です。 I have period pain. Đau bụng kinh/ đau bụng tới tháng 右足をねんざしました。 I sprained my right ancle. Chân phải bị bong gân   解熱や鎮痛作用のあるParacetamolが主成分の薬がPanadorです。 Panadorは頭痛や熱などの一般的な風邪の症状や生理痛などの鎮痛剤としても使用でき、ベトナムでは最も主流な風邪薬として販売されています。 1錠でparacetamol(パラセタモール/アセトアミノフェン)が500mgと含有量が多めなので、最初は半錠などで試してみてもいいかもしれません。 ※日本の風邪薬の売れ筋はパブロンなどですが、2錠で300㎎のアセトアミノフェンが含まれていますので、1錠で500㎎は少し多いですね。   食あたりなどのウイルス性の下痢に有効で、日本からベトナムに来るとお世話になる方も多いかもしれません。 現地の食べ物が最初は合わず、腹痛や下痢などにあった場合に薬局に行くとSmectaを処方してくれることが多いです。 こちらは日本で佐藤製薬がスメクタテスミンという名で出しており、腸内環境を正常に戻してくれる薬として有効です。   ベトナムでは野菜などについている虫が体内に入り、お腹を壊してしまうことがあるため、定期的に虫下しと呼ばれる薬を飲むことが推奨されています。 半年に1度程度、お腹に異常がなくても飲んでおくことで虫がいた場合に排出することができますので保険として飲んでおくと安心ですね。 稀に服薬後、気持ち悪くなる方もいるようなので、最初はタイミングを計って飲むことをお勧めします。   15,000VND~50,000VNDで熱さまシートを購入することができます。 店舗内に陳列しているので、見つからなければ写真を見せれば教えてくれますよ。 日本で購入する半額程度で買えるので、わざわざ日本から持ってこなくても大丈夫なので安心です◎   ベトナムでももちろん目薬は購入できます!お値段も25,000~60,000VND程度と比較的安価です。 しかし、ベトナムはコンタクレンズが日本ほど普及しておらず、メガネが一般的ですので、コンタクトレンズ用の目薬や洗浄液などは購入することができません。 コンタクトレンズを使用している方は、日本から関連製品も持ってきておくことをお勧めします。   生理用品や歯磨き粉、虫除けスプレー、マスクなどの日用品も購入することができますが、日本のドラッグストアほど種類や数は充実していません。 女性にとって心配なのは生理用品ではないでしょうか? 日本ブランドの製品もあり、日本で購入するものと同じ品質の製品も一部購入できますが、値段は1.5倍程度となります。 また、日本ではあま見かけないCOOLタイプのスーッとするものが売っていますので、購入する際には商品パッケージをしっかり確認してください。 こちらは暑い東南アジアの国ならではのラインナップかもしれませんね!   あのエマ・ワトソンが飲んでいると話していたこともあるビタミンサプリのベロッカや、その他の各種栄養がとれるサプリなども幅広く販売されています。 筆者もサプリはいろいろ試しましたが、Pharmacityで発売されているベロッカのジェネリック品、RE-ENERGIZE(写真参照)をずっと愛用しています。 ビタミン補給をしたい時や、二日酔いの時にもビタミン剤は有効と言われていますよ◎ また、少し先述しましたが、脂っこい食事を摂る際に一緒に飲むことで30%の脂を吸収せずに排出してくれるオルリスタット(ゼニカル)という薬も購入できます。 日本でも昨年認可が降りたため薬局などで購入できるようになりましたが、以前は美容クリニックでのみ購入が可能であり高額でした。 本来は医師に正しく処方されたものを飲むことをお勧めしますが、ダイエットに使用している日本人の方もいますし、出張者で大量購入して帰国された方もいましたよ。   ベトナムの薬局のイメージはつかめましたでしょうか? ベトナムの薬局は日本と比較すると、処方箋なしで購入できる薬が非常に多いです。また、薬の値段も安く、一錠から購入できるためとても助かります。 一方で、医者の処方なしで購入できてしまうため、誤った飲み方や適していない薬を選んでしまう可能性もあります。 また、薬全般において1錠あたりの有効成分含有量が多いため、日本で飲みなれている薬と比較すると日本人には強すぎることがよくあります。 判断に困る場合は、速やかに病院に行き診断を受けて正しく用法・容量を守って飲むようにしてくださいね。 こちらの記事がベトナム生活を送るみなさまにとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです!

