ベトナムでの生活をもっと便利にしてくれるフードデリバリーアプリ。
この記事では、特におすすめのデリバリーアプリ3つを詳しくご紹介します。
慣れない海外での食事も、これらのアプリを活用すれば簡単でスムーズです。
また、登録や支払い方法、節約テクニックまで解説しているので、初めて利用する方でも安心して使い始められます。
ぜひ、ベトナムに行く際はフードデリバリーアプリを使ってみてください。
ベトナムのデリバリーアプリ3選
海外に滞在しているとき、ホテルまで食べ物を届けてもらいたいと感じることはありませんか?
特にベトナムは日本より気温が高いため、外に出るのが億劫になりがちです。
さらに、時期によっては雨季で雨が続き、外に出られないこともあります。
そんな時におすすめなのがデリバリーアプリです。
ここからは、現地で特におすすめのアプリ3つをご紹介します。
GrabFood
GrabFoodは、東南アジア全域で利用されている大手配車アプリ「Grab」が提供するフードデリバリーサービスです。
ベトナムでは多くの日本人にとって定番のアプリとなっており、交通手段だけでなく食事の注文にも大いに活用されています。
Grabはフードデリバリーに加え、食材や日用品の配達も可能です。
また、万が一注文した商品が届かなかったり内容が違った場合でも、アプリ内のチャット機能を通じてサポートセンターに問い合わせができ、返金や再配達の対応をしてもらえます。
このような安心感が多くのユーザーから支持を得ている理由です。
さらに、Grabでは頻繁に割引キャンペーンが実施されており、プロモーションを活用することでお店で食べるよりもお得に食事を楽しめることも少なくありません。
注文する時には、利用可能なクーポンを忘れずに確認してみてください。
ただし、レストランによってはメニューがベトナム語のみで表示される場合があります。
その際は、メニュー写真や翻訳ツールを活用しながら注文を進める必要があります。
Capichi
Capichiは、日本人による運営が特徴のフードデリバリーアプリです。
2020年3月にハノイとホーチミンでサービスを開始して以来、日本人利用者を中心に人気を集めています。
現在、利用可能な店舗は500を超え、幅広いジャンルの料理を楽しめます。
このアプリ最大の魅力は、日本語対応が完璧に整っている点です。
注文から支払いまで、すべて日本語で完結するため、ベトナム語や英語に不安がある人でも安心して利用できます。
取り扱う店舗は主に日本人経営で、信頼性が高いことも特筆すべきポイントです。
また、利用できる料理の幅広さも大きな魅力で、お弁当や日本料理にとどまらず、ベトナム料理、中華料理、西洋料理、さらにはスムージーやスイーツまで注文可能です。
Capichiでは、店舗ごとに動画レビューも用意されており、料理のクオリティや雰囲気を事前に確認できます。
日本人が運営しているからこその細やかな配慮があり、安心感と使い勝手の良さが両立したアプリと言えるでしょう。
ShopeeFood
ShopeeFoodは、ベトナム国内で人気のグルメアプリ「Foody」と、大手ECサイト「Shopee」が手掛けるデリバリーサービスです。
このアプリは、フードデリバリーに加えて、雑貨やドラッグストアの商品、さらには花束ギフトまで多岐にわたる配達サービスを提供しています。
また、他にもクーポンやタイムセールがよくあり、安く利用できます。
そのため、リーズナブルに楽しみたい人におすすめです。
ただし、ShopeeFoodは日本のApple Storeでは検索できません。
iPhoneをお使いの方は、Apple IDの国設定を変更する必要がありますので、ダウンロード時には注意しましょう。
この点をクリアできれば、コストパフォーマンスの高いデリバリーアプリとして活躍してくれます。
ベトナムのフードデリバリーアプリに登録する方法
ベトナムでフードデリバリーアプリを利用するには、まずアプリへの登録が必要です。
初めて利用する方でも迷わず進められるように、登録手順をわかりやすく解説します。
以下の方法に沿って準備すれば、すぐにアプリで便利なデリバリーサービスを楽しめます。
アプリをダウンロード
まずは、利用したいフードデリバリーアプリをスマートフォンにダウンロードしましょう。
iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playストアを開き、検索バーにアプリ名を入力します。
人気のGrabやShopee、Capichiなど、ベトナムでよく使われるアプリがいくつかありますので、目的に合ったものを選びます。
アプリを見つけたら「インストール」ボタンをタップし、ダウンロードとインストールを完了させてください。
個人情報を入力
アプリをインストールしたら、起動してアカウント登録を開始します。
ほとんどのフードデリバリーアプリでは、電話番号を使用した登録が必須です。
登録画面で電話番号を入力すると、SMSで認証コードが送られてきます。
認証コードをアプリ内の専用画面に入力すれば、本人確認が完了します。
また、名前やメールアドレスの入力が求められる場合もあります。
入力した情報は、注文確認やサポートのやり取りで使用されるので正確に入力しましょう。
PINを入力する
個人情報の入力が終わると、セキュリティを強化するためにPINコードの設定が求められる場合があります。
これはアプリにログインする際や、支払い情報を変更する際に必要となる重要なコードです。
他人に知られないよう慎重に設定しましょう。
支払い方法を登録する場合は、クレジットカードやデビットカード情報を入力できます。
フードデリバリーでの支払い方法
ベトナムでフードデリバリーを利用するなら、支払い方法はぜひ押さえておきたいポイントです。
現地に住み始めたばかりの方でも安心して使える仕組みが整っています。
ここからは、代表的な支払い方法をわかりやすくご紹介します。
現金払い