2024.02.01

【ベトナム/ホーチミン】おすすめ観光スポット・半日観光モデルコースをご紹介

【ベトナム/ホーチミン】おすすめ観光スポット・半日観光モデルコースをご紹介
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今回は、ベトナム最大の経済都市「ホーチミン」の見どころガイドとホーチミン市の魅力を余すところなく巡れるモデルコースをご紹介いたします。 旅行者の方はもちろん、ベトナム在住で日本からの出張者をおもてなしする際の参考になりましたら幸いです。   ベトナム南部にあるホーチミン市の日本との時差は2時間で、ベトナムは日本より2時間遅れています。サマータイムは導入されておらず、全国で同じ標準時が使われているため、ベトナム国内での時差もありません。 (例) 日本がお昼の12:00のときベトナムは朝の10:00となります   ベトナム通貨の単位はドン(VND)です。小銭はなく、全て紙幣です。1000の位を「K」と省略して表記することがよくあります。 観光客向けのお店屋やホテルではクレジットカードが使用できますが、ローカル屋台や市場などは現金払いなので小額紙幣を中心に持っておくと安心です。 (例) 50,000VNDのドリンクは「50」または「50K」と表示します   両替は「空港」「ホテル」「街中の両替店」「銀行口座」「ATMキャッシング」などができますが「街中の両替店」の換金レートが良いと言われています。 お金の桁数が大きく、慣れないうちは間違えてしまうことがよくあります。お金を扱う際は落ち着いてよく確認するようにしましょう。 1円=166.86VND 1USD=24612.48VND ※2024年1月25日現在   ホーチミンは年中常夏で2シーズンに分けられ、「4~10月の雨季」「11月~3月の乾季」となっています。年間平均気温は28℃で、近年の日本の夏よりも涼しく感じる日が多く、とても過ごしやすいです。 基本的に夏の服装で大丈夫ですが、エアコンが効きすぎていたり朝晩は涼しく感じたりすることもあるため、軽い長袖の上着があると安心です。また日差しが強いため日焼け対策は欠かせません。 雨季には主に夕方に激しい雨が短時間降ります。1時間程度で止んでしまうため、傘の出番はあまりありません。   公用語は「ベトナム語」です。ベトナム北部と南部では単語や発音に多少違いがあります。ホーチミン市では一部のローカル店を除き、ほとんどの人が簡単な英語のコミュニケーションをとることができます。 さらに、日本語対応可能な店舗やホテルもあります。 日本語可能な滞在先をお探しの方は下記記事をご参照ください。 【ベトナム/ホーチミン】おすすめ!出張ホテル10選   ホーチミン市は16区、新都市1市、郊外県5県の構成となり(2020年にトゥードゥック区、2区、9区が合併)2095平方キロメートル(ベトナムの0.63%の広さ)で、東京都と殆ど同じ大きさです。 ホーチミンの中心地・主要な観光スポットが集まるのは1区と3区のエリアです。このエリアに主要なホテルや飲食店も集まっており、タンソンニャット国際空港から1区・3区までは車で30分程度と近く便利な立地です。しかし、ラッシュアワーは交通渋滞が発生するため時間に余裕を持って行動しましょう。 「ホーチミンの代官山」と例えられるトゥードック市・タオディエン地区や中華街チョロンのある5区も近年人気スポットとなっています。   空港から市内へのアクセスは「タクシー」か「市内バス」という選択肢になります。「市内バス」は5000VND~と安価ですが、慣れない旅行者には「Grabタクシー」がおすすめです。 スマホの配車アプリでGrabでは中心地まで10万VND~20万VND程度で利用できます。   ここからは、日本からホーチミンに到着して巡りたい主要な観光スポットをギュッと詰め込んだ半日観光モデルコースをご紹介いたします。 駆け足で巡るコースとなりますので、観光スポットをじっくり堪能したい方は各自で調整されてみてくださいね。   まずは可愛らしいピンク色の外観が「写真映えスポット」として有名な「タンディン教会」です。タンソンニャット空港から車で20分程にある3区に位置します。内部の見学はタイミングが合えば可能です。 外側からも可愛らしい外観を眺めることができます。徒歩5分にある「タンディン市場」も布市場として有名なスポットで、ローカル味あふれる市場です。 住所:289 Hai Bà Trưng, Phường 8, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh 休業日:月曜日   次にベトナムといえば、フォー。観光客がひっきりなしに訪れる有名店です。こちらはタンディン教会から徒歩10分のところにあります。フォーは「牛肉」「鶏肉」があり、牛肉は部位も選ぶことができます。あっさりとしたスープは初めての人でも食べやすくおすすめです。 こちらで頂ける「バインフラン」はベトナム風蒸しプリンで絶品です。食後のお口直しにいかがでしょうか? 住所:260C Pasteur, Phường 8, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh 開店時間:月~日 6:00~   次に向かうのは、Phở Hòa Pasteurから車で約10分の「統一会堂」です。南ベトナムの大統領官邸として使われた建物で、内部の見学も可能です。 応接室や屋上にある砲撃跡などを見ることができます。入場は午前8時~午後3時30分までで、チケットは大人一人4万ドンです。 住所:Ben Thanh, District 1, Ho Chi Minh City 営業時間:月~日 8:00~16:00   「統一会堂」から徒歩5分程度のところにある「中央郵便局」です。こちらは1891年にパリのオルセー美術館をモデルに建てられたコロニアル建築が美しい郵便局です。 現在も郵便局として現役なのは驚きですね。入口付近にはお土産屋さんもあり、ホーチミンを代表する観光スポットの一つとなっています。 中央郵便局の目の前には2025年まで改修中の「聖母マリア教会」もあります。 住所:02 Công xã Paris, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:7:30~18:00(日8:00~17:00)   中央郵便局から車で10分程度にあるベンタイン市場は、屋根のある広大な敷地内に食料品からお土産物まで何でも揃います。 日本語対応できるベトナム人店員も多く、非常に活気のある市場です。値切りのコツは「お店の去り際」でお客さんが帰ろうとするタイミングに最安値を提示してくれることもあります。大量購入の場合はさらに安くなることもあるので、交渉してみてはいかがでしょうか? 住所:Ben Thanh, District 1, Ho Chi Minh City 営業時間:6:00~22:00(店舗により異なります)   ベンタイン市場から徒歩10分大通りを進むと、歩行者天国の「グエンフエ通り」に着きます。 グエンフエ通りの北正面に位置する「ホーチミン人民委員会庁舎」はフランス植民地時代を象徴する豪華な建築物です。人民委員会庁舎を背にそびえるホー・チ・ミン像とぜひ一緒に写真を撮ってみましょう。 日が暮れると「グエンフエ通り」にはたくさんの人や屋台、パフォーマーが集まり毎日お祭りのような雰囲気でこちらも必見です。 住所:Số 86 Đ. Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 710212 営業時間:入場は不可(外観の見学のみ可能)   「人民委員会庁舎」から徒歩5分にある市民劇場はバロック様式の美しい劇場です。現在の姿はサイゴン300周年を記念した復元ですが、今でも地元の人や観光客に愛されるイベント会場・フォトスポットとなっています。 住所:07 Công trường Lam Sơn, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 710212 営業時間:イベント開催時のみ入場可   ベトナムのお土産といえばチョコレート。