現金払いは、料理が届いたときに配達員へ直接支払うだけなので、事前の登録や特別な準備は必要ありません。
ベトナムでは現金払いが広く受け入れられており、多くのフードデリバリーアプリでこの支払い方法を選べます。
例えば、GrabFoodのような人気アプリでは、支払い画面で「Cash(現金)」を選ぶだけで設定が完了します。
ただし、現金払いにはいくつか注意点があります。
例えば、30,000ドン(約200円)の商品を購入する際に200,000ドン(約1,200円)や500,000ドン(約3,000円)などの高額紙幣を渡したとき、相手がお釣りを用意していない場合もあります。
事前に適切な金額を準備しておくと、トラブルを避けられて安心です。
電子決済
よりスムーズで便利にフードデリバリーを利用したい方には、電子決済がおすすめです。
GrabFoodなどのアプリでは、クレジットカードやデビットカードのほか、GrabPayやPayPalといった電子マネーも利用できます。
電子決済を使えば、注文から支払いまでをすべてアプリ内で完結できるため、配達員とのやり取りも最小限で済みます。
電子決済を利用するには、まずアプリ内で支払い方法を登録する必要があります。
GrabFoodの場合は、アプリの「支払い」の設定画面からカード情報や電子マネーを登録できます。
セキュリティコードや本人確認が求められることもあるため、案内に従って設定を進めましょう。
安くフードデリバリーを利用する方法
フードデリバリーはとても便利ですが、頻繁に利用していると料金が気になることもあります。
実は、少し工夫をするだけで、デリバリーサービスをもっとお得に楽しめます。
ここでは、節約しながらフードデリバリーを利用するためのアイデアをご紹介します。
クーポンやセールを利用する
フードデリバリーアプリでは、さまざまなクーポンやセールが定期的に開催されています。
例えば、GrabFoodではプロモーションと呼ばれる割引キャンペーンがあり、簡単な手順で利用できます。
このプロモーションは、アプリ内で現在利用できる割引情報を確認し、注文時に適用するだけ。
Grabを例にすると、まずアプリを開いて「メッセージ」をチェックしてみましょう。
ここに利用可能なプロモーション情報がまとめられています。
Grabではタクシーのプロモーションが多いですが、Foodのプロモーションコードが届くことがあります。
注文時には「Promotion」ボタンをタップして、プロモーションコードを入力すればOK。
また、検索の絞り込みで「Promotion」をタップすることで、割引されている商品を表示できます。
ただし、これらのプロモーションには有効期限や適用条件が設定されている場合がほとんどです。
例えば、「特定のレストランのみ適用」「注文金額が一定額以上」などの条件があるため、細かい点を確認しておくのが大切です。
条件をしっかり理解しておけば、より効率よくクーポンやセールを活用できます。
直接店頭に電話する
もう1つの節約術として、フードデリバリーアプリを使わず、直接店舗に電話して注文する方法があります。
アプリを通じて注文すると便利な反面、手数料が追加されます。
店舗に連絡して注文することで、手数料を払わずに安くなるのです。
ただし、店舗への電話注文には注意点もあります。
多くの場合、ベトナム語での会話が必要になるため、言語に自信がない場合は簡単なフレーズを事前に調べておくか、英語が通じるお店を選ぶのがおすすめです。
少し手間がかかるかもしれませんが、その分お得に利用できるのは嬉しいポイントです。
ベトナムでフードデリバリーをするときの注意点
ベトナムでフードデリバリーを利用するのは、手軽で便利な方法です。
ただ、日本とは少し事情が違う部分もあるため、利用する際には気をつけたいポイントがいくつかあります。
スムーズに使いこなすために、よくある注意点をチェックしておきましょう!
配送先の住所を正しく記載する
デリバリーを頼む際に最も重要なのは、間違いなく「届け先」を正しく設定することです。
アプリで注文を進めるときは、自分の住所が正確に入力されているかをしっかり確認しましょう。
ベトナムでは、同じ名前のホテルや建物が近くに複数存在している場合もあります。
そのため、うっかり別の場所を選んでしまうケースも少なくありません。
また、マンション名や部屋番号を記載し忘れると、配達員が迷ってしまい、料理が届かないこともあります。
さらに、地図上のピンの位置が微妙にずれていることも頻繁にあります。
心配なときは、建物名、階数、部屋番号までしっかり入力しましょう。
些細なことに思えるかもしれませんが、この確認を怠ると、大きなトラブルにつながることがあります。
注文を確定する前に、一度じっくりチェックしてみてください。
きれいな状態で届かない場合がある
ベトナムでフードデリバリーを利用すると、日本では経験しないようなちょっとした問題が起きることがあります。
例えば、スープが容器からこぼれていたり、トッピングを追加注文したのに入っていなかったりすることがあります。
ひどい場合には、まったく別の注文が届くことも。
また、袋がしっかり封されていないために、料理がぐちゃぐちゃになっていることも考えられます。
そんなトラブルに遭遇したときは、落ち着いてアプリのサポート機能を利用しましょう。
GrabFoodなどでは、問題があった料理の写真を撮り、サポートセンターに送信することで、返金や再配達を迅速に手配してもらえます。
最初は手間に感じるかもしれませんが、アプリの対応は意外とスムーズなので心配いりません。
まとめ
ベトナムでのフードデリバリーは、現地の暮らしを支える大切なツールです。
GrabFood、Capichi、ShopeeFoodなどのアプリを上手に活用すれば、さまざまな料理を自宅で楽しめます。
住所の記載や中身のチェックなど注意点を押さえながら、プロモーションやタイムセール、電子決済でお得に利用するコツも忘れずにしましょう。
これらのポイントを意識して、快適で充実したデリバリーを楽しんでください。