ベトナムチョコレート店でも有名な「メゾン・マルゥ・サイゴン」でホーチミン1区には5店舗あります。超高級チョコレートはお土産として喜ばれること間違いありません。イートインスペースのある店舗では、ケーキやチョコレートドリンク等を頂くことも可能です。観光途中のひと休みにおすすめです。 住所:89 Đ Mạc Thị Bưởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 営業時間:9:00~22:00   ベトナムらしさを堪能したい方には「ロンヴァン水上人形劇」がおすすめです。ベトナム北部で11世紀ごろに誕生したとされ、水を満たしたステージで、生演奏に合わせて人形や神話上の生き物が生き生きと操られる不思議な伝統劇です。 会場は「統一会堂」から徒歩5分程度のところにあり、チケットは一人30万VNDでオンラインで購入することもできます。オンラインで購入した際は決済完了画面を入場口で見せて入場しましょう。 人気のため早めにチケットを確保しておくことをお勧めします。講演は17:00~の部と18:30~の部の2回となっています。 住所:55B Đ. Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 営業時間:17:00~/18:30~   ホーチミン1区レタントン地区にほど近い「クアンブイ」は落ち着いたおしゃれな空間で、ベトナム料理を楽しむことができるレストランです。 春巻きやバインセオ、えびのタマリンドソース炒め等ベトナムらしさの味わえるメニューで、その味付けも在住者の間では好評です。一品ずつが大きいため2~3人でシェアすると丁度良いでしょう。 住所:1B Ngô Văn Năm, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:7:00~23:00   レストラン「クアンブイ」から車で15分のところにある「Landmark81」はホーチミンビンタイン区にある高さ461.3mのベトナム1の高層ビルです。 最上階の展望台からも夜景を見ることができますが、おすすめなのは75階にあるバーカフェ「Blank Lounge Landmark」からの眺めです。 ドリンクは20万VND~と比較的リーズナブルで、タイミングが良ければ外のデッキで夜景を楽しみながらドリンクを飲むことができます。もちろん事前の予約も可能です。 1区やトゥードック市の夜景を一望でき、ベトナムの経済発展の勢いを体感できること間違いありません。 住所:208 Nguyen Huu Canh, Ward 22, Binh Thanh District Floor 75th – 76th, Landmark 81, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:9:30~0:00   「統一会堂」から車で10分程度、「ブイビエン通り」はバックパッカー街として知られていますが、ベトナム最大の眠らないナイトスポットです。日が暮れると道の両サイドにあるクラブから大音量の音楽が流れ、お立ち台で踊るベトナム人ダンサーを見ることができます。 日本では体験できない音量や人々の熱気をぜひ味わってみてはいかがでしょうか? 住所:Pham Ngu Lao, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:18:30頃~2:00頃(店舗によって異なります)   ベトナム・ホーチミンでおすすめの観光スポット、モデルコースをご紹介しました。ホーチミンは空港も中心区に近く観光スポットも集まっている経済都市です。 ホーチミン中心区以外にも、タオディエン地区やメコン川クルーズに行きたい場合は2泊3日がおすすめです。 ホーチミンには「服のオーダメイド」や「マッサージ」など他にも楽しみ方がたくさんあります。この記事を参考に、素敵な時間を過ごされてくださいね。  

2024.01.29

【ベトナムで運転したい方必見】免許の取得方法を解説!

【ベトナムで運転したい方必見】免許の取得方法を解説!
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日本の都心部では、電車やバスなどが移動手段の中心となりますが、海外へ移住した場合、現地にてその土地での移動手段が必要ですよね。 ベトナムへ移住すると、移動手段の中心は電車ではなくバクシーやバイクとなります。 ベトナムはバイク天国なので、どこへ移動するにもバイクでの移動が便利です。 特に日本でも車やバイクを運転していた方であれば、ベトナムに来ても自分で運転できると行動範囲が広がりますよね◎ そこで、こちらの記事では日本で持っている免許をベトナムで使用するための方法や、ベトナムで免許を取得する方法について徹底解説していきたいと思います!   ベトナムで自動車免許を新規取得するには、3カ月以上の滞在ビザが必要です。 取得方法については、免許センターに代理で申し込みをする窓口業者に依頼が可能であり、申し込みをすると後日試験日が通知されます。(目安:1~2週間後) また、申し込み時に指定の病院が知らされるので、健康診断を試験日までに受診する必要があります。 試験は基本的に学科試験と実技試験の両方あります。(※受ける免許の種類によっては学科免除、実技のみ) 学科試験は、パソコンで回答する選択形式で25問出題され、そのうち21問以上の正解で合格となります。 ※学科試験はベトナム語のみで、英語や日本語での受験はできませんので、ベトナム語ができないとハードルは急激にあがります。 また、実技試験のコースは八の字コース、幅狭直進、ジグザグ運転、でこぼこ道の4つに分かれており、八の字コースが一番の難関です。 先日ベトナム人の友人が実技を受けて、まさに難関の八の字コースから外れてしまい不合格となりました… ※試験はマニュアル車での実施が多いので、オートマのみしか運転できない方は事前に確認しましょう。 ≪ベトナム運転免許試験のポイント≫ ・学科試験はベトナム語のみ! ・実技試験はマニュアル車の可能性有!事前確認しましょう! 上記の内容より、日本人が一からベトナムで免許を取得するのは少々難しいかもしれません。 一方で、日本で取得するよりもはるかに料金が安いので、ベトナム語を習得しており免許を持っていない方は挑戦してみてもいいかもしれませんね◎   続いては、もうすでに日本の免許を持っている方が、ベトナムの免許に切り替える方法について紹介していきます。 ベトナムと日本では加盟する国際条約が異なるため、日本で発行された国際運転免許証は使用できません。 ただし、日本の運転免許から書き換えることでベトナムの免許取得が可能です。 上記理由から、ベトナムで免許切り替えの手続きをしなければいけません。切り替え方法の手順をチェックしていきましょう!   免許を切り替えるにあたり、事前に揃えなければいけない書類があります。 何か一つでも不足している場合、ベトナムの機関は容赦なく突き返してきますのでご注意ください。 コピーが1枚必要なはずなのに、急遽2枚と言われたり突然の変更が多いので、特に各書類のコピーは多めにとっておいて損はありません。 必要書類一覧は下記をご参照ください☟ ① 運転免許切替申請書 ② 日本の運転免許証(原本・コピー2部)および翻訳文(ベトナム公証役場での公証済みのもの) ③ パスポート(原本・コピー2部) ④ ベトナム滞在許可書(原本・コピー2部) ⑤ 顔写真(カラー、縦4cm×横3cm) ※各種書類のコピーの提出は1部と言われていますが、その時により2部必要だと言われるケースがあるので念のため2部用意しておくことをお勧めします。 また、上記の②の運転免許証の公証も事前に済ませましょう。 運転免許証の公証に必要な書類は下記の通り☟ ①日本の運転免許証(原本) ②日本の運転免許証のコピー(3部) ③パスポート(原本) 翻訳と公証にかかる費用は100,000VNDです。書類提出時料金の支払いもありますので、現金を持っていくことも忘れずに! 免許証のコピーは2部と言われたり、3部と言われたりすることがあります。 また、原本は提出することになるため、パスポートが手元にない期間に使用することも考えて追加2部ほど予備としてコピー・所持頂くのがお勧めです。 ホーチミン・ハノイの公証役場は下記の場所にあります。 公証は約3日程掛かるので、時間に余裕を持っていきましょう。 ※ホーチミン公証役場   ※ハノイ公証役場   ①で揃えた全ての書類を持ち、いざ!免許書き換えのため交通運輸局へ行きます。 交通運輸局では簡単な英語が通じるので、ベトナム語が話せなくても手続きは問題なくできるでしょう。 申請は書類の提出が済んだら終わりです。 申請してから5営業日、約1週間程で切り替えが完了するので、申請時に渡される引換用紙を提出すると免許証を受け取ることができます。 免許証を受け取る際に、書き換え料金135,000VNDも併せて支払ってください。 ※日本の普通車のみの運転免許でベトナムでバイクを運転することはできませんので注意してください。 →バイクを運転する場合は、日本の自動二輪運転免許から切り替えるか、もしくは普通車のみの運転免許から切り替えた後、バイクの実技試験(筆記試験は免除)に合格しバイクの運転免許を取得する必要があります。 ※日本のオートマ限定の免許証からベトナムの免許証に切り替えはできません。 ホーチミン・ハノイの交通運輸局は下記の通りです。 ※ホーチミン交通運輸局 ※ハノイ交通運輸局   日本の道路は左側通行ですが、世界的にみると右側通行が多く、ベトナムも右側通行です。 最初は左折の難しさやどのように流れに乗ればよいのか戸惑いましたが、意外とすぐに慣れることができます。 筆者は今では日本に帰ると逆に違和感を感じます笑   日本では信号を守ることは当たり前。対向車線がきていなくても、きちんと青信号になるまで待ちますよね。 しかしベトナムの運転は自由奔放で、一方通行の道が多いのも影響してか、逆走する自動車を見ることもしばしば。 日本と同じ感覚で運転ぜす、信号+自分の目でしっかりと四方から車が来ないかをチェックしてから進むようにしましょう。   日本では歩行者が最優先、車と歩行者が事故に遭うとほとんどの場合、過失割合は車が多くなりますよね。 しかし、ベトナムでは大きい車両が優先のため、その点を十分に理解しておくことが大切です。 市内は大型バスの通行が多く、バス停への停留等の動きも頻繁にあるため、車間距離を詰めすぎないなど注意しましょう。   ベトナムにいると、とにかくクラクションの音をよく聞きます。 日本ではクラクションは極力避け、本当に危険な場合にのみ鳴らすものとされているので、街中でクラクションを聞くことはなかなかありませんよね。 ベトナムではここにバイクがいますよ、車が通りますよ、の合図としてクラクションを鳴らします。 そのため、街中では常にクラクションが響き渡っています。 数か月現地に住んでしまえば、クラクションの音は気にならなくなり、むしろ後ろからクラクションが聞こえてきたら車両が来るから気を付けよう、と思えるようになりますよ。 そのため運転していて小道から大通りに出る際などは、周囲への注意合図としてクラクションを鳴らすことを忘れずに◎   街中を走っているとバイクや車が公安に捕まっている姿をよく見かけます。ベージュの制服を着た公安が交通警察なので、スピードや飲酒などには要注意です。 特にテト休暇前の12月や1月は、1年の中でも最も取締が強化される時期です。 なにかと声を掛けられ、罰金を要求されるケースが多発しています。罰金かバイクの没収になるため、多額の罰金を支払う羽目になってしまうこともしばしば…。 運転ルールは守り、違反しないよう注意しましょう!   こちらの記事ではベトナムでの免許の取得方法についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか? ベトナムでは圧倒的にバイクや車での移動が多くなりますので、自分で運転できると行動範囲も広がり生活もとても便利になります。 こちらの記事がベトナム生活を始めるみなさまにとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです◎ ぜひ免許も取得し、快適なベトナムライフを送ってくださいね!

2024.01.25

【ホーチミン/日本人コミュニティ】参加したい方必見! 現地情報の取得方法(2024年1月最新情報)

【ホーチミン/日本人コミュニティ】参加したい方必見! 現地情報の取得方法(2024年1月最新情報)
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日本からベトナム・ホーチミンへ移住してきた方にとって、現地で日本人の知人がいると非常に心強いですよね。 そうはいってもいきなり日本からベトナムにきて、右も左も分からず知り合いもいない。そもそもどこで日本人に出会えるんだろう…? そんな不安を抱えて、ホーチミンへ移住してくる方も多くいます。 そこで長くベトナムに住む筆者が、ホーチミンでの知り合いの作り方やベトナム情報の取得方法について一挙ご紹介していきます! 渡越前のみなさまには是非参考にして頂き、安心のスタートダッシュを切ってくださいね◎   ホーチミンには在住日本人が登録されているだけで約1万人、実際にはそれ以上いると言われています。 ホーチミンはベトナムの中でも経済参入障壁が低いこともあり、ベンチャー企業や飲食業などの進出が顕著です。そのため比較的若い世代の日本人が多くなっています。 他諸国と比較すると日本人の人数は多いですが、そうはいっても1万人程度。日本人街や日本人が住むアパートなどには知り合いも沢山おり、街を歩いていれば出会うこともよくあります。 また日系企業が集まっているビルも多いため、日本人同士の結びつきはあらゆるところで密であると言えるでしょう。   ホーチミンには日本人が行っているスポーツや趣味などのクラブ活動や、県人会と呼ばれる同じ都道府県にゆかりのあるメンバーで集まって食事会などをする会があります。 その他にも出身大学が同じ人たちで集まる会や、同年会と呼ばれる同じ年齢のメンバーの会など、様々なコミュニティがあるのでそれらに参加することで幅広い日本人に知り合うことができます。 ベトナムに住む日本人の多くが、この方法で現地での日本人の知り合いを作っています。 ベトナムで刊行している日系のフリーペーパーであるVetterにも様々なコミュニティの一覧と連絡先が記載されているので、そこから興味のあるコミュニティを見つけて連絡をしてみてください◎ 記載がないもの以外にも様々なコミュニティがあるので、知り合いに聞いてみると興味のあるコミュニティが見つかるかもしれません!   ベトナムで習い事を始めて知り合いを作るという方法もあります。 ヨガクラスやベトナム語などの語学学習を通して、友人を見つけるのも良い方法でしょう◎ 趣味や目的が同じ仲間なので、仲良くなりやすいこともありおすすめですよ!   お酒が好きな方は日本人が集まるバーなどに行き、知り合いを見つけるという方法もあります。 ホーチミンでは1区のレタントンエリア、ビンタイン区のファンビッチャンエリアには日系のお店がたくさんありますが、その中でも一人でも行きやすいお店をご紹介します! ◆Lozzi(ビンタイン区・ファンビッチャン/ワインバー) 日本人女性とベトナム人のスタッフがお店に立っていて、カウンターとテーブル席があるアットホームなワインバーLozzi。 女性ママさんを売りとしている雰囲気のお店ではなく、ゆったりリーズナブルにワインが飲めて女性一人でも行きやすいお店というのが特徴です◎ カウンタ―には常連さんや一人で来ている方も多く、そこで知り合って話が盛り上がることもしばしば。 ゆっくり飲みたい、ワインが好き、という方にはおすすめのバーです!   ◆うたっていいとも(1区・レタントンヘム内/カラオケバー) こちらは日本人がたくさん集まるカラオケバーです。カラオケバーと言っても一人でも女性でも行きやすいカウンターメインのバーで、店長は日本人男性◎ 日本人女性や日本語が上手なベトナム人スタッフさんもいるので、ちょっと飲んで誰かと話したいな~という時にもおすすめ。 比較的若いお客さんの層が若いので、20代30代の方が行きやすいお店です◎ 歌わなくても全く問題ありませんが、歌が好きな方は是非行ってみてくださいね!カラオケをきっかけに他のお客さんと仲良くなったりすることもありますよ!   ◆k-wine bar(1区・レタントン/ワインバー) 1区レタントンエリアにあるワインバーK-wine。 こちらはベトナム人のママさんがいるワインバーで、年齢層は40代以上のお客さんが多いカジュアルワインバーです。 カウンタ―と数席のテーブルがあり、常連さん同士の交流もあるので、40代以上の男性の方には特におすすめです! おつまみやパスタなどのお料理もたくさんあり、とても美味しいのでサクッと夕食を食べに行くだけでも良いですね◎   Vetter(ベッター) ベトナム在住の日本人に向けて作られているメディアで、webとLINEと冊子があります。 ベトナム生活において必要な情報をカテゴリー毎に出しており、飲食、教育、旅行、美容、医療などの様々な情報を知ることができます。 日本人がよく訪れるスーパーやレストランにフリーペーパーとしておいてあり、ウェブからも情報を得ることができます。 お店を調べたい時などには非常に便利な媒体なので、LINE登録をしておくと便利です◎   Vietnam Sketch(ベトナムスケッチ) ベトナムスケッチもVetter同様、ベトナムに住む日本人向けに様々な情報を提供しているウェブマガジンです。 サイトが見やすく、比較的若い方に人気の媒体です。食や買い物、旅、教育などカテゴリー毎に情報を調べることができ、エリアも分かりやすく載っているので、サイトで情報を得たい方にはおすすめです◎   Poste(ポステ) POSTEはVetterやSketchとは少し異なり、ベトナムにまつわるニュースを中心に日本語で提供しているニュースサイトです。 生活情報も出していますが、ベトナムのニュースをリアルタイムで知るのに非常に便利なサイトです。 筆者はベトナムの生活情報はVetterやSketchから、ニュースはPosteから知るというパターンが多いですよ◎   VIETJO(ベトジョー) ベトナムニュースを日本語で提供しているニュースサイトです。 Poste以上に経済や政治にまつわるニュースを多く掲載しており、ベトナム在住のビジネスマンの方々は愛読されている人も多いニュースサイトです。 会員になるとより多くの記事が読めるのでベトナムの最新情報を得たい方はVIETJOを読むのがお勧めですよ◎     Facebook ベトナムで最も使われているSNS媒体といえばFacebookです。 お店の予約、賃貸アパート探し、習い事探しや洋服の購入まで何でも叶うのがFacebookです。 レストランもFacebookを通してメッセージを送るのが、証拠が残り最もスムーズな方法です。大抵のレストランはFacebookを作成しているので、お店のページから連絡してみることをお勧めします◎ またアパートを借りる時には、初めは日系不動産屋を通して探してもらうのが安心ですが、慣れてくると直接オーナーとやりとりができるFacebookでの検索がお勧めです。 筆者も引っ越しの際にはFacebookのアパート情報グループに参加し、直接オーナーと連絡を取り内見したり物件を決めたりしました。 仲介がいないため家具の交渉や家賃交渉ができますよ◎   Instagram そして次に情報を見つけやすいのがInstagramです。特に現地に旦那さんの帯同で在住している奥様方のアカウントがたくさんあり生活情報を多く得ることが出来ます。 カフェやご飯の情報、お買い物情報など生活に根差した情報はInstagramから得ることをお勧めします! 『ホーチミン/ハノイ在住』『ホーチミン/ハノイレストラン』などのワードで検索するとなによりも最新の有益最新情報を手に入れることができますよ◎   Twitter ベトナム在住の日本人でtwitterを利用している方も沢山います! 割合としては男性が多い印象ですが、困ったことがあり質問を投げるといろいろな方が回答をくれて、いろんなことが解決する優れもの◎ 最新情報も多く、顔が見えづらいこともありより率直な意見を見ることができる場でもあります。 オフ会なども実施しており、グループで食事会を行ったりと知り合いを作ることもできるので知り合いを作りたい方にもおすすめです! 筆者もそれぞれ用途ごとに使い分けているので、是非一度試してみてくださいね。   現地に日本人の知人がいることや、現地の情報をリアルタイムに得ることは、海外に在住するうえで非常に重要なことですよね。 何か困ったことがあり気軽に聞きたい時、おもいっきり日本語で話がしたい時、病院などに行く時に安心できる情報が欲しい時、など現地生活において日本人の仲間や日本語での情報は非常に助かります。 筆者もベトナムに来る前にこれらの情報を知っていたら、もっとスムーズなベトナム生活が始められたのだろうなあと思い、こちらの記事にまとめました。 これらの内容がホーチミンに来る皆様にとって、有益なものとなりましたら嬉しい限りです